散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

赤坂迎賓館見学(2)

はじめに断っておくが、今回の一般見学の許可条件は館内撮影厳禁である。したがって、館内の写真は1枚もない。ものすごく豪華で、ヨーロッパの宮殿にもひけをとらないものである。撮影できないことは残念でならない。

本館正面(1)
正面から見ると半円状に大きく湾曲した建物で、後方が見えないために、薄い建物のように見えるかもしれない。実際は、相当な奥行きがあるゆったりとした建物だ。
本館正面(1)_1
本館正面(1)_2
本館正面(1)_3
本館正面(1)_4
本館正面(1)_5
本館正面(1)_6

中門
前方に小さく白く見えているのが正門。また、正門に向かって中門の右横にはヘリポートが用意されている。
中門_1
中門_2
中門_3

この先が正門
中門の隙間から撮ってみた。相当に広いエリアだ。
この先が正門

東京の元赤坂にある現在の迎賓館の建物は、東宮御所として1909年(明治42年)に建設された。鹿鳴館などを設計したお雇い外国人建築家ジョサイア・コンドルの弟子にあたる宮廷建築家片山東熊の設計により、元紀州藩の屋敷跡(明治6年宮城火災から明治21年の明治宮殿完成までの15年間、明治天皇の仮御所が置かれていた。)に建てられた。しかしそのネオ・バロック様式の外観があまりにも華美に過ぎたことや、住居としての使い勝手が必ずしも良くなかったことから、皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)がこの御所を使用することはほとんどなかった。嘉仁親王が天皇に即位した後は離宮として扱われることとなり、その名称も赤坂離宮と改められた。
その大正天皇の皇子・皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)と良子女王(後の香淳皇后)との婚儀が1924年(大正13年)成ると、その後の数年間、赤坂離宮は再び東宮御所としてこの一家の住居となったが、裕仁親王が天皇に即位した後は離宮として使用されることも稀になった。終戦時には高松宮宣仁親王が昭和天皇に、皇居を出て赤坂離宮へ移り住むことを提案したが、天皇は使い勝手が悪く経費がかさむとして拒否している。
第二次世界大戦後、赤坂離宮の敷地や建物は皇室から国に移管され、国立国会図書館(1948-61年)、法務庁法制意見長官(1948-60年)、裁判官弾劾裁判所(1948-70年)、内閣憲法調査会(1956-60年)、東京オリンピック組織委員会(1961-65年)などに使用された。
その後国際関係が緊密化して外国の賓客を迎えることが多くなり、またそれまで迎賓館として使用していた東京都港区芝白金台の旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)は手狭で随行員が同宿できないといった支障があったため、1962年(昭和37年)に当時の池田勇人首相の発意によって新たに迎賓施設を整備する方針が閣議決定された。
これを受けて、池田とその後任の佐藤栄作首相の在任時に政府部内で検討を重ねた結果、旧赤坂離宮を改修してこれを迎賓施設とすることが、1967年(昭和42年)に決定された。こうして5年の歳月と108億円(工費101億円、内装費7億円)をかけて、本館は村野藤吾、和風別館は谷口吉郎の設計協力により、1974年(昭和49年)3月に、迎賓館が完成した。新装なった迎賓館に迎えた最初の国賓は、現職のアメリカ合衆国大統領として初来日したジェラルド・フォードだった。
2006年(平成18年)から2008年(平成20年)にかけて、大規模な改修工事が行われている。
2009年(平成21年)12月8日、旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)として国宝に指定、明治以降の文化財としては初の国宝となった。

Comments

こんばんは! 
AzTakさん、こんばんは!
参観の事前申し込みをしての見学ですか?
赤坂迎賓館はほんとに豪華で、ヨーロッパの宮殿見たいですね!
石塀の上に立つ電灯も歴史を感じますね!
東御苑で見た皇居正門石橋に明治21年から設置されていた飾電灯に似て立派です。
機会があったら申し込みをしてみたいと思います。
Re: こんばんは! 
> AzTakさん、こんばんは!

makiraさん、おはようございます。

> 参観の事前申し込みをしての見学ですか?
> 赤坂迎賓館はほんとに豪華で、ヨーロッパの宮殿見たいですね!

ながくなってしまうので、今回分は全景の写真のみにとどめました。
次回はクローズアップした写真もいくつか。五七桐の紋が出てくる理由についても触れます。

> 石塀の上に立つ電灯も歴史を感じますね!
> 東御苑で見た皇居正門石橋に明治21年から設置されていた飾電灯に似て立派です。

日本国の威光を示すものですから。

> 機会があったら申し込みをしてみたいと思います。

年一度今頃の時期に何日かにわたって開催されます。確か、6月いっぱいが応募期間で、月日を指定して申し込みます。7月になってから抽選結果の通知が来ます。
中が写せないのが返す返すも残念ですが、脳みそに焼き付けるしかありませんね。テント内の店舗で写真集が各種売られています。私も2種類買い求めました。
私は、この種の入館料無料の企画が大好きな貧乏性で困ったものです。
AzTakさん 
おはようございます
ネオバロック様式だそうですが、熊には何がなにやらよく分かりません。
入館料無料でコレだけの施設を見られるとは、シアワセですね。
建築物はもちろんすごいですが、石畳もコレだけ広いと平らにするのも大変だろう、なんて貧乏性の熊は思ったりします。
毎日が新しい発見。 
こんにちは、 初めまして、

赤坂迎賓館はちょっと遠い存在ですが 以前のページ

日本橋は二女が暮らして居りますので、良く出かけます、

横浜は四十年以上住んでいました、現在は長女家族が

暮らして居ます、外国からの友人達をお連れした三溪園

我が庭のようにでしたが 新しい発見が有りで・・・、

京都の小旅行には 時間をかけて今でも拝見です、

楽しませて頂き 有り難うございます。
お疲れ様です^^ 
堂々とした佇まい素敵ですね。
湾曲した形に気品を感じます。
中門から覗いた正門までの画素敵ですね。
私こういう画好きです^^
こんにちは。 
立派ですね。
こんな立派なのが必要かと思う気もしますが、一国の名誉、威厳も考えると必要なのでしょうね。
我々庶民にはまったくと言っていいほど関係ない場所ですが、なかの様子も見てみたい気がしますね。
 
こんにちは(*´∀`)

なかは撮影禁止ですか?何ででしょうね。お金かけてるとか、なにか言われるのが嫌なんですかね。それとも、防犯のためとか。

外観は、結構大きいし、凄いんですね。なかも、豪華だったんでしょうね。
でも、ベルサイユ宮殿いったことありますが、それの豪華さには、負けちゃいますね。

おしゃまでした。m(__)m
Re: AzTakさん 
> おはようございます

のんびり熊さん、こんばんは。いつも遅くなってごめんなさい。

> ネオバロック様式だそうですが、熊には何がなにやらよく分かりません。

ネオ・バロック様式は、18世紀半ばをすぎる頃から台頭した美術様式だそうです。

フランスでナポレオン3世の第二帝政の出現(1852)とそのパリ改造計画(1853‐70)を契機として起こったバロック建築様式の復興をいう。ビスコンティLudovico Visconti(1791‐1853)とルフュエルHector M.Lefuel(1810‐81)は,ルーブル宮殿新館でイタリア・バロック風の彫塑的な壁面とマンサード屋根を組み合わせ,これは,いわゆる〈第二帝政式〉として流行した。また,C.ガルニエのオペラ座(1861‐74)はその豪華壮麗さで世界を驚かせ,当時帝国主義的競争の渦中にあった先進諸国は,ネオ・バロック様式こそ国家の威信を最もよく表現する建築様式とみなして,いっせいに採用するようになった。

> 入館料無料でコレだけの施設を見られるとは、シアワセですね。

事前申し込みで抽選による入館許可の形です。多分、過激派分子というレッテルを貼られていなければ、大丈夫なのではないでしょうか?

> 建築物はもちろんすごいですが、石畳もコレだけ広いと平らにするのも大変だろう、なんて貧乏性の熊は思ったりします。

ここはかつては紀州徳川家の中屋敷だったところです。当時は今よりも広く約20万坪あったようです。いまはたかだか35,700坪程度です。
まっ平らな土地ではなかったにせよ、ある程度平らにはなっていたんだと思います。
それよりか、ぐんと敷地面積が縮小されたとはいえ、まだまだ広いです。石畳の隙間から雑草が顔を覗かせることでしょう。この草取りが大変だろうなと思いました。
Re: 毎日が新しい発見。 
> こんにちは、 初めまして、

umi925さん、こんばんは。そして、はじめまして。

> 赤坂迎賓館はちょっと遠い存在ですが 以前のページ
> 日本橋は二女が暮らして居りますので、良く出かけます、
> 横浜は四十年以上住んでいました、現在は長女家族が
> 暮らして居ます、外国からの友人達をお連れした三溪園
> 我が庭のようにでしたが 新しい発見が有りで・・・、
> 京都の小旅行には 時間をかけて今でも拝見です、
> 楽しませて頂き 有り難うございます。

爺さんのフラフラ散歩に毛が生えた程度のものなので、つまらないことを大げさに取り上げたり、逆に、これを外しちゃいけないところを素通りしたりで、反省ばかりしています。
きちんと下調べをしてから出かければ済むものを、『できるだけ先入観を持たずに見たい』などと格好をつけていますが、詰まるところズボラ歩きです。いまさら、自分の性格を矯正することも難しく、反省ばかりの日々です。
そんな風で、足らないところ、余計なところが目につくと思いますが、よろしかったら、今後もアクセスいただければと存じます。
Re: お疲れ様です^^ 
モカさん、こんばんは。

> 堂々とした佇まい素敵ですね。
> 湾曲した形に気品を感じます。

そうですね。次回も正面からの写真を取り上げますが、実に立派なものです。威風堂々たる建物です。

> 中門から覗いた正門までの画素敵ですね。
> 私こういう画好きです^^

中門の金色と青色の縦の金属棒の隙間にレンズを入れて撮りました。あの道になっている部分の両側に賓客に関連する小旗(国旗等)が建てられるんだそうです。
Re: こんにちは。 
masaさん、こんばんは。

> 立派ですね。
> こんな立派なのが必要かと思う気もしますが、一国の名誉、威厳も考えると必要なのでしょうね。

まあ、そういうことなんでしょうね。

> 我々庶民にはまったくと言っていいほど関係ない場所ですが、なかの様子も見てみたい気がしますね。

今回、建物の外観はどこから撮っても良く、十分あれやこれや考えながら撮りました。
一方、建物内部は、手を触れてはいけない、写真を撮ってはいけないという制約付きですが、きちんと専門のスタッフが懇切丁寧に解説をしてくれて、それはそれで良いものでした。でも、写真が撮れないと…。
『セキュリティ維持の観点から撮影は禁止させていただきます』としているんですが、写真集が何冊も売られていて、何がセキュリティ維持なのかという気がしなくはないです。好意的に見れば、写してはいけない部分が写った写真はカットしてあるということなんでしょう。
でも、ヴェルサイユだって、シェーンブルンだって、どこも写真撮影は可能なはず。日本だけが禁止する必然性はないと思います。こういうところは内閣府が模範を示し、京都のお寺さんにも、禁止措置をやめるように指導してもらいたいところです。
Re: タイトルなし 
> こんにちは(*´∀`)

keicoさん、こんばんは。

> なかは撮影禁止ですか?何ででしょうね。お金かけてるとか、なにか言われるのが嫌なんですかね。それとも、防犯のためとか。

内部は撮影禁止です。『セキュリティ維持の観点から』という理由にしてあります。写真集を何冊も販売しておいて、そういう理由では通らないだろうと個人的には思います。
多分、頭の硬いトップが頑として譲らないからなんでしょうね。そういう手合には役を下りてもらいたいところです。

> 外観は、結構大きいし、凄いんですね。なかも、豪華だったんでしょうね。
> でも、ベルサイユ宮殿いったことありますが、それの豪華さには、負けちゃいますね。

たしかに大きさは比べ物にはなりませんが、ヴェルサイユと比べて劣るという感じでは決してありません。日本人の感性も素晴らしいものだなと思いました。
私がごちゃごちゃ言っても信じていただけないでしょうが、茜出版というところから写真集が出ています。見ていただければ、私が大げさな話をしているわけではないと、理解していただけると思います。

> おじゃまでした。m(__)m
こんばんは 
でっかいですね~~
中世のヨーロッパに迷い込んだ気になる
建物ですね^^
敷地も広そう・・・
ここも参観するには事前申し込みが
必要なんですか~~
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> でっかいですね~~
> 中世のヨーロッパに迷い込んだ気になる
> 建物ですね^^
> 敷地も広そう・・・

紀州徳川家の中屋敷時代は20万坪、いまは35,700坪と大幅に縮小されてしまいました。それでもなお、ヘリポートや和風別館もある広大な敷地です。
次回、五七桐の紋灘が登場します。何でとお思いになりませんか?

> ここも参観するには事前申し込みが
> 必要なんですか~~

建物内部まで見学できる一般公開は、VIPが夏季休暇を取るために迎賓館使用予定が無いことを見越して今の時期に何日かあるだけです。6月末頃申し込みが締め切られ、7月中旬頃抽選結果が届き、8月に見学という面倒くさい手続きになりますが、拝観料などは一切不要です。
が、かなり厳しいセキュリティチェックが行われます。名義借用などは一切認められないものです。なぜなら身分証明書と突き合わせを行いますから。
そのことはさして文句をいうつもりはありませんが、素晴らしい建物内部の写真撮影が厳禁というのはどうにも納得がいきません。外観など問題にならなくくらい内部が充実しています。外国の宮殿にも引けをとらないと私は思います。

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