秩父夜祭_2015(18)
やっと来ました本町屋台の出番。このとき既に19:56。痺れを切らして登場したと思われるが、ここで出番を待っていた私たちは、この屋台を追いかけていくか、どこかにしけこんで空腹を満たし、寒さをしのぐしかない。何せ、この屋台が団子坂を上るまでに相当に時間がかかる。そして、お旅所での神事が始まるのだ。
ともあれ、殿の本町屋台がやってきた。
近づいてきた
こちらの屋台も鬼板が立派だ。
豪華な龍の彫り物なのだそうだ。暗くてよく分からなかった。こういうのは、日中にきちんと撮っておくべきだった。

屋台でもこれだけの曳き手がいる。何しろ人手を大いに要するイベントなのだ。これだけの人が懸命に曳いているというのに、団子坂の急勾配をなかなか上りきることができなくて四苦八苦するのだ。





いよいよ
最後に登場する屋台だから、きちんと撮りたいと思っていた。だが、意に反してボケボケ写真ばかり。私ではなく、カメラの方が、若干疲れてきたのかなあ。









御神酒一杯千円木札付きなのだとか。屋台が足止めを食らっているときにしか、販売できないのかな?
元データを拡大して確認したら、確かに裏返しだが、『御神酒一杯』の文字が見えた。おまけの木札には『本甼』の焼き印が押してあった。一種のサポーター気分かな。

この時、ちょうど20:00。前述したとおり、お旅所の賑わいはこれから本格化するのだ。だが、ここにいる人は交通規制があって、近づけない。私が申し込んだバスの出発は23:00で、バスに乗車できるのはその1時間前の22:00だ。いつもここで、時間のつぶし方を考え込んでしまう。今回は空腹癒しと寒さしのぎに時間を費やすこととした。
本町屋台の鬼板の写真があるHPへjump
2012年の夜祭におけるお旅所の様子
ぶれぶれの写真ばかりで恐縮。もうちょっとうまくとらなくてはいけないのだが、…。










次回がこのシリーズの最終回です。