散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

ヴェルニー公園、瑞泉寺、永福寺跡、鎌倉宮、荏柄天神社(8)

瑞泉寺(6)
瑞泉寺庭園
遺跡の発掘調査などでも思うことだが、放置しておくと簡単に土中に埋もれてしまうようだ。そうなると、知る人ぞ知る状態に捨て置かれたのか。瑞泉寺庭園は発掘復原できて良かった。発掘復原は私が大学生になった頃のことか。そんなに昔のことじゃなかったんだ。称名寺庭園同様、よくぞ復原できたものだ。
鎌倉時代末期、夢窓疎石が瑞泉寺を興したときに作られた庭園で、境内の奥を限る錦屏山の山頂に偏界一覧亭と呼ぶ亭があり、これに登る急坂と坂の下の池とが亭の前庭となっている。これは池畔にあった方丈書院の庭園でもある。凝灰岩の岩盤をえぐり削って作り出された特殊の意匠をあらわしている。従来池をはじめ全域にわたって埋没、荒廃していたのを、昭和44~45年に発掘復原した。日本の庭園史上最も重要な位置を占める石立僧夢窓疎石の、初期の作庭遺構であり、鎌倉に残る鎌倉時代の唯一の庭園として、また書院庭園の濫觴をなすものとして貴重である。
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夢窓疎石の作と伝えられる本堂(仏殿)背後の庭園は、1970(昭和44)~1971(昭和45)年にかけて発掘され、復元されました。橋をわたり、十八曲がりと呼ばれる石階を上ったところに偏界一覧亭という小さな建物があります。ただし、現在、十八曲がりは立ち入り禁止。偏界一覧亭は非公開です。
凝灰岩からなる山を削った垂直な岩盤には、いくつもの洞窟がつくられています。なかでも最も大きいものを天女洞といいます。

瑞泉寺庭園が見えてきた
最初に断っておくが、超広角レンズを持参し忘れて、横への展開が有る庭園をぶつ切りでしか撮ることができなかった。それが残念でならない。
瑞泉寺庭園が見えてきた_1
瑞泉寺庭園が見えてきた_2
十八曲
画面左側の部分は『十八曲』と呼ばれる登山路。残念ながら現在は立入禁止となっている。したがってこの上にある偏界一覧亭にも立ち入ることができない。
十八曲_1
十八曲_2
十八曲_3
庭園の様子
岩壁には、水月観の道場としての「天女洞」と「坐禅洞」が掘られ、前面は貯清池となっている。
庭園の様子
既出の画像だが、こちらの部屋から見るのが一番風情があるかも知れない。もしくは、立入禁止になっている高い位置からの俯瞰も良さそうだ。
開山堂_3

『文化遺産オンライン』の該当ページにjump
偏界一覧亭の説明頁にjump

Comments

こんばんは! 
AzTakさん、こんばんは!
「『文化遺産オンライン』の該当ページにjump」で
概略が掴めました♪
高い位置からの俯瞰撮影が出来ればいのですが・・・
超広角レンズを忘れた悔しさが分かります。
垂直な岩盤にくつも掘られた洞窟は
石庭としての美の追求から見る為のだけのものだったのでしょうか?
それとも、その洞窟で座禅とか組んだのでしょうか?
いずれにせよ、石庭作りを得意とするお坊さんは貴重な存在だったのでしょうね。
おはようございます 
洞窟が印象的なお庭ですね。
十八曲、ここ登山道なんですか?随分険しい感じがします。

↓「どこも苦」だったのですね。読み間違えてました^^;
苔だと思って、どこも苔が生えたお寺さんと同じ という意味合いで勝手に理解してしまいました^^;
失礼致しました。
 
こんにちは<(_ _)>

こういう洞穴は、僧が修行するためにつくったんでしょうか?何かを祀り拝むため?!よくわかりません。
AzTakさん 
こんにちは
コレだけの庭が埋もれていたのですか?
よくぞ、発掘してくれたモノです。
関東大震災で建物が壊れ、庭はそれまでどうなっていたのでしょうか?
このような文化財はあまり見向きされなかったんでしょうか?
過去を理解できるほどに豊かになった、と言うことでしょうか。
 
偏界一覧亭に行って見たいものですね。
登れないとなると尚更登って、海と富士山をこの目でみたいと
いつも思います。
ただ多くの人が登るといろいろな事がありますから
そんなものが上のほうにあるのだと思って夢見ているのが
無難かもしれませんが、、、、。
どこも苦地蔵さんは、何か嫌なことがあると、ふと思い出して
励まされています。
 
こんにちは
岩盤の正面に大きな洞(天女洞)を彫って水月観の道場となし、東側には坐禅のための窟(坐禅窟・葆光窟)を穿(うが)ちとありますが、修業のための洞窟だったのか又は石庭の趣を出すための洞窟だったのでしょうか?

山号の錦屏山(きんぺいざん)は、寺を囲む山々の紅葉が錦(にしき)の屏風のように美しいことから名付けられました。また境内は、四季を通して様々な花を楽しむことが出来ますとありますが、岩盤の前面の貯清池は四季折々の景色を映し出す趣向だったのでしょうか・・・・・
これからの紅葉の時期は綺麗でしょうね。

現在、十八曲がりは立ち入り禁止。偏界一覧亭は非公開で残念でしたね。

超広角レンズで撮影できなかったのは私も残念です。

Re: こんばんは! 
> AzTakさん、こんばんは!

makiraさん、こんばんは。

> 「『文化遺産オンライン』の該当ページにjump」で
> 概略が掴めました♪
> 高い位置からの俯瞰撮影が出来ればいのですが・・・
> 超広角レンズを忘れた悔しさが分かります。

本当に自分の間抜けぶりを呪いました。いずれ、写真は更新したいと思います。

> 垂直な岩盤にくつも掘られた洞窟は
> 石庭としての美の追求から見る為のだけのものだったのでしょうか?
> それとも、その洞窟で座禅とか組んだのでしょうか?
> いずれにせよ、石庭作りを得意とするお坊さんは貴重な存在だったのでしょうね。

勿論、座禅を組むための空間だったのでしょうが、私には想像もつかない厳しい世界だったように思います。うーーん。
Re: おはようございます 
モカさん、こんばんは。

> 洞窟が印象的なお庭ですね。

岩窟と池があるだけの庭園ですから。よくぞこんなものを考え付いたものです。

> 十八曲、ここ登山道なんですか?随分険しい感じがします。

そうらしいのですが、実際に立ち入ることができませんので、上ったら凄い眺めなんだろうなと思うばかりです。

> ↓「どこも苦」だったのですね。読み間違えてました^^;
> 苔だと思って、どこも苔が生えたお寺さんと同じ という意味合いで勝手に理解してしまいました^^;
> 失礼致しました。

あれは、そう読んだ方が自然かなと、感じ入ってしまいました。
Re: タイトルなし 
> こんにちは<(_ _)>

keikoさん、こんばんは。

> こういう洞穴は、僧が修行するためにつくったんでしょうか?何かを祀り拝むため?!よくわかりません。

禅の修行のためのようです。ここまで凝ったものでなくても良かったのでしょうが、本当に純粋に修行に打ち込める環境を目指したのでしょうね。
Re: AzTakさん 
> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> コレだけの庭が埋もれていたのですか?
> よくぞ、発掘してくれたモノです。
> 関東大震災で建物が壊れ、庭はそれまでどうなっていたのでしょうか?
> このような文化財はあまり見向きされなかったんでしょうか?
> 過去を理解できるほどに豊かになった、と言うことでしょうか。

鎌倉公方が古賀公方になってこの地を離れて、寺勢は若干衰えたんでしょうね。その後、英勝寺などの縁で、鎌倉を歩き回った光圀が支援をしてくれたりもしたようですが、それくらいでおしまいだったようです。
そして廃仏毀釈のあらしも吹きまくりました。そのころは既に瑞泉寺庭園は埋もれていたのではないかと思います。それでも、環境の素晴らしさから多くの文人墨客に愛され続けてきたのでしょう。
そうした矢先に関東大震災。堂宇の再建を急いだのは当然だったかもしれません。決してその存在を忘れていたわけではなかったと思います。目と鼻の先が震源地でしたから、やられ方が半端じゃなかったようです。
Re: タイトルなし 
aunt carrotさん、こんばんは。

> 偏界一覧亭に行って見たいものですね。
> 登れないとなると尚更登って、海と富士山をこの目でみたいと
> いつも思います。
> ただ多くの人が登るといろいろな事がありますから
> そんなものが上のほうにあるのだと思って夢見ているのが
> 無難かもしれませんが、、、、。

フフフ、aunt carrotさんはお若いですねえ。情けない話ですが、『この先、通行止め』という標識を見ると、正直なところほっとしてしまう私がいます。(^_^;)

> どこも苦地蔵さんは、何か嫌なことがあると、ふと思い出して
> 励まされています。

そうですね。真似しなくちゃいけませんね。
Re: タイトルなし 
> こんにちは

花さか爺サンさま、こんばんは。

> 岩盤の正面に大きな洞(天女洞)を彫って水月観の道場となし、東側には坐禅のための窟(坐禅窟・葆光窟)を穿(うが)ちとありますが、修業のための洞窟だったのか又は石庭の趣を出すための洞窟だったのでしょうか?

おそらくは両方の意味合いを兼ねていたんだと思いますが、時代がはるか昔の大天才の坊さんの気持ちなど、凡人の私には忖度しようもありません。

> 山号の錦屏山(きんぺいざん)は、寺を囲む山々の紅葉が錦(にしき)の屏風のように美しいことから名付けられました。また境内は、四季を通して様々な花を楽しむことが出来ますとありますが、岩盤の前面の貯清池は四季折々の景色を映し出す趣向だったのでしょうか・・・・・
> これからの紅葉の時期は綺麗でしょうね。

池は、もう少し水がきれいだといいのですが、埋まっていた時に水の道がふさがってしまったのでしょうかね。多分、四季折々の景色を映し出す趣向だったのだと思います。
次回取り上げますが、前庭の花たちもそれなりに趣きがあります。種類が多く植えられているのが特徴で、四季の花が切れることはなさそうです。

> 現在、十八曲がりは立ち入り禁止。偏界一覧亭は非公開で残念でしたね。

正直な話、あの上まで登らされるのは大変だなと思い、ほっとした軟弱な自分がいました。(^_^;)
でも、俯瞰のショットなどを拝見すると残念な気持ちが。

> 超広角レンズで撮影できなかったのは私も残念です。

今度行くときは必ず持参し忘れないようにしたいと思います。

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