散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

弘前~田舎館~黒石~弘前一人旅(6)

藤田記念庭園(1)
洋館…国の登録有形文化財
訪問者の度肝を抜く堂々たる洋館。ほとんどすべての訪問者が、しばし見蕩れてしまうことだろう。
外観
市内にはレトロな洋館が点在する。それらに勝るとも劣らないものだと思う。
洋館_外観_1
洋館_外観_2
洋館_外観_3
洋館_外観_4
洋館_外観_5
館内の様子
展示スペース
2階は貸し会議室の扱いで、1階のみの見学となる。外観から想像したほど広くはなかった。スペースの半分ほどが喫茶室になっているからだろう。そのことはさておいて、かなりモダンな感じがする。日本人の施主の建物とは思えないほどだ。
洋館_館内の様子_1
洋館_館内の様子_2
洋館_館内の様子_3
洋館_館内の様子_4
洋館_館内の様子_5
洋館_館内の様子_6
洋館_館内の様子_7
大正浪漫喫茶室
1階の残りのスペースは喫茶室になっていた。かなり雰囲気が良い。アップルパイも美味しかった。感じとしては、横浜の山手にあるエリスマン邸にしつらえられた喫茶室と似た感じだろうか。
洋館_大正浪漫喫茶室_1
手前側の席よりも窓際の席に行きたいものだ
洋館_大正浪漫喫茶室_1-2
窓際の席は雰囲気があって非常にいい感じ
洋館_大正浪漫喫茶室_2
洋館_大正浪漫喫茶室_3
流石リンゴの本場だけあって、アップルパイはいろいろ種類があった。そのうち、シナモンの香りがきいているものをチョイスした。非常においしかった。
洋館_大正浪漫喫茶室_4
洋館_大正浪漫喫茶室_5
洋館_大正浪漫喫茶室_6

高台庭園
非常に上品な洋風庭園だ。これに匹敵するのは、私が知っているのは殿ヶ谷戸庭園だろうか。あの三菱財閥創業家が国分寺市に所有していた庭園だ。
低地部には一転して見事な和風庭園が広がる。その対比が見事だが、いったん下まで降りて、また上がってくるのはかなりつらかった。

高台庭園_1
高台庭園_2
高台庭園_3
高台庭園_4
高台庭園_5
高台庭園_6

日本商工会議所会頭も務めた実業家である藤田謙一が、1919年(大正8年)に郷里である弘前市に別邸を構える際に東京から庭師を招いてつくらせた江戸風な景趣の庭園である。園内は、高さ13mの崖地をはさんで高台部と低地部に分かれており、高台部は岩木山を借景した洋風庭園で、低地部は池泉回遊式の日本庭園となっている。総面積は約21,800㎡に及び、東北地方でも有数の大規模な庭園である。
別邸である洋館は、高台部にあり、木造モルタル2階建てで、玄関先まで反りを付けて下ろされた袴腰屋根や階段吹抜け部分の八角形の塔が印象的なデザインとなっており、設計は堀江佐吉の六男金造、施工は長男彦三郎が行った。同時に建てられた岩木山麓の農牧場開拓を目指して設置された開発事業事務所の倉庫は、イギリス積みによる煉瓦造り2階建てで、軒部分の煉瓦を4重にした軒蛇腹が特徴的な建物となっている。和館は、木造平屋建てで、1937年(昭和12年)板柳町に藤田謙一の本宅として建てられたものを、1961年(昭和36年)に現在の場所へ移築してきたものである。
当園は藤田の私邸として整備されたものであるが、藤田の死後、弘前相互銀行(現:みちのく銀行)頭取だった唐牛敏世に譲渡され「弘前相互銀行倶楽部」(のちに「みちのく銀行倶楽部」)として開放されてきた。しかし、1979年(昭和54年)に唐牛が亡くなり、その後はほぼ放置状態となっていたものを、1987年(昭和62年)に市制施行百周年記念事業の一環として弘前市が買収して復元整備し、1991年(平成3年)に開園した。建築物も見学可能で、うち洋館は喫茶室のほか50人収容のホールや小会議室の貸しスペースとして利用されており、倉庫(考古館)は砂沢遺跡出土品(国の重要文化財)をはじめ、弘前市内の遺跡出土品を中心とした考古資料を展示している。

Comments

 
素敵な洋館ですね。あのサンルームの所で 温めたアップルパイを頂きました。
庭園は登ってくるのが疲れそうで・・・この後の予定を考えパスしました。
改めて写真を見て ステンドグラスや内部の様子が素敵だったんだと再度確認しました。
おはようございます 
すごい洋館にお庭です。元は個人の持ち物だったのですね。財が永遠に続ければ維持もできるのでしょうが、代が進めば、なかなかそれが、難しくなってきますので消失の可能性もあったと思います。しかしながら、こちらは運よく市に買い取られて、末長く続くことになったと知り、よかったと思います。今日の作品を見て、お金はたくさんいただければいただけるほど、いいとは思いますが、問題は使い道かなとも思いました。悩ましい課題です。(私には別世界の話ですが・・・。^^;)
 
こんにちは。
今でもかなり立派な建物に見えるのですから
竣工当時、弘前の庶民は相当度肝を抜かれたでしょうね。
目に見えるように故郷に錦を飾ったわけですね。

ryu
今日は! 
藤田記念庭園の建物良いですね。
この様な建物を見ると写真を撮りたくなります。
日本家屋と違って洋風の建物はどことなく華やかさがあるように感じます。
洋風の建物と日本庭園が似合うと言うのも面白いです。
東京にある岩崎庭園や古河庭園と同じような感じを受けますね。
 
AzTakxさん、こんばんは。
屋根の作りや煙突もあり、柴又でみたステンドグラスとも似て
大正浪漫ですー!
洋館はあっても大正浪漫はあまり見ないのでここでこんなに立派な
建物を見学できていいですね。
床に窓の作りも優雅で、本場の地でアップルパイでコーヒータイムは
窓際の雰囲気がよさそうにみえます。

今は紅玉を見かけないですが、ここでは秋の焼きリンゴなども期待
できそうな喫茶室ですね^^

http://fukeikan.blog.fc2.com/ 
このような洋館と立派な庭園、驚きです!
この喫茶室は、以前、AzTakさんに見せていただいた横浜のそれに似た感じで一瞬横浜にタイムスリップしたかと思いました~^^
AzTakさん 
こんばんは
素晴らしい洋館と庭園ですね。
見惚れちゃいます。
庭園の一画にある枝垂れ桜でしょうか?
見事な古木です。
Re: タイトルなし 
tugumi365さん、こんばんは。

> 素敵な洋館ですね。あのサンルームの所で 温めたアップルパイを頂きました。

この時期なので、冷えたものを頂きました。アイスコーヒーを飲み、和館でも冷たくした抹茶を頂きました。

> 庭園は登ってくるのが疲れそうで・・・この後の予定を考えパスしました。

下からも出られそうな感じではありましたが、上を十分に見ていなかったし、自転車も上に置いたままでした。
『行きはよいよい帰りは怖い』ではなく、こわい=疲れるの方で実感しました。でも、下に行くと、すごい落差の人口の滝が見られたんです。

> 改めて写真を見て ステンドグラスや内部の様子が素敵だったんだと再度確認しました。

北の果てに、こんなモダンな街が存在していたとは、本当に驚かされました。
Re: おはようございます 
MTさん、こんばんは。

> すごい洋館にお庭です。元は個人の持ち物だったのですね。財が永遠に続ければ維持もできるのでしょうが、代が進めば、なかなかそれが、難しくなってきますので消失の可能性もあったと思います。しかしながら、こちらは運よく市に買い取られて、末長く続くことになったと知り、よかったと思います。今日の作品を見て、お金はたくさんいただければいただけるほど、いいとは思いますが、問題は使い道かなとも思いました。悩ましい課題です。(私には別世界の話ですが・・・。^^;)

まあ、桁外れの財産でしたから、格安で入手できるなら、地元も有難いことだったことでしょうね。
次回、和室のことを取り上げます。そこに、新平という署名がありました。東北人で新平というと、あの後藤新平氏しか思い浮かばないのですが、まさしくその人でした。かつての持ち主の藤田謙一氏は間違いなく、当時の上流階級人だったようですね。
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 今でもかなり立派な建物に見えるのですから
> 竣工当時、弘前の庶民は相当度肝を抜かれたでしょうね。
> 目に見えるように故郷に錦を飾ったわけですね。
>
> ryu

そんなんでしょうね。ただし、弘前市にはレトロな洋館がいくつかあり、そういうものが初めてではなかったようです。というか、そういうものに対する市民の免疫があったのか、排斥されることもなかったようです。つまり、歓迎されたのでしょう。
Re: 今日は! 
yosaku03さん、こんばんは。

> 藤田記念庭園の建物良いですね。

そうですね。和館も含めてすばらしいものでした。

> この様な建物を見ると写真を撮りたくなります。
> 日本家屋と違って洋風の建物はどことなく華やかさがあるように感じます。
> 洋風の建物と日本庭園が似合うと言うのも面白いです。
> 東京にある岩崎庭園や古河庭園と同じような感じを受けますね。

弘前は、お城や禅林街のようなクラシックなもの、いくつかのレトロな建物、そういうものがゴロゴロしていて、写真好きには堪えられない被写体の宝庫かもしれません。
Re: タイトルなし 
> AzTakxさん、こんばんは。

みすてぃむーんさん、こんばんは。

> 屋根の作りや煙突もあり、柴又でみたステンドグラスとも似て
> 大正浪漫ですー!
> 洋館はあっても大正浪漫はあまり見ないのでここでこんなに立派な
> 建物を見学できていいですね。
> 床に窓の作りも優雅で、本場の地でアップルパイでコーヒータイムは
> 窓際の雰囲気がよさそうにみえます。

疲れたときに、ここでまったりとお茶をするのもよいのではないかと思います。

> 今は紅玉を見かけないですが、ここでは秋の焼きリンゴなども期待
> できそうな喫茶室ですね^^

あるかもしれませんね。美味しいことなんでしょうね。
青森出身者が職場にいて、時々、リンゴジュースをお土産にもらっていました。これが実に美味しいんです。滞在中にもいただきました。
Re: http://fukeikan.blog.fc2.com/ 
ノースさん、こんばんは。

> このような洋館と立派な庭園、驚きです!

そうですね。成功者が無駄な投資をせずにこういうものに財産を継ぐ混んでくれました。おかげで、後世の我々も楽しむことができるので種王。ありがたいことです。

> この喫茶室は、以前、AzTakさんに見せていただいた横浜のそれに似た感じで一瞬横浜にタイムスリップしたかと思いました~^^

あちらは、施主が外国の人ですが、こちらは、まぎれもない日本人が施主です。大正期だとそういう文化の浸透があったのでしょうね。
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 素晴らしい洋館と庭園ですね。
> 見惚れちゃいます。

とても素敵でした。お出掛けになるなら、必見の場所でしょう。

> 庭園の一画にある枝垂れ桜でしょうか?
> 見事な古木です。

あれですか。ちょっとくたびれていて、後で立札を確かめようと思いながら、失念してしまいました。(^_^;)
 
今晩は
とってもお洒落な洋館で素敵ですねー
赤いとんがり屋根が可愛いですね^^

素敵な庭園を見ながら食べる
アップルパイは美味だったでしょうね!!
こんばんは 
日本建築も良いですが、こう言う古い洋館
僕も助手も大好きです^^
喫茶室があるんですね~
こう言うところで美味しいコーヒーを飲みながら
お庭を眺めてみたいものです^^
旅に出たいよ、本当に!
Re: タイトルなし 
> 今晩は

x都人xさん、こんばんは。

> とってもお洒落な洋館で素敵ですねー
> 赤いとんがり屋根が可愛いですね^^

あの部分は何をすることろだったのでしょうね。2回は貸出施設になっていて、借りなきゃ見ることができないエリアだったんです。

> 素敵な庭園を見ながら食べる
> アップルパイは美味だったでしょうね!!

さすが、リンゴの本場だけあって、おいしいリンゴの食べ方に通じているようです。お土産に買って帰りたかったところですが、これ以上持ちきれないくらいの荷物量だったので、断念しました。
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 日本建築も良いですが、こう言う古い洋館
> 僕も助手も大好きです^^
> 喫茶室があるんですね~

はい、ありました。

> こう言うところで美味しいコーヒーを飲みながら
> お庭を眺めてみたいものです^^

(ФωФ)フフフ・・・、代理体験させてもらいました。

> 旅に出たいよ、本当に!

早割りで、日程は絶対に守る。これで行くしかありませんね。
見たことのない姿に 
誰しも惚れてしまうんでしょうね、私もその一人です。
玄関廻りの煉瓦、ともすると農家の建物にも見える壁、
先週横浜山手でエリスマン邸でプリンを頂いていた私にとっては、
更に新鮮というか、ガンと頭を叩かれたような意外性です。
弘前、行こう行こうと思いながら、今日を迎えています。
今回も素敵な記事をありがとうございます、AzTakさん、またお邪魔します。
Re: 見たことのない姿に 
kozoh55さん、お晩です。

> 誰しも惚れてしまうんでしょうね、私もその一人です。
> 玄関廻りの煉瓦、ともすると農家の建物にも見える壁、
> 先週横浜山手でエリスマン邸でプリンを頂いていた私にとっては、
> 更に新鮮というか、ガンと頭を叩かれたような意外性です。

結構しゃれた街です。禅林街も良かったし、見どころがたくさんありますねえ。

> 弘前、行こう行こうと思いながら、今日を迎えています。
> 今回も素敵な記事をありがとうございます、AzTakさん、またお邪魔します。

露払いで情報を得たと思っていただければ幸いです。

PS.衣笠の記事は懐かしさでいっぱいでした。ありがとうございました。

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