またも出かけた日本民家園(11) - またも出かけた日本民家園_2015_Oct
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またも出かけた日本民家園(11)

(15)北村家住宅《神奈川の村》
国指定の重要文化財が続く。こちらも、日本民家園の説明によれば、建築年代がはっきりしていて(今から328年前の建築物)、建築としても非常に優れており、日本で最も重要な民家の一つといえると激賞している。
それはさておき、板の間がないわけではないが、かなりの部分が『竹簀子の間』になっている。既出の『土座』にも驚かされたが、こちらも負けていない感じだ。素人目には、こちらの竹簀子の間の方が、専門家の着目点より衝撃的に映る。

外観
外観_1
客人はこの縁側から『オク』に入るようになっていた。まさか、竹簀子を歩いて『オク』に向かってもらうのは憚られたのだろう。
外観_2
屋内
間取り
間取り
筵が敷いてあるとはいえ、竹の節や結わえる紐があった。これに当たる確率は少なからずあったことだろう。長時間座っていても大丈夫だったのか気になる。また、冬は床下から冷気が吹き上げてきそうだ。う~~ん。
屋内_1
屋内_2
屋内_3
屋内_4
屋内_5
不思議なことに炊事場所だけは板の間だった。いわゆる座り流しだ。正座して賄い支度をしていたのだろう。
屋内_7
屋内_8
屋外
ごくわずか紅葉が見られた
屋外_1
校外学習がここでも行われていた。まさか天秤棒が出てくるとは思わなかった。
屋外_2
ここの果実はとってはいいのかなあ。いい訳ないか。
屋外_3

国指定重要文化財
旧所在地:神奈川県秦野市堀山下
建物区分:農家(名主の家)
構造形式:寄棟造、茅葺、桁行15.6m、梁行8.9m
建築年代:貞享四年(1687)、墨書
貞享四年の墨書が残る古民家

AzTak
Posted by AzTak
投稿 2015年11月08日
最終更新 2015年11月08日

10 Comments

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makira  

こんばんは!

AzTakさん、こんばんは!
竹簀子の竹は強度の問題もあるのでしょうが
結構太いものを使っていますね!
長時間の座姿勢はきつかったでしょうね。
座布団みたいなものは無かったのかな~?

2015/11/08 (Sun) 02:01

tgryu  

こんにちは。
田舎の農家では昔、板の間にゴザ敷きは見たことがありますが
『竹簀子の間』は初めて拝見しました。
夏場は涼しいでしょうけど、いくら神奈川でも冬は寒そう。

尾篭な話で恐縮ですが、田舎は井戸があるのがふつうだったので
天秤桶と言えば水より肥溜め桶の印象です(^_^;)。

ryu

2015/11/08 (Sun) 14:31

土佐けん  

こんにちは

校外学習、良いことですね^^
ただ、マンションや鉄筋の家に住んでいる今の子供達に
こう言う藁葺きの家ってどういう風に映るんでしょう?
お釜やかまど、天秤棒など見たことも無いでしょうね。

2015/11/08 (Sun) 16:35

S-masa  

敷いてあるのは”むしろ”(当地の言葉で).
座っていても痛い敷物!今の人にはわからないでしょうね。
こんな”むしろ”の上で寝ていたなんて!(暖房効果は抜群の敷物・・経験あり”、、笑 )

2015/11/08 (Sun) 18:22

AzTak  

Re: こんばんは!

> AzTakさん、こんばんは!

makiraさん、こんばんは。

> 竹簀子の竹は強度の問題もあるのでしょうが
> 結構太いものを使っていますね!

そうですね。細い竹だと、私のように一時軽く3ケタの体重だった者などが乗ると、場合によっては折れてしまうことが考えられたでしょうから。私も結構太い竹なんだと驚きました。

> 長時間の座姿勢はきつかったでしょうね。
> 座布団みたいなものは無かったのかな~?

実はこの後にももう一軒同じく国指定重要文化財の家屋で、竹簀子の間のあるところが出てきますが、しっかりした座布団が用意されていました。こちらにはどういうわけか置いてありませんでしたね。床上公開の時は出すのかもしれませんが、どうなんでしょうね。
竹簀子の間では、大体の人が胡坐をかいて座っていました。もしも正座したら、どうなんでしょうね。私は右ひざの靭帯が3度の部分断裂でかなり細くなっていて、現在は正座ができないのです。なので、そこは試したことがないのですが、厳しいのではないかと思います。

2015/11/08 (Sun) 18:48

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 田舎の農家では昔、板の間にゴザ敷きは見たことがありますが
> 『竹簀子の間』は初めて拝見しました。
> 夏場は涼しいでしょうけど、いくら神奈川でも冬は寒そう。

(ФωФ)フフフ・・・、土座と竹簀子にはびっくりさせられますよね。
この日本民家園には中部地方よりも東側の古民家ばかり集めてあります。西日本の古民家も展示してあったら、もう一つ二つ驚く要素があったかもしれませんね。

> 尾篭な話で恐縮ですが、田舎は井戸があるのがふつうだったので
> 天秤桶と言えば水より肥溜め桶の印象です(^_^;)。
>
> ryu

ははは、一緒に行った仲間がそのことを小学生に話したら、露骨に嫌な顔をされていました。
いわきには相馬の松川浦の牡蠣を天秤棒で担いでやってくるおじいさんがいました。その頃は、牡蠣が苦手でもったいないことをしたものだと悔やんでいます。

2015/11/08 (Sun) 18:56

AzTak  

Re: こんにちは

土佐けんさん、こんばんは。

> 校外学習、良いことですね^^
> ただ、マンションや鉄筋の家に住んでいる今の子供達に
> こう言う藁葺きの家ってどういう風に映るんでしょう?
> お釜やかまど、天秤棒など見たことも無いでしょうね。

大都市川崎市のこまっしゃくれた子供たちです。かなりのカルチュア・ショックがあったことでしょうね。
ですが、私などはかまどでご飯炊きをさせられていました。結構自信があります。天秤棒も行商に来たおじさんにお願いして担がせてもらいました。
なのですが、都会の高校に進学したので、そういうことはおくびにも出さずにいました。

2015/11/08 (Sun) 19:02

AzTak  

Re: タイトルなし

S-masaさん、こんばんは。

> 敷いてあるのは”むしろ”(当地の言葉で).
> 座っていても痛い敷物!今の人にはわからないでしょうね。
> こんな”むしろ”の上で寝ていたなんて!(暖房効果は抜群の敷物・・経験あり”、、笑 )

筵は日本全国、共通語でしょう。ですが、筵のことを知らない人が増えているのでしょうね。
私は、あの上で寝転がるのは何の抵抗もないのですが、同行者に勧めても試す人はほとんどいない感じです。汚れるから嫌なのかなあ。
さすがに、懐かしいのは筵だけで、その下が竹の簀子の床なんて、ここで見るまで知りませんでした。
あれは長時間だと答えるかなあと正直なところ思いました。

2015/11/08 (Sun) 19:09

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2015/11/08 (Sun) 19:46

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2015/11/08 (Sun) 21:17

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