兵庫県内を見て回る(9)
ベンの家
好き嫌いが分かれる異人館だと思う。私は決して嫌いではないが、かなりの迫力で、たじろぐ方が多数いらっしゃるのは間違いがないところだろう。
展示物は立派なのだが、床の傷みがひどい感じ。何か月か休館して、修復工事をした方が良いように思った。
以下の個々の写真には、一部の例外を除いて説明を加えないでおく。その方が実際に自分の目で見た感じに近くなると思うから。



皮を剥がれて、壁に貼り付けられているのは、ボブキャット。体長は、65~105cmくらいだそうだ。























明治35年(1902年)、神戸居留地に商館として建築された西洋館で、その後北野町の現在地に移築し、イギリス貴族で狩猟家のベン・アリソンの日本での自邸となりました。塀、壁、建具などは全て居留地に竣工した当時のまま現存しています。また、館内にはベンが世界各地で射止めた動物の剥製が展示されており、中には巨大なホッキョクグマやムース、リンクス、ヘラ鹿など、絶滅危惧種も含まれています。動物をモチーフにした珍しいデザインのステンドグラスも使用されています。
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英国の貴族で狩猟家であった冒険家ベン・アリソン氏の旧邸。数ある異人館の中でも建築の古さは屈指です。館内には、住人であったベン・アリソン氏が世界中を旅して集めた猛獣・珍獣・貴重な動物の剥製がズラリ。アメリカの国鳥に指定されている「白頭鷲」の雄姿、鯨の仲間「イッカク」の長大な歯、銀白色の特異な巨体の「ヌー」など迫力に満ち、なかでも巨大なポーラーベアーは圧巻です。