散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

横浜にて(6)

山手洋館等を見る(1)

時間がなかったので山手洋館の一部を駆け足で見て回った。その内で、ベーリック・ホールはいつも結婚式に貸し出されていて、内部をじっくり見ることができないでいた。今回は、たまたま貸出がなかったようで、ゆっくり見ることができた。

ベーリック・ホール
べーリック・ホール(旧ベリック邸)は、イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、昭和5(1930)年に設計されました。第二次世界大戦前まで住宅として使用された後、昭和31(1956)年に遺族より宗教法人カトリック・マリア会に寄付され、平成12(2000)年まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていました。
現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大規模の建物で、設計したのはアメリカ人建築家J.H.モーガンです。モーガンは山手111番館や山手聖公会、根岸競馬場など数多くの建築を残しています。
600坪の敷地に立つべーリック・ホールは、スパニッシュスタイルを基調とし、外観は玄関の3連アーチや、イスラム様式の流れをくむクワットレフォイルと呼ばれる小窓、瓦屋根をもつ煙突など多彩な装飾をつけています。内部も、広いリビングやパームルーム、和風の食堂、白と黒のタイル張りの床、玄関や階段のアイアンワーク、また子息の部屋の壁はフレスコ技法を用いて復元されているなど、建築学的にも価値のある建物です。

ベリック氏がマリア会に寄付し、マリア会は学校経営をしていたセント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用していた。同校の閉校に伴い、主たる用途を失ったこの建物。横浜市の働きかけで寄付したのか。とんでもなく素敵なスペイン風の寄宿舎だったようだ。
ベーリック・ホール_1
ベーリック・ホール_2
ベーリック・ホール_3
ベーリック・ホール_4
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ベーリック氏の子息の部屋だったのか。子供にこんな部屋はもったいない感じがしないでもないが、それだけの成功者だったのだろう。
ベーリック・ホール_14
ベーリック・ホール_15
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ベーリック・ホール_20

ベーリック・ホール_21
ベーリック・ホール_22
ベーリック・ホール_23
庭にはジャノメエリカの花が咲いていた。ずいぶん大きくなる花木なんだ
ベーリック・ホール_24

エリスマン邸
べーリック・ホールと小道を挟んで移築されているのはエリスマン邸です。
エリスマン邸は、生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅として、大正14(1925)年から15(1926)年にかけて山手町127番地に建てられました。設計は、「現代建築の父」といわれるチェコ出身の建築家アントニン・レーモンドです。
当時は木造2階建て、和館つきで建築面積は約81坪。屋根はスレート葺、階上は下見板張り、階下は竪羽目張りの白亜の洋館でした。煙突、ベランダ、屋根窓、上げ下げ窓、鎧戸といった異人館的要素をもちながら、軒の水平線の強調など、設計者レーモンドの師匠である世界的建築家F.L.ライトの影響も見られます。

こちらも素敵な建物。ベーリック・ホールと違い、いつでも自由に見て回ることができる分、人気が高いようだ。
エリスマン邸_1
エリスマン邸_2
エリスマン邸_3
エリスマン邸_4
エリスマン邸_5

Comments

 
山手は独特な雰囲気がありますよね。
歩いていても別世界に迷い込んだようで。
僕が行った時は結婚式の準備で半分だけ開放されていました。
だから全部を見ることができなくここで堪能させていただきました。
 
こんにちは
山手の洋館ですね。この地区は多数の洋館があるようですね。
函館にはよく行きましたが、似た雰囲気なのだろうと想像しています。
当時は外国人が多く生活していたのでしょう。
ベーリックホール、最近までつかわれていたんですね。
約100年前の建物ですが、綺麗に残されていますね。
エスマン邸も雰囲気ありますね。
こんにちは。 
 こういう環境で育った子供は、やっぱり環境遺伝子を受け継ぐのでしょうかしら。想像が出来ません。羨ましいとか、そんな気は怒らないのですが、経験と人生模様の違いには興味があります。部屋の隅まで明るく撮れていてすごく分かりよいです。
 
こんにちは(*^^*)

いいなーこういう家に住めるなんて。暖炉があったり、タイルがカッコいいし、広くていいなと思いました。靴で生活していたんでしょうね。
お邪魔しましたm(__)m
 
こんにちは
横浜の山手の住人はブルジョア階級の人たちなんでしょうね。
100年も昔にこのような立派な洋館建ての住宅に住むなんてすごいと思います。
B.R.ベリック氏の邸宅やフリッツ・エリスマン氏の邸宅はいずれも立派な建ですね。
やはり両社共貿易商として活躍し、巨万の財を成したようですね。
未だにこのように綺麗な状態で保存されているなんて素晴らしいと思います。
内部も綺麗に撮れていて良く分かります。
Re: タイトルなし 
ららさん、こんばんは。

> 山手は独特な雰囲気がありますよね。
> 歩いていても別世界に迷い込んだようで。

私が初めて行った時は小3の時だったと思います。接収されたままの土地が少なからず残っていて、子供心にもかなりショックでした。
それから半世紀以上経過し、大分おしゃれな街に変身しました。

> 僕が行った時は結婚式の準備で半分だけ開放されていました。
> だから全部を見ることができなくここで堪能させていただきました。

いままでは私も同様でした。3連休直後の月曜日で、ラッキーだったのかもしれません。じっくり見ることが出来ました。もう少しうまく撮れればよかったのですが、腕前と道具とはいかんともしがたいようで、…。
AzTakさん 
こんばんは
ベーリック邸、エリスマン邸は素晴らしい建築ですね。
その他にどれくらいの洋館があるのか知りませんが、それらが戦後の日本の住環境に与えた影響は、計り知れないでしょうね。
Re: タイトルなし 
> こんにちは

jskさん、こんばんは。

> 山手の洋館ですね。この地区は多数の洋館があるようですね。

横浜市が必死になって、残っている洋館を取得に駆け回ったようですよ。粘り勝ちだったようです。なんとか公開に耐えられるように補修をして、それを無料で公開しているところが凄いです。
大変な持ち出しでしょうが、そういうことで人気を呼び、MM21の人気などとも相まって、中華街を含めた周辺地域すべてが活性化した感じです。
損して得をとった感じです。本当に、横浜市の関係者は頑張ったものです。

> 函館にはよく行きましたが、似た雰囲気なのだろうと想像しています。

実は私もハリストス正教会の斜め向かいのおんぼろアパートに1年間ほど住んでいたんです。火事で焼け出されて、やむなく福島に引っ込んだのですが。幼稚園児には夢見るような世界でした。旧・函館区公会堂などは最高の建物のように思いました。

> 当時は外国人が多く生活していたのでしょう。
> ベーリックホール、最近までつかわれていたんですね。

暁星学園などを経営しているマリア会が持っていたのですが、英国に作った暁星の学校がうまくいかずにその穴埋めなどのために、ここの学校(セント・ジョセフ)を閉校とし、売却したようです。ベーリック・ホールはそれで御用済みになったようです。建物は寄付したようです。

> 約100年前の建物ですが、綺麗に残されていますね。

公開にあたって、多少は補修したと思いますが、基本的には作りが良かったのでしょう。

> エリスマン邸も雰囲気ありますね。

いつも、此処でお茶することにしているのですが、当日は生憎いっぱいで断念せざるを得ませんでした。
かなり雰囲気が良い所です。建物もゆったりしていて最高です。こんな家に住みたいものです。
Re: こんにちは。 
HARUさん、こんばんは。

>  こういう環境で育った子供は、やっぱり環境遺伝子を受け継ぐのでしょうかしら。想像が出来ません。羨ましいとか、そんな気は起こらないのですが、経験と人生模様の違いには興味があります。部屋の隅まで明るく撮れていてすごく分かりよいです。

教育者としては、子供の成長に関しては興味が有ることでしょうね。少なくても、国際性豊かな人材に育ったと信じたいものです。
 
AzTakさん、おはようございます♪

ベーリック・ホールの窓は本当素敵ですね。
暖炉や階段の手すりのちょっとした装飾もしゃれていて
デザインされた方の遊び心が伺われるようです^^
壁際の暖房器具は定番ですね。
見た目はごついですが、なかなかの優れものです♪
Re: タイトルなし 
> こんにちは(*^^*)

keikoさん、こんばんは。

> いいなーこういう家に住めるなんて。暖炉があったり、タイルがカッコいいし、広くていいなと思いました。靴で生活していたんでしょうね。
> お邪魔しましたm(__)m

そうですねえ。超デラックスな家ですよねえ。
外国人だと靴は履いたままなんでしょうが、日本で暮らしていたので、もしかしたら室内履きに履き替えていたのかもしれませんね。
講釈師じゃないので、見てきたような嘘はつけません。(^_^;)
Re: タイトルなし 
> こんにちは

花さか爺サン様、こんばんは。

> 横浜の山手の住人はブルジョア階級の人たちなんでしょうね。

昔の外国人は、好むと好まざるとにかかわらず、外国人居留区域内に住まなければならなかったので、当初はこの辺りに住んでいたのでしょう。成功者とそうでもない人とがいたんだと思います。
而して今は、どうなんでしょうねえ。生活に余裕が無い人が住んでいるとは思えませんが、極端な金持ち階級もそれほどいないような気がします。
私が勝手にそう思っているだけで違うかもしれませんが。

> 100年も昔にこのような立派な洋館建ての住宅に住むなんてすごいと思います。
> B.R.ベリック氏の邸宅やフリッツ・エリスマン氏の邸宅はいずれも立派な建ですね。
> やはり両社共貿易商として活躍し、巨万の財を成したようですね。
> 未だにこのように綺麗な状態で保存されているなんて素晴らしいと思います。
> 内部も綺麗に撮れていて良く分かります。

功成り名遂げたということなのでしょうね。
50年前は1ドル360円でした。日本人が一生懸命作ってそれなりに付加価値をつけたつもりでも、向こうの人には上出来なお買い得な品物だったと思います。それを扱う貿易商は大儲けだったのでしょう。ましてや明治時代などはその傾向がもっともっと顕著だったと思います。
儲けることが当然の社会構造だったかもしれませんね。

少しくらい贅を尽くした建物を建てたくなろうというものでしょう。
こんばんは 
山手の洋館と言うだけあって、外観も
内装もお洒落ですね~~
階段の手すりも凝っていて、素敵です♪
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> ベーリック邸、エリスマン邸は素晴らしい建築ですね。
> その他にどれくらいの洋館があるのか知りませんが、それらが戦後の日本の住環境に与えた影響は、計り知れないでしょうね。

戦後すぐは、真似したくてもできるような状況ではなく、うさぎ小屋生活の人が多かったのでは。昭和30年代半ば頃から少し景気が良くなりだし、お金持ち階級は真似をしだしたかもしれませんね。
横目でチラチラ見て歯を食いしばっていた時期が続いたんでしょうが、そういう世界があることを知らないわけではなく、相当な影響があったのでしょうね。
Re: タイトルなし 
> AzTakさん、おはようございます♪

Mikaさん、こんばんは。

> ベーリック・ホールの窓は本当素敵ですね。
> 暖炉や階段の手すりのちょっとした装飾もしゃれていて
> デザインされた方の遊び心が伺われるようです^^

スペイン南部風というのか、イスラム文化をもうまく組み合わせたような感じが相当に粋な感じですね。

> 壁際の暖房器具は定番ですね。
> 見た目はごついですが、なかなかの優れものです♪

各部屋にスチームの放熱器がついていますから、あの暖炉は暖房という本来の目的よりも、語らいの場の雰囲気作りの小道具なんでしょうね。
スチームの放熱器は、日吉の高校の教室にもありました。東北の中学校で暖房がなかったのに、何と贅沢なおぼっちゃま学校だろうと思ったものでした。都会暮らしをしていると、東京や横浜でも寒いと思うようになり、暖房の傍にひっついていたような記憶が。
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 山手の洋館と言うだけあって、外観も
> 内装もお洒落ですね~~
> 階段の手すりも凝っていて、素敵です♪

昔の日本に来ていた外国人は大儲けした人が多かったのでしょう。通貨の実力差がかなりありましたし、それなりに質の良い日本製品は外国でかなり売れたことでしょうから、貿易商は構造的に儲けることができたんだと思います。
その成功者の証なんでしょう。
こんばんは 
どちらも素敵な洋館ですね!
外観も内観もお洒落です♪
薪の暖炉がある家っていいですね^^
Re: こんばんは 
モカさん、こんばんは。

> どちらも素敵な洋館ですね!
> 外観も内観もお洒落です♪

そうですね。古い建物でも現代の我々を魅了する風格が残っています。

> 薪の暖炉がある家っていいですね^^

そうですね。あれで暖房を賄うというよりも、団欒の場の雰囲気作りなんでしょうね。

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