第100回全国高校野球選手権記念北神奈大会準決勝第1試合
慶応002 400 100 =7 H13 E1
東海010 010 002 =4 H12 E0
[慶]生井(8.2/3)、渡部(1/3) - 善波
[東]斎藤(3.2/3)、諸隈(2.1/3)、紫藤(2)、野ロ(1) - 井上
[本]
[三]生井(慶)
[二]井上2、小松、上杉(東)
得点経過
東海:2回裏二死一二塁で投飛を生井が捕球し損ねて、二死満塁。山田の左前適時打で先制! 慶0:1東
慶応:3回表一死満塁下山の右犠飛で同点!二死一三塁高瀬の峙、捕逸で勝ち越し。 慶2:1東
慶応:4回表一死満塁生井の右中間走者一掃三塁打!斎藤降板。大川の中前適時打。 慶6:1東
東海:5回裏一死一三塁吉田の右犠飛。 慶6:2東
慶応:7回表二死一二塁石田の左前適時打。 慶7:2東
東海:9回裏二死二三塁、生井利き手の左手の故障で、治療中断。再開後続投するが、井上に左中間二点二塁打を浴び、生井降板。 慶7:4東
チビッ子くんの始球式
なかなか良いフォーム。将来の高校球児候補かな。
1回表
先頭打者宮尾君は予想通り三振。こりゃまずいと思った。
3番下山君がヒットで出塁するも、盗塁死
俊敏で強肩の捕手だ。掻き回すつもりが、返り討ちにあってしまった。ボールをつかみ損ねた感じだったのに、すぐに修正したようだ。
まずは初回はお団子
2回表
この回先頭の廣瀬君。投手強襲の安打。まともに斎藤君の腹部に当たったようで、治療のため、試合しばし中断だ。
苦痛で蹲る斎藤君。しかし、10分ほどの治療を受けた後、何事もなかったかのように投球を続け、慶應の攻撃を抑えた。
2回裏
連続四球で、2死1-2塁。ここで次打者を投飛に。これで相手の攻撃終了かと思いきや、まさかの落球。触らなかったからヒット扱いかな?ごく普通の小飛球で、誰でも捕れるはずなのに。ということでマウンドに集まる。
二死満塁に。好打者山田君の左前適時打で東海大相模高校が先制!撫でた様なバッティングだったが、ポトリと落ちた。やらずもがなの失点だった。生井君の完全な独り相撲だった。 慶0:1東
3回表
東海の斎藤君は、やはりダメージがあったようだ。簡単に見送られるような投球が続き、一死満塁のピンチを招く。主将の下山君の右犠飛で同点! 慶1:1東
二死一三塁で打者廣瀬君の峙、捕逸で勝ち越し。こういうこともあるんだ。エラーのお返しかな。この時は、斎藤君に運がないくらいに思えた。 慶2:1東
4回表
下位打者の打順なのに、斎藤君がどうもパッとせず。一死満塁のピンチを招く。ここで、1点をも与えないという浅めのシフトを敷いた。打順は9番でも打撃センスのある生井君。右中間を破る走者一掃の三塁打を放つ!まさかの相手エース斎藤君が降板した。 慶5:1東
チビッ子の善波君が生還する。もう少し親父殿に、薫陶を受けてほしいものだ。
大喜びの慶應応援席
二番手投手でもすごいレベルのはず。とにかく落ち着く前にかさにかかって攻めたてなければ。そう思っていた時に、大川君の中前適時打が出た。まったくタイミングが合わず、窮屈なスイングだったが、飛んだ位置が良かった。 慶6:1東
試合終了
何故、母校が勝ち、強豪校の東海大相模高校が敗れたのかよくわからない試合だった。おそらく、東海大相模高校ナインは、負けた気がしないままの整列だったのだろう。
予定では、台風12号の影響で順延し、30日(月)に決勝戦か。西東京代表とともに全国で最後の決勝戦なんだ。エース生井君の怪我が癒えるには、1日でも間隔があいた方が良い。決勝戦も頑張ってほしいものだ。