散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

秋の日本民家園(8)

8.山田家住宅
火薬の原料となる塩硝を作っていた実は裕福な家だったのか。こちらは、前回は囲炉裏に火を入れての床上公開があったのだが、今回は残念ながらなかった。
仕方がないので、家の周りからしつこく撮ってみた。

屋外の様子
屋外の様子_1
屋外の様子_2
屋外の様子_3
屋外の様子_4
屋外の様子_5
手前の小さな家作は、肥料小屋を兼ねた便所
手前の小さな家作は、肥料小屋を兼ねた便所_1
手前の小さな家作は、肥料小屋を兼ねた便所_2
懸樋
懸樋
屋内の様子
山田家の間取り
山田家の間取り
ウスナワ
ウスナワとオイエとの段差は凄い。床がかなり高くなっているのは、火薬の原料となる塩硝を作っていたためではないいかと言われている。此処に隠し持っていたのだろう。
前回撮影分
ウスナワ
囲炉裏
前回撮影分
囲炉裏
仏壇
床上げ公開時は襖を開けていてくれた
前回撮影分
仏壇_1
仏壇_2
マヤ
マヤ
オイエ
厳寒の地だというのに、この部屋にしか囲炉裏はない。塩硝を作っていた関係からなのだろうか。
オイエ
家の外から、デイ、オイエを見る
家の外から、デイ、オイエを見る

神奈川県指定文化財
 旧所在地:富山県南砺市桂(かつら)
 建物区分:農家、合掌造
 構造形式:切妻造、一重三階、茅葺、桁行14.9m、梁行9.5m
 建築年代:18世紀初期
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蓮如上人が泊まったという言い伝えのある古い合掌造り
この住宅があった桂集落は、秘境といわれた五箇山でも特に辺境にありました。桂に一番近い集落は国境を越えた加須良(飛騨)でした。そのため山田家は切妻造の外観など、五箇山にありながら飛騨白川の影響を受けたと考えられています。高度成長とともに過疎化が進行して昭和45年に解村し、現在は桂湖というダム湖に沈んでいます。
山田家は、桂にあって「チョウナ仕上の家」として語りつがれていました。「蓮如上人が泊まった」という言い伝えもあり、年代の古い合掌造りとして重要な民家です。
大戸口を入るとマヤをのある土間、その奥にウスナワという低い板の間が続いています。ウスナワは流しを設けた台所兼作業場です。水は懸樋でとり入れていました。
一番奥の畳敷きの部屋は正式な座敷です。五箇山は浄土真宗の盛んな地域で、上手には大きな仏壇が設けられています。
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見どころポイント!
 床下が高いのは、火薬の原料となる塩硝を作っていたためと考えられています。
 左手にある小さな合掌造りは、肥料小屋を兼ねた便所です。

Comments

おはようございます 
火薬の原料を作っていたのですね。
確かに火の始末が心配にはなりますよね~^^;
↓古民家に吊るし柿は風情があっていいですね~
 
白川郷の建物と似ている雰囲気と思ったら場所的に
近かったのですね。
お仏壇を見る限りでは裕福であったことが分かりますね。
畑の肥料などにする為でしょうが、トイレが外で寒そうです。
雪の積もった夜中などどうしよう?ですね。
これだけの広さに囲炉裏ひとつ、、、、
今、すぐエアコンつけて、そのくせ薄着で、、、
恥ずかしいことです。
いつもご訪問とコメントをありがとうございます。
 
こんにちは。

煙硝の製法については私も以前硫黄の歴史について調べるのと並行して確認したことがありますが、当時の製法が文書化されることが稀だったせいもあってなかなか全貌が明らかにならないですね。まぁ、「秘方」と言った方が良いかも知れません。
基本的には硝酸カリウムを生成してくれる微生物を培養することになるので、寒冷かどうかはあまり…。ただ、最終的には塩などと一緒で培養して出来た硝酸カリウムを煮詰めて取り出すことになるので、燃料となる薪に困らないという条件は必要だった様ですね。
AzTakさん 
こんにちは
山田家住宅はチョウナ仕上げですか。
柱も梁も凄い立派で、ホトンド曲がっていないです。
奥飛騨の近く、飛騨大工の工法が色濃く伝わったんですね。
山家の造りはさすがに質実剛健、素晴らしいです。
 
こんばんは
月使用造りの立派な住宅ですね。
合掌造りの家は白川郷で見たことがありますが、国境を隔てた隣村なのですね。
蓮如上人が泊まったという言い伝えもあるようですが、富山の地には念仏弾圧で一門が断罪され、自身も流罪を科されて親鸞が数年滞在しておりますので蓮如上人が訪れても不思議はないですね。
山田家はチョウナ仕上げの民家で重要文化財なのですね。
Re: タイトルなし 
aunt carrotさん、こんばんは。

> 白川郷の建物と似ている雰囲気と思ったら場所的に
> 近かったのですね。

私など皆同じように見えちゃいますが、微妙に違う点もあるのでしょうね。

> お仏壇を見る限りでは裕福であったことが分かりますね。

御禁制の品物を秘密裏に製造していたのですから、裕福だったんだと思います。

> 畑の肥料などにする為でしょうが、トイレが外で寒そうです。
> 雪の積もった夜中などどうしよう?ですね。

夕方からあまり水分をとらないようにしていたのかもしれませんね。

> これだけの広さに囲炉裏ひとつ、、、、
> 今、すぐエアコンつけて、そのくせ薄着で、、、
> 恥ずかしいことです。

火薬の原料となる塩硝を作っていた事情があったのでしょう。安全上、火気はできるだけ無い方が良かったのでしょう。湯たんぽですぐ寝付くしかなかったのでは。

> いつもご訪問とコメントをありがとうございます。
こんにちは 
五箇山から、移築されたんですか、凄いですねえ

五箇山は一度だけ、訪れたことがありますが、白川郷とは
違った趣の集落でした。

Re: タイトルなし 
> こんにちは。

kanageohis1964さん、こんばんは。

> 煙硝の製法については私も以前硫黄の歴史について調べるのと並行して確認したことがありますが、当時の製法が文書化されることが稀だったせいもあってなかなか全貌が明らかにならないですね。まぁ、「秘方」と言った方が良いかも知れません。
> 基本的には硝酸カリウムを生成してくれる微生物を培養することになるので、寒冷かどうかはあまり…。ただ、最終的には塩などと一緒で培養して出来た硝酸カリウムを煮詰めて取り出すことになるので、燃料となる薪に困らないという条件は必要だった様ですね。

草と土と蚕糞をまぜた塩硝土を土桶に入れて灰汁塩硝を作り、…というような話は私も聞いたことがありますが、実際のところはかなり分厚いベールに包まれてわからないんでしょうね。一つには、人目につかない人里離れたところというのが必須条件だったのかなと。

囲炉裏も最低限しか設置できなくて、冬場は寒くて大変だったことでしょうね。
Re: AzTakさん 
> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 山田家住宅はチョウナ仕上げですか。
> 柱も梁も凄い立派で、ホトンド曲がっていないです。

デイとかオマエとかは、確かにそうですね。客用の色彩が強かったようです。でも、囲炉裏のあるオイエなどは曲がりくねった材木を使用しています。暗くてわからなかったですね。(^_^;)

> 奥飛騨の近く、飛騨大工の工法が色濃く伝わったんですね。
> 山家の造りはさすがに質実剛健、素晴らしいです。

まあ、とんでもなく凄いどか雪にもつぶされないしっかりした建物なんでしょう。
Re: タイトルなし 
> こんばんは

花さか爺サン様、こんばんは。

> 合掌造りの立派な住宅ですね。
> 合掌造りの家は白川郷で見たことがありますが、国境を隔てた隣村なのですね。
> 蓮如上人が泊まったという言い伝えもあるようですが、富山の地には念仏弾圧で一門が断罪され、自身も流罪を科されて親鸞が数年滞在しておりますので蓮如上人が訪れても不思議はないですね。

そういう言い伝えがあるのかもしれませんが、とにかく目立たないように目立たないようにしていたんでしょうね。見つかったら製法は盗まれてしまうだろうし、お上から摘発を受けてしまうかも。

> 山田家はチョウナ仕上げの民家で重要文化財なのですね。

神奈川県指定文化財という扱いになっているようです。比較的近世に近いから、国指定の重要文化財には指定されていないんでしょうかね。
Re: こんにちは 
dさんさま、こんばんは。

> 五箇山から、移築されたんですか、凄いですねえ

川崎市の資金力も当時はすごかったようですね。大遠征をものともせずに、…。

> 五箇山は一度だけ、訪れたことがありますが、白川郷とは
> 違った趣の集落でした。

行ってみたいですね。飛騨高山、飛騨古川どまりで、白川郷も五箇山も縁がありません。行ってみたいものです。
Re: おはようございます 
モカさん、こんばんは。

> 火薬の原料を作っていたのですね。
> 確かに火の始末が心配にはなりますよね~^^;

まあ、半製品が人んど何でしょうが、出荷直前の製品もあったでしょうから。
火気は遠ざけた方が無難だったと思います。

> ↓古民家に吊るし柿は風情があっていいですね~

もう少しして、たべごろになってきたら、おねだりをするお客様が増えて大変かもしれませんね。

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