散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

江戸東京たてもの園に行った(6)

武居三省堂(文具店)と花市生花店
もともとは別のところに所在していた2つの店。移設するにあたって、ちょうど都合の良い店同士だと判断して、並べて展示してあるのだろう。両方ともに昭和初期の建物。
書道専門店というのは、現在よりも需要があったのかな。また、生花店は新しい時代に入って、高所得層を中心に少し需要が出てきたのだろうか?当時の粋な店だったのだろう。
『千と千尋の神隠し』制作にあたって参考にしたのが、この江戸東京たてもの園内に何箇所かあるといわれている。ビデオを何度も見たはずなのに、細かくは記憶していないのだが、釜爺がせっせと働いていた場所のイメージが『武居三省堂』だそうだ。記憶力の確かな人は確認できるかなあ。
メインの舞台ともいえる銭湯の『油屋』は、『子宝湯』を参考にしたといわれる。ここは後の回で撮り上げる予定だ。
そのほか、湯婆婆のもとで働く契約ができた千が、仕事以外の時間を過ごす場所は、すでに取り上げた高橋是清邸だとか。一面のガラス張りがそっくりに描かれているとか。

高橋是清邸は別として、『武居三省堂』と『子宝湯』とは、既視感がいっぱいの感じがする。
2店が並ぶ様子
2店舗でちょうど1店舗に見える感じ。狭小店舗の走りだろうか。
2店が並ぶ様子_0
2店が並ぶ様子_1
2店が並ぶ様子_2
花市生花店
店内の様子が、割とモダンだと思った。解説文を見ると、昭和30年代の店内の様子を再現しているのだとか。道理で、外観よりは新しい感じになっていたのだろう。
花市生花店_1
花市生花店_2
花市生花店_3
花市生花店_4
花市生花店_5
名称:花市生花店(はないちせいかてん)
建築年代:1927年(昭和2)
所在地:千代田区神田淡路町一丁目
解説:昭和初期に建てられた〈看板建築〉の花屋です。建物の前面は花屋らしくデザインされています。店内は昭和30年代の花屋を再現しています。

武居三省堂(文具店)
右から始まる文字列で、『筆墨硯文具算盤問屋』と書かれてある。最初は、卸だったようだ。狭い間口からは想像できないほどの品ぞろえがあったように見えた。
武居三省堂(文具店)_1
武居三省堂(文具店)_2
武居三省堂(文具店)_3
武居三省堂(文具店)_4
武居三省堂(文具店)_5
武居三省堂(文具店)_6
武居三省堂(文具店)_7
名称:武居三省堂(文具店)(たけいさんしょうどう)
建築年代:1927年(昭和2)
所在地:千代田区神田須田町一丁目
解説:明治初期に創業した文具店です。当初は書道用品の卸をしていましたが、後に小売店に変わりました。
建物は震災後に建てられた〈看板建築〉で前面がタイル貼りになっていて屋根の形にも特徴があります。

Comments

 
まさしく昭和初期にタイムスリップした感じの趣ある情景ですね。
歳のせいか昔懐かしい写真に出会うとなんとなくやすらぎを覚えます。
何もなかったけどこの時代は良かったですよね。
おはようございます^^ 
木造にタイル貼りと不思議な感覚を受けますね~
でも、瓦もタイルに似たようなものと考えれば
合わないことはないのかもしれませんね^^
 
今晩は
本当に懐かしさを感じる建物で、、
貧しかったですが昭和の
あの頃を思い出しますね^^


AzTakさん 
こんばんは
神田須田町に昭和初期にあったんですねえ。
東京に転勤になった時には、今の京葉道路に、(両国方面)は路面電車が走っていましたねエ
東神田、昔の豊島町あたりかな?に居ましたね、
その後都合により浜町(明治座の真ん前)に越しましたが、まだ浜町河岸?の柳並木(浜町藪蕎麦付近)が有りましたよ。
こんばんは 
三省堂って、あの三省堂なのでしょうか。
それにしても江戸東京たてもの園はまるで映画村のようです。
いつも武蔵小金井辺りを通り過ぎているだけで、全然行ったこともありません。せめて昼間、中央線の電車の吊革につかまって立っているときは、この辺りの建物が遠くに見えないかチェックしてみたいと思います。
Re: タイトルなし 
ララさん、こんばんは。

> まさしく昭和初期にタイムスリップした感じの趣ある情景ですね。
> 歳のせいか昔懐かしい写真に出会うとなんとなくやすらぎを覚えます。

この一画は関東大震災以降に急きょ建て直した家屋が中心なんです。震災後数年経っていますから、落ち着いて考えたときにもらい火を受け取らない簡易でも実効性のある耐火建築を志向したのかもしれませんね。こんな物でも、空襲を潜り抜けたのですから大したものです。

> 何もなかったけどこの時代は良かったですよね。

ほとんど例外なく貧乏でしたから。敗戦で一度地獄を見、昭和30年代に再度浮上してきましたよね。
Re: おはようございます^^ 
aiupaさん、こんばんは。

> 木造にタイル貼りと不思議な感覚を受けますね~
> でも、瓦もタイルに似たようなものと考えれば
> 合わないことはないのかもしれませんね^^

日本人は、こういう手間のかかり後方をいとも簡単にやってのける器用さがある民族なんですねえ。中には、私のような超不器用な輩もいますが。(^_^;)
不思議なモダンさを醸し出しています。
移築した際に補強をしたこともあるのでしょうが、まだまだもたせることができそうです。

建物は、木造建築の正面に衝立のように平面的なファサード(建築の正立面)がとりつく、いわゆる「看板建築」の代表例。この形式は大正中期から昭和初期にかけて、都市の商店建築を中心に流行した。 一般にファサードは、タイルを貼ったもののほか、銅板葺き、モルタル仕上げなどがある。また洋風の装飾を施したもの、戸袋に和風の紋様を付けたもの等デザインに工夫が凝らされたものもあり、実にバラエティーに富んでいた。武井三省堂のファサードは、外壁をタイル張りとし、側柱・戸袋廻り・庇などを銅板で包んでいる。
Re: タイトルなし 
> 今晩は

x都人xさん、こんばんは。

> 本当に懐かしさを感じる建物で、、
> 貧しかったですが昭和の
> あの頃を思い出しますね^^

何は無くても、見かけだけは格好の良いものを造り上げるその際閣たるや、凄いものがありますよね。ファサードだけの見せかけだけではなく、中身もしっかりさせようと日本人が懸命になって取り組んで、今の日本が出来上がっているのでしょう。昔のことを忘れないためにしっかり見ておきたいものです。
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 神田須田町に昭和初期にあったんですねえ。
> 東京に転勤になった時には、今の京葉道路に、(両国方面)は路面電車が走っていましたねエ
> 東神田、昔の豊島町あたりかな?に居ましたね、
> その後都合により浜町(明治座の真ん前)に越しましたが、まだ浜町河岸?の柳並木(浜町藪蕎麦付近)が有りましたよ。

3歳年下の妻が言うには、小3くらいまで銀座にも路面電車が走っていたそうです。私は、東京を飛び越えて、横浜に遊びに来ていましたが、トロリーバスが縦横無尽に走っていました。
ずいぶんと街の景観が変わりましたよね。
Re: こんばんは 
MTさん、こんばんは。

> 三省堂って、あの三省堂なのでしょうか。

まるっきり違う店です。尤も、名前の付け方に関しては書籍の三省堂さんも同じだったかもしれませんね。

店の名前は、中国の古典の中に出て来る「吾日三省吾身」(毎日三度反省するという意味)に由来するという

> それにしても江戸東京たてもの園はまるで映画村のようです。
> いつも武蔵小金井辺りを通り過ぎているだけで、全然行ったこともありません。せめて昼間、中央線の電車の吊革につかまって立っているときは、この辺りの建物が遠くに見えないかチェックしてみたいと思います。

多分見えないと思います。そんなに高い建物がありませんから。
たてもの園には、前川國男邸とか三井本家住宅とか、実にいろいろなものがあります。被写体としてはかなり面白いと思います。是非一度足を運んでみてください。

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7月17日(火)-19日(木)は、京都と大阪とを観光します。この間、記事更新のみとし、私からのアクセスはお休みさせていただきます。大変申し訳ありません。m(_ _)m

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