散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

川崎市立日本民家園(3)

(3)佐地家の門・供待(さじけのもん・ともまち)《宿場》
残念ながら主屋の移築はなく、棟門と呼ばれる形式の門と供待のみの移築にとどまったようだ。うっかりして供待を見損ねた。川崎市重要歴史記念物指定。
お供が控えた武家屋敷の門
この建物は、もと名古屋城の東南にあり、禄高二百五十石の武家屋敷の出入口でした。主屋は名古屋に残されたため、現在は旧三澤家住宅を主屋に見立てて配置しています。
門は棟門(むなかど)と呼ばれる形式です。両袖部に突出している小屋根は、提灯を吊るすためのものです。供待はお供が主人の帰りを待つための施設で、内部は土間、門番部屋、囲炉裏のある板の間(供待)からなっています。供待が一つの建物として建てられるのは珍しい事例です。屋敷外は漆喰仕上げとして城郭風であるのに対し、内側は中塗りまでとして軒裏も木部を露出させた簡素な仕上げにするなど、体面を重んずる武士の家らしさが現れています。

外側から見た様子
見た感じは非常に立派だ。
外側から見た様子_1
外側から見た様子_2
外側から見た様子_3
門をくぐった様子
奥に見える家屋あたりに主屋があった
門をくぐった様子
門番部屋
間違いなく畳敷きの小部屋だったのだろうか?板張りの部屋に過ぎなかったような気がしてならない。
門番部屋
主屋側から見た様子
主屋側から見た様子

(4)三澤家住宅(みさわけじゅうたく)《宿場》
ちょっと驚かされた建物だった。何に驚かされたかは言わないでおこう。神奈川県指定重要文化財。
宿場で薬屋を営んだ板葺き屋根の家
この建物は、中山道から分かれる伊那街道の宿駅、伊那部宿(いなべじゅく)にありました。農業を主とし、代々組頭をつとめてきましたが、江戸時代の末に製薬・売薬業を始めて成功しました。
外観上の特徴は、石置板葺(いしおきいたぶき)のゆるい切妻造屋根と上手の門構え、それから式台玄関です。板葺の屋根は良材に恵まれた山間部の地域性によるものです。間取りにはこの宿場の半農半商的性格が現れています。通り土間(とおりどま)で大戸口(おおどぐち)から敷地奥へつなぐのは町屋の特徴です。一方、土間後部をウマヤとし、囲炉裏のあるオオエを中心に構成する点はこの地方の農家と共通しています。

正面
正面
右外側面
右外側面
ミセ
薬屋が薬種を保管するために用いた箪笥である百目箪笥が見える
ミセ_1
ミセ_2
階段箪笥もあった
階段箪笥
トオリとウマヤ(奥に見える囲い部分)
トオリとウマヤ(奥に見える囲い部分)
大釜専用の竈のようだ
大釜専用の竈のようだ
囲炉裏
囲炉裏やウマヤがあり、農家の特色をも併せ持つ
囲炉裏
特徴的な外観
外観上の特徴は、石置板葺のゆるい切妻造屋根と上手の門構え、それから式台玄関など。如何だろうか。
特徴的な外観_1
特徴的な外観_2

Comments

 
懐かしい写真です。
囲炉裏があって釜も、そしてその脇にはバケツに水が。
昔小さかった時の光景が目に浮かびます。
いいですねえ、囲炉裏を囲んで賑やかな家族団らんが懐かしい。。。
 
おはよう!ございますm(__)m

囲炉裏いいですね~(*^.^*)お魚を串に指して焼いたり、餅をやいたり、鍋したり、風情があり、、大きな火を囲んで団らんなんて、楽しそうですね。
AzTakさん 
おはようございます
相続税日本一!!!!
ウチの場合は一円も払いませんでした。
東神田(岩本町近所)の事務所の地主さんが荏原の方であの辺に土地をカナリ持っているようでしたが「現物納税」だと言っておられました。
こんにちは 
沢山の建物があるのですね~
しかも綺麗に維持されていますね。
こんなに大きな家を何件も、移築 大変そうですが凄いなって思います。
こんにちは。 
古い家もいいですが、やはり囲炉裏が懐かしさを感じます。
囲炉裏の横に消し瓶、炎と吊された鍋、いいですね~。
 
こんばんは!
囲炉裏、自分の家には無いのに懐かしさを感じるのはなぜだろう(汗)
そして昔らしい急な階段。昔の階段ってこういうのが多いですよね。
古き良き時代の雰囲気が、たまらなく好きです。
じゃあ、こういう生活を今できるかと言われれば、NOですが(笑)
Re: タイトルなし 
ララさん、こんばんは。

> 懐かしい写真です。
> 囲炉裏があって釜も、そしてその脇にはバケツに水が。
> 昔小さかった時の光景が目に浮かびます。
> いいですねえ、囲炉裏を囲んで賑やかな家族団らんが懐かしい。。。

田舎とはいえ、私が誕生したことで建てた我が家には囲炉裏は、ありませんでした。
もう少し北になる相馬市の方の親戚宅に行くと、軒並みこういう感じでした。火がめらめら燃える様は、雰囲気があって素晴らしいですよね。豆が入った餅を焼いて食べさせてもらうのが楽しみでした。
ただ私は函館で住んでいたアパートが他の住人の失火で焼失し、未だにそのことが自分の物心ついた初期の記憶で強く残っていて、…。
Re: タイトルなし 
> おはよう!ございますm(__)m

keikoさん、こんばんは。

> 囲炉裏いいですね~(*^.^*)お魚を串に指して焼いたり、餅をやいたり、鍋したり、風情があり、、大きな火を囲んで団らんなんて、楽しそうですね。

昔の地方の生活はこんな風だったんでしょうね。このお宅は半農半漁ならぬ半農半商のお宅だったようです。
夕餉の支度が始まり、そんなにおいが充満してきたころは、店じまいだったんでしょう。
当主がいない晩ご飯なんて考えられなかったんでしょうね。
Re: AzTakさん 
> おはようございます

のんびり熊さん、こんばんは。

> 相続税日本一!!!!

凄いですよね。歩いて十分くらいのところに東工大などがある大岡山という地区があるんですが、大地主の岡田サンの山だったので大岡山といわれるようになったとか。王さんの家もまだ土地は岡田さんかも。違うかな。

> ウチの場合は一円も払いませんでした。

それは良かったですね。東京ではなかなかそうはいかないようですよ。

> 東神田(岩本町近所)の事務所の地主さんが荏原の方であの辺に土地をカナリ持っているようでしたが「現物納税」だと言っておられました。

結構、そういう方が増えてきたようですね。住みにくくなりましたが、郊外に引っ越しして通勤地獄に巻き込まれるのも、…。
Re: こんにちは 
モカさん、こんばんは。

> 沢山の建物があるのですね~
> しかも綺麗に維持されていますね。

そうですね。下かなりの財源をつぎ込んでいるでしょうし、ボランティアの皆さんのがんばりも凄いものがあるようです。

> こんなに大きな家を何件も、移築 大変そうですが凄いなって思います。

移築すれば、それでおしまいというわけではなく、最近は耐震性確保のための工事とか、茅葺き屋根の葺き替えとこ、…相当に大変なようです。茅葺き屋根の葺き替えは1棟数千万円かかるとか。川崎市の場合は、職人さんは京都郊外の美山から来るんだそうです。
まだ、肝心の茅葺き屋根は登場していませんでしたね。
Re: こんにちは。 
masaさん、こんばんは。

> 古い家もいいですが、やはり囲炉裏が懐かしさを感じます。
> 囲炉裏の横に消し瓶、炎と吊された鍋、いいですね~。

そうですね。里芋などが入った知るものがでると、雪深い土地でも身体がほっかほかしそうですね。
masaさんのあたりでは『消し瓶』って言うんですか。私は婆さんに『消し壺』って教えられたのですが、いろいろな呼び方があるようですね。
Re: タイトルなし 
> こんばんは!

きみひと@さん、こんばんは。

> 囲炉裏、自分の家には無いのに懐かしさを感じるのはなぜだろう(汗)

いまどきは、囲炉裏のある家は、全国的にもごく少ないことでしょうね。
でも、日本人のDNAには囲炉裏のある生活がすり込まれているのかもしれません。

> そして昔らしい急な階段。昔の階段ってこういうのが多いですよね。

ここのは階段箪笥になっているんですね。見ただけでハッピーな気分になれそうです。
ついでに言えば、百目箪笥もいいですねえ。

> 古き良き時代の雰囲気が、たまらなく好きです。
> じゃあ、こういう生活を今できるかと言われれば、NOですが(笑)

まあ、そういうことでしょうね。
こんばんは。 
いやあ、古民家や武家屋敷、楽しいですねえ。板ぶき屋根から煙が上がっている光景なんて、なぜだろう。懐かしいような。リアル感がむんむんしていて、そこで営まれた人の暮らしを想像してしまいますね。
Re: こんばんは。 
HARUさん、こんばんは。

> いやあ、古民家や武家屋敷、楽しいですねえ。板ぶき屋根から煙が上がっている光景なんて、なぜだろう。懐かしいような。リアル感がむんむんしていて、そこで営まれた人の暮らしを想像してしまいますね。

石置板葺のゆるい切妻造屋根には、正直なところ驚かされました。あんな緩い傾斜で、雨漏りの心配がないものか気になりました。どうして板葺きにしたのかなと思いましたが、木の板が有り余るほどあったからなんでしょうかね。
一応スリットらしきものがありますから、殆どはあそこから煙が出るのかと思いましたが、こうやって見ると、やはり屋根全体から抜けていますよね。

本当に暮らしぶりが想像できる感じですね。

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