スパリゾートハワイアンズ1泊旅行(5)
2日目は、あいにく厚く雲が空を覆う天気だったが、雨が降らないだけマシと気持ちを切り替えて、いわき市内の観光をして回った。今回の最大の目玉は、国指定天然記念物の中釜戸の枝垂れ紅葉見物。以下で取り上げているものだ。
中釜戸の枝垂れ紅葉
いわき市渡辺町中釜戸にある国指定の天然記念物の枝垂れ紅葉。スパリゾートハワイアンズの訪問も今回が初めてだったが、合併前から私が住んでいた同じ磐城市内にあったのに、行ったことがなかった。スパリゾートハワイアンズに行ってみたい気持ちと同じくらい、この枝垂れ紅葉を見たかった。
昭和12年に国の天然記念物に指定されたという説明文を読み、同行の仲間が『自分の生まれ年に指定されたのか』と感慨にふけっていたが、約80年前の指定だった訳だ。
この枝垂れ紅葉は、イロハカエデの突然変異だそうだ。樹幹が白くねじ曲がり、ところどころにコブができているのが特徴。
いわき市の資料によれば、傘の広がりは東西約10m、南北約2m。樹高6.8m、根周り2.75m、胸高直径1.1m。樹齢不明。
ガイド氏は500年ほど経過しているようだといっていたが、ネットで検索すると、根拠があるのかどうか知らないが、700年という人もいるようだ。
東北大地震の震度6弱1回、1か月後の震度6弱2回にも耐えたようだ。長寿&突然変異でいまだに現役の樹木。一度見る価値はありそうだ。





















大分長い年月を経たと思しき石碑


