『和のあかり×百段階段展』(1) - 『和のあかり×百段階段展』_2015_Jul
FC2ブログ

『和のあかり×百段階段展』(1)

7月3日(金)から8月9日(日)まで、目黒雅叙園ホテルの百段階段で、イベントが行われた。百段階段でのイベントは、ずっと質の高いモノを提供してきている。だが、惜しいかな、今までは写真撮影は一切まかりならぬという扱いだった。
今回、フラッシュや三脚の使用はNGだが、写真撮影はOKとの扱いにしてくれたので、喜び勇んで出かけた。
例によって例のごとく自転車操業状態なので、撮って出しのものばかり。α6000で撮影した。


エレベータを降りたところにあった生花作品
週替りで各流派が展示を担当するようだ。私が行った時は清泉古流・西村一紗氏の作品が展示されていた。いきなり度肝を抜かれた感じ。ここ以外にも飾られていたのかもしれないが、気づいたのはここだけだった。
清泉古流・西村一紗氏の作品

十畝(じっぽ)の間
百段階段の途中にある七つの間の内の最初の間である『十畝の間』。出だしから強烈なインパクトが有った。どんな感じかは各自で判断されたい。
十畝(じっぽ)の間_1
十畝(じっぽ)の間_2
十畝(じっぽ)の間_3
十畝(じっぽ)の間_4
十畝(じっぽ)の間_5
十畝(じっぽ)の間_6
十畝(じっぽ)の間_7
十畝(じっぽ)の間_9
十畝(じっぽ)の間_10
十畝(じっぽ)の間_11
十畝(じっぽ)の間_12
十畝(じっぽ)の間_13
十畝(じっぽ)の間_14
十畝(じっぽ)の間_15
十畝(じっぽ)の間_16
十畝(じっぽ)の間_17
十畝(じっぽ)の間_18

天井には23面の鏡板に荒木十畝により四季の花鳥画が描かれています。黒漆の螺鈿細工が随所に見られる重厚な作りの部屋です。
 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
葛飾北斎のあかり ~葛飾北斎の「浮世絵あかり行燈」
平成28年4月に開館予定の「すみだ北斎美術館」協力のもと、墨田区出身の世界的な浮世絵師「葛飾北斎」の浮世絵を和紙の行燈に仕上げます。
90年にわたる生涯で93回の転居、約70年間の創作活動で30以上の画号を使用した北斎。出版当初から相当な評判を博し当初予定されていた36図から全46図まで制作された「冨嶽三十六景」など、誰でも一度は見たことのある名作を和紙越しのやわらかいあかりでお楽しみください。

 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
江戸職人のあかり ~江戸切子、かんざし、漆、組子
数多くの職人たちが集まっていた江戸の街。現代でも東京には多くの職人が日本の伝統文化を今に伝えています。
本展では文化財「百段階段」の漆修繕に携わっている墨田区の漆職人・安宅氏が所属する「墨田区伝統工芸保存会」をはじめ、美術大学生と職人との交流も盛んな江戸川区の職人らを招き、「江戸職人の匠の技」を展示します。江戸切子、かんざし、漆、組子など日本人の美意識に根差した伝統の技を柔らかなあかりで照らします。
【墨田区の職人】江戸切子(山田 真照)、錺かんざし(三浦 孝之)、漆(安宅 信太郎)
【江戸川区の職人】江戸硝子(中村 弘子)、組子建具(山川 英夫)、組子細工(田中 孝弘)

 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
暗闇に浮かび上がる126枚の日本画と12の日本のあかり。あかりを消した文化財を”日本人が愛してきた12の和のあかり”で照らします。”
昭和初期を代表する日本画家たちの絵に囲まれた色彩空間を舞台に「全国の祭りのあかり」「和紙のあかり」「草木のあかり」「夏のあかり」など、日本人が愛してきた12のあかりを灯す「和のイルミネーション」。3.5mの天井高いっぱいに展示される“青森ねぶた”や、“葛飾北斎”の浮世絵を和紙の行燈に仕上げるインスタレーション、500個の“江戸風鈴”のライトアップ、部屋いっぱいに飾られる可愛らしい“金魚ちょうちん”、
優しいあかりに照らされる“草木のあかり”、江戸職人の作る“江戸切子”“かんざし”“漆”“組子”など“いつまでも見ていられる心安らぐ和紙のあかり”が文化財を優しく照らします。


『何度目かの川崎市立日本民家園』シリーズは、始まったばかりですが、私の勝手な判断で一旦中断し、こちらのシリーズを先に取り上げます。m(_ _)m
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2015年07月09日
最終更新 2015年07月09日

16 Comments

There are no comments yet.

cobo-fe  

>暗闇に浮かび上がる126枚の日本画と12の日本のあかり。
展示されている数々の貴重品もさることながら、それを見事に写されていますね~。
シャープさと後ろのボケ具合とか、思わずうなりました。
その撮影技術にこのカメラ・・・鬼に金棒ですね(^^)

2015/07/09 (Thu) 06:56

-  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/07/09 (Thu) 11:40

のんびり熊  

AzTakさん

こんにちは
何とも贅沢な部屋ですねえ。
江戸の職人技を引き継いでいる現代の職人さんも素晴らしいです。

2015/07/09 (Thu) 12:44

ijin  

目黒雅叙園

今日は。

最初にご無礼をお詫びします。

目黒雅叙園は上京した時ら聞いていた名です。
近くを通ったこともあるでしょう。

入ったことはありません。

十畝(じっぽ)の間の展示物。
私も拝見したいものばかりですね。
カメラに確り収めたい第一はガラス製品。

東海道の諸景の色彩も自然の感じです。

α6000もお調達。。
流石ですね。
M3と言い。。。。

これだけ多くの撮影に使われるなら。。
お金も惜しくありませんね。


私のお願い事早速ご承諾。有難うございます。
AzTakさんのお手許に、しばしの間でも留めればそれで十分です。
できれば。。私より長生きして欲しいの願いもありますが。。

週明けに届くように手配いたします。

再々のご訪問有難うございます。
もう一度、ご無礼を詫びあします。

2015/07/09 (Thu) 18:26

AzTak  

Re: タイトルなし

cobo-feさん、こんばんは。

> >暗闇に浮かび上がる126枚の日本画と12の日本のあかり。
> 展示されている数々の貴重品もさることながら、それを見事に写されていますね~。
> シャープさと後ろのボケ具合とか、思わずうなりました。
> その撮影技術にこのカメラ・・・鬼に金棒ですね(^^)

ここは、撮影条件が比較的良かった間でした。この先、悪戦苦闘シーンが続きます。笑わないでくださいね。

この間を飾る江戸から東京へと連綿と続く職人たちの世界。上方に見劣りしないものがあるということを確認できて、内心ホッとしました。

2015/07/09 (Thu) 19:52

AzTak  

Re: タイトルなし

こんばんは。

> 凄い技術と感性ですね。日本の職人のレベルの高さを再認識します。

上方の職人さんならば、当然のレベルなのかもしれませんが、東京の現代作家も決して見劣りするものではない感じですね。少し嬉しくなりました。

> 屋内での撮影は光量に制限がありかなり難しいと思いますが、綺麗に撮れてますね。素晴らしいです。

ここはまだ条件が良かったのです。特別なパラメータ設定を行わずに済ませることが出来ました。
この先は、条件が微妙になり、悪戦苦闘しました。特に静水の間では苦労しました。もともと数多く撮ったわけではありませんでしたが、半分はNGになってしまいました。ISO感度を高い値に固定しておけばよかったと思います。秩父夜祭りの失敗撮影を思い出してしまいました。

2015/07/09 (Thu) 20:00

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 何とも贅沢な部屋ですねえ。

そうですね。こんな感じの部屋が百段の階段の途中に七部屋あります。展示物が何もなくても十分通用する感じかなあと思います。

> 江戸の職人技を引き継いでいる現代の職人さんも素晴らしいです。

これは意外なほどでした。中島誠之助氏じゃありませんが『いい仕事してますねえ』と声を掛けたくなりました。

2015/07/09 (Thu) 20:04

AzTak  

Re: 目黒雅叙園

> 今日は。
> 最初にご無礼をお詫びします。

ijinさん、こんばんは。
堅苦しいことは抜きにしましょう。ご訪問頂きありがとうございます。

> 目黒雅叙園は上京した時から聞いていた名です。
> 近くを通ったこともあるでしょう。
> 入ったことはありません。

雅叙園の創業者が叩き上げの方で、上位クラスのところに負けないようにと資金を投入したようです。
コンセプトは庶民階級でも十分に感じることができる美しさの追求だとか。確かに惜しげも無く、お金をつぎ込んだように見えました。

> 十畝(じっぽ)の間の展示物。
> 私も拝見したいものばかりですね。
> カメラに確り収めたい第一はガラス製品。
> 東海道の諸景の色彩も自然の感じです。

この先もかなりのものが登場します。腕が至らないもので、失敗作量産でしたが。
懲りずにこの続きもご覧いただければと思います。

> α6000もお調達。
> 流石ですね。
> M3と言い。。。。
>
> これだけ多くの撮影に使われるなら。。
> お金も惜しくありませんね。

此処の所メインに使用していた60Dが、激しく落下させた後の不具合なのか、今ひとつの調子でした。本当は7DマークⅡもしくはD7200を狙っていましたが、大蔵省のお許しが出ませんでした。
しからばと考えた末に、馬術大会撮影に対処できそうな機種を選びました。多分、α7000の発売間近なのか、かなり買いやすい価格で、キャッシュバックキャンペーンも展開中だったので、思い切りました。中の中クラスの各社製品ばかりが並ぶことに。使い分けを考えているところです。

> 私のお願い事早速ご承諾。有難うございます。
> AzTakさんのお手許に、しばしの間でも留めればそれで十分です。
> できれば。。私より長生きして欲しいの願いもありますが。。
> 週明けに届くように手配いたします。

こちらこそ大変ありがとうございます。楽しみながら拝見させていただきたいと思います。

> 再々のご訪問有難うございます。
> もう一度、ご無礼をお詫びします。

こちらこそ、ありがとうございました。

2015/07/09 (Thu) 20:18

keiko  

こんばんは<(_ _)>

波などの形のないものを、絵にするのは、物凄い才能だと思いますし、写真のない当時に、富士山など、感じたままを形にするのも、個性豊かな絵になり面白いですね~(^-^)(*'▽'*)

2015/07/09 (Thu) 21:00

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんは<(_ _)>

keikoさん、こんばんは。

> 波などの形のないものを、絵にするのは、物凄い才能だと思いますし、写真のない当時に、富士山など、感じたままを形にするのも、個性豊かな絵になり面白いですね~(^-^)(*'▽'*)

葛飾北斎は、当時の天才画家でしたから。写真などを下絵に用いずとも、今で言うスケッチをもとに、イメージをふくらませて描いたのでしょうかね。
才能の欠片もない私には並外れた才能にあふれた超大物に見えます。江戸後期の人で90歳まで行きたのは、かなりの長寿ですね。

写真が下手だったのでなにかよくわからなかったかもしれませんが、これでも行灯なんです。後方から照らして見やすくしているようです。他のどの作品よりも見やすくなっていますね。

2015/07/09 (Thu) 21:35

HARU  

こんばんは

凝った間で凝った工芸作品の数々。
こういうコラボは見ていて楽しい。リッチな気分になれますね。まあ、一生涯手には入らないのですけど(笑)。人を幸せな気分にしてくれるイベントは大歓迎。撮影OKは、多分にブログ宣伝効果も計算してかな。

2015/07/09 (Thu) 21:41

AzTak  

Re: こんばんは

HARUさん、こんばんは。

> 凝った間で凝った工芸作品の数々。
> こういうコラボは見ていて楽しい。リッチな気分になれますね。まあ、一生涯手には入らないのですけど(笑)。人を幸せな気分にしてくれるイベントは大歓迎。撮影OKは、多分にブログ宣伝効果も計算してかな。

ここは、中に展示物がなくても、オリジナルの装飾だけでも十分勝負が出来る感じです。次回の『漁樵の間』はびっくりされると思います。カメラワークの方ではなく、展示内容に対してです。

撮影を何とかOKにしてくれ、と言うのは百段階段でのイベントの都度、強い要望が寄せられていたようです。
今回のイベント1回限りにせずに、恒久的にそういう扱いにしてくれるといいのですが。
なお、自分のfacebookに投稿し、『10いいね』を得ると、このイベントの入場料が無料になるそうです。そういえば、自分のfacebookは放置しっぱなしでした。評判を呼んでほしいと願っているのでしょうね。

2015/07/09 (Thu) 22:01

土佐けん  

こんばんは

素敵なイベントですね~~
助手はこう言う綺麗なものが大好きですから
目を輝かせて見入っています^^
撮影OKだなんて良いですね!
切子のグラスの構図、素晴らしいですね!

2015/07/09 (Thu) 22:12

めぐる  

こんばんは

オブジェとしての工芸とおもいきや生け花とは驚きです。
世の中の動きについてゆくのが難しくなってきたのかもしれません(^^)
北斎の絵はやはりひきつけられますが本物だとすれば凄い。
螺鈿細工というのも自然素材の美しさを見事に使った工芸ですね。

2015/07/09 (Thu) 22:15

AzTak  

Re: こんばんは

土佐けんさん、こんばんは。

> 素敵なイベントですね~~
> 助手はこう言う綺麗なものが大好きですから
> 目を輝かせて見入っています^^
> 撮影OKだなんて良いですね!

ここで開催されるひな人形展がそれはそれは素晴らしいものだと言われています。いつも行きたいなと思っていたのですが、案内につれなく大きく『撮影不可』の文言がありました。
今回が撮影OKになった初めてのイベントだと思います。

> 切子のグラスの構図、素晴らしいですね!

押されてよろめいて展示品を壊したりしないように考えると、あの構図しか選択肢がありませんでした。(^_^;)
次回が最も迫力あるものでしょうか。次々回は難しいもの。…といろいろ出てきます。撮っていくたびに、自分は下手だなって思い知らされました。

2015/07/09 (Thu) 22:31

AzTak  

Re: こんばんは

めぐるさん、こんばんは。

> オブジェとしての工芸とおもいきや生け花とは驚きです。
> 世の中の動きについてゆくのが難しくなってきたのかもしれません(^^)

こちらは、今回のイベントに協賛して行っている各流派1週間ずつの展示作品だとのことです。もっとあったのだと思いますが、百段階段の展示物を早く見たくて、見落としてしまったようです。しみじみと見ると、素晴らしい作品ですね。何とか映っていて、良かったです。

> 北斎の絵はやはりひきつけられますが本物だとすれば凄い。

これは版画作品ですから本物といえば本物、複製と言えば複製ということになるのでしょう。それを裏面からの照射で見やすくしたものだと見ました。来年4月に開館予定の「すみだ北斎美術館」では同様の手法で見やすく展示するコーナーが有るのかもしれませんね。

> 螺鈿細工というのも自然素材の美しさを見事に使った工芸ですね。

雅叙園の創業者が成り上がりの勢いで建て、箔をつけるべく螺鈿細工で飾り立てたのでしょうが、思い切りお金がかかっていますね。80年前にも、こんな贅沢な建物を建てることが出来たとは驚きです。

「百段階段」とは通称で、かつての目黒雅叙園3号館にあたり、昭和10(1935)年に建てられた当園で現存する唯一の木造建築です。食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。
"昭和の竜宮城"と呼ばれた目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。最近の研究によると、その豪華な装飾は桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、なかでも「百段階段」はその装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。平成21(2009)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。

2015/07/09 (Thu) 22:47

Leave a reply