『和のあかり×百段階段展』(6)
清方の間と頂上の間とは客が入りすぎ。観光バスでやってきて階下のレストランの何処かで食事の後に、こちらに繰り出したご一行と鉢合わせをしてしまったようだ。
展示されたあかりは、2つとも山口県のもの。非常にポピュラーなもので、会場を華やいだものにしてくれたようだ。





天井画は松岡映丘門下の作品です。前室、本間ともに格天井で、本間の床柱は黒柿の銘木を使用。
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提灯のあかり ~山口県・柳井市「柳井金魚ちょうちん祭り」
今から約150年の昔、柳井の熊谷林三郎が、青森の「ねぶた」にヒントを得、伝統織物「柳井縞」の染料を用いて創始したといわれている「金魚ちょうちん」。そのちょうちんをモチーフにした夏のイベントで、白壁の町並みを始めとする会場内に装飾された約2,000個の金魚ちょうちんに灯りを灯し、金魚ちょうちんから洩れるほのかな灯りが幻想的な雰囲気を醸し出します。
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提灯のあかり ~山口県・山口市「山口七夕ちょうちんまつり」
山口県日本三大火祭りのひとつで約600年前の室町時代、大内のお殿様が笹竹の高灯籠に火を灯したことから始まる「山口七夕ちょうちんまつり」。山口市の会場一帯に灯される3万個以上のちょうちんの中は本来、すべて蝋燭の灯りですが、文化財「百段階段」の頂上の間でご覧いただく今回の展示では温かみのあるLEDを使用します。
百段階段
百段階段の窓や階段・天井はこんなふう



雅叙園ホテルの装飾(1)
エレベータ
皆このように見事な螺鈿細工の装飾が施されている。いつも惚れ惚れしながら見ている。



回廊を飾る見事な画
江戸時代の風俗を表した艶やかな彩色木彫板が飾られている。かなり肉厚の木彫で、今にも飛び出してきそうな印象を受ける。いつ見ても凄いものだと思う。










