兵庫県内を見て回る(7)
北野の異人館を見て回る(1)
まずは、小手調べというか、足慣らしというか、異人館街の手前の教会などを見る。今回だけは館内に入らずに外観を撮ったものを取り上げる。次回以降は実際に中に入って、じっくり撮らせてもらった。
神戸バプテスト教会
名前だけは知っているが、詳しくは知らない。洗礼の仕方が独特だ(水の中にずぼっとつける感じ)と聞いたことがある程度だ。



バプテスト(英: Baptist)は、バプテスマ(浸礼での洗礼)を行う者の意味に由来しており、イギリスの分離派思想から発生したキリスト教プロテスタントの一教派。個人の良心の自由を大事にする。
バプテストは17世紀頃にイギリスで始まり、現在ではアメリカ合衆国に最も多く分布している。アメリカ合衆国の宗教人口はプロテスタントが最も多いが、その中で最も多いのがバプテストである。アメリカ№1と言われるこの保守派に属するバプテスト派、殊に南部バプテスト連盟は、アメリカ合衆国の非カトリック教派団体として最大の規模を誇る。
一宮神社
異人館の町にも歴とした神社があった。この日一日を無事過ごせるように祈った。
兵庫県神戸市の生田神社を囲むように点在している生田裔神八社(いくたえいしんはちしゃ)の一番目の神社だそうだ。ついでながら、三番目は三宮神社で三ノ宮駅近くにあるようだ。

神戸ハリストス正教会
神戸ハリストス正教会は、いわゆる東方教会だ。西方教会はカトリックやプロテスタントが含まれるが、東方教会はギリシャから東方に伝わっていった。もともとはキリスト教は一つのものだったのに、随分違ってきてしまった。
キリスト教で2番目に大切とされるイベントである降誕祭(クリスマス)は、12月25日に固定だと思われている方が殆どだと思うが、正教会では同様に固定ではあるものの、1月7日だそうだ。

聖堂には『八端十字架』が載っている


ここから異人館のゾーンに入る
神戸トリックアート・不思議な領事館
旧ヒルトン邸・明治後期築で、神戸市指定No.11伝統保存建造物だそうだ。ここはケチってというか、トリックアートに興味がなくてというか、とにかく入らなかった。

元パナマ領事の住居で執務室もそのままの洋館です。また、ダイニング、ベッドルーム、ライブラリー、サンルーム等も公開しています。マヤと中央アンデスで発掘された土器や土偶がたくさんあり、随所に展示されています。また、入口にある彫像「シーホース」は、頭をさわると願いことが叶うといわれており、人気です。
ラインの館
現在は休館中。耐震工事中のようで、館内への立ち入りはできないが、敷地内への立ち入りは自由にできる。








大正初期の建築で、木造2階建下見板張りオイルペンキ塗りで、開放されたベランダ、ベイ・ウィンドー、軒蛇腹、よろい戸など、明治時代のいわゆる異人館の様式をそのまま受け継いでいる建物です。庭には蘇鉄や楠の大樹があり、心地よい緑陰をつくっています。「ラインの館」という名称は市民の愛称募集で入選した名前ですが、「この館の下見板の横線(ライン)が美しいから」という由来から名称が決定しました。
神戸北野美術館

北野通りに面する石垣上に1898年に建設された異人館で、戦後は1978年までアメリカ領事館官舎として使用され、その後アールヌーボーのガラス美術を展示した公開異人館「ホワイトハウス」を引き継いで、1996年11月に神戸北野美術館として開館した。2011年4月にリニューアルオープンし、「モンマルトルの丘の画家たち~神戸北野異人館街・パリ市モンマルトル地区 友好交流展~」を開催中。
シティ・ループ
私はJR三ノ宮駅から歩いてきたが、このバスを利用する人も少なくないようだ。なかなか格好が良いバスだ。
