散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

弘前~田舎館~黒石~弘前一人旅(2)

最勝院
前回触れたように最初は禅林街のみを見るつもりでいた。ところが、自転車で走行しているうちに、意外に体調が良く、欲が出た。それで、最初に最勝院を見て回ろうということにした。境内には重要文化財に指定されているものとしては日本最北に位置する五重塔がある。
最勝院三十三観音
今回の旅行で最初の『三十三』に出会った。この後禅林街三十三ヶ寺や黒石市の三十三観音などにも。その観音像だが、なぜだか、鼻の頭に白い塗料が塗られていた。最初の石像を見たときは見事に鳥の糞が命中したものだと思ったのだが、そんなことではなかった。
最勝院三十三観音_1
一番:龍頭
最勝院三十三観音_2
二番:持經
最勝院三十三観音_3
秋には紅葉が見事なのだろう
最勝院三十三観音_4
妙法蓮華経観世音菩薩普門品(観音経、以下普門品)では観音の普現色身三昧より示現する三十三種の変化身により、衆生の悩みに応じて済度すると説く。観音経が浸透すると同時に、観音の三十三変化身の数字に意味を持たせて観音三十三霊場、三十三間堂、弘前市禅林三十三ヶ寺などがつくられるようになった。
1.龍頭 2.持經 3.圓光 4. 遊戯 5.白衣 6.蓮臥 7.瀧 見 8.施楽 9.魚籃 10.徳王 11.水月 12.一葉 13.青頸 14.威徳 15.延命 16.衆寶 17.岩戸 18.能靜 19.阿耨 20.阿麼提 21.葉衣 22.瑠璃 23.多羅 24.蛤蜊 25.六時 26.普悲 27.馬郎婦 28.合掌 29.一 如 30.不二 31.持蓮 32.灑水 33.楊柳

参道を歩く
五重塔が見えてきた。ずっと遠くから視認できるのだと思っていたが、やっと視界に入った。
参道を歩く_1
八坂神社の鳥居と新仁王門と五重塔とが並んで見える。何ともいい感じだ。
参道を歩く_2
新仁王門と五重塔と
『津軽一代様』というものがあり、卯歳には最勝院の文殊様か茂森の天満宮(文珠菩薩)がお参りの対象になるようだ。今年はまさしく卯年。私は意図などしてはいなかったが、結果的にそういうことになったのだろうか?
最勝院五重塔_2
新仁王門と五重塔と_1
新仁王門と五重塔と_2
新仁王門と五重塔と_3
新仁王門と五重塔と_4
新仁王門の内にも三十三観音が続く
境内には三十三観音が続く_1
境内には三十三観音が続く_2
境内には三十三観音が続く_3
境内には三十三観音が続く_4
振り返ってみた五重塔
どこから見ても立派だ
振り返ってみた五重塔_1
振り返ってみた五重塔_2
最勝院五重塔_1
本堂
本堂_1
本堂_2
本堂_3
鐘楼
梵鐘自体は下記のような事情から新たに鋳造したものだそうだ。『平和の鐘』と呼ばれている。
鐘楼
藩政時代から戦前まで森町に市民に時を告げた『時の鐘』があったが、戦争の供出により一時その姿を消した。しかし、昭和三十一年(一九五六)に時の商工会が中心となり普請を行い、最勝院境内に復元した。ちなみに基礎の石は、弘前公園本丸に建っていた藩祖津軽為信公の銅像の台座であったものである。
五智如来堂
本堂と隣り合っているが、やけに質素だ
五智如来堂
本堂の東側に建つ簡素な堂で、五智如来像を安置する。末寺であった普光寺の本尊を移した像で、棟札には「五智山普光寺廃虚に付本寺境内に建立 奉再建五智如来堂一宇 連光山大圓寺二十一世上人朝宗欽言 維弘化三丙午年(一八四六)五月吉祥日」とある。五智如来像は東寺講堂像をはじめ、安祥寺(京都市山科区)、大日寺(奈良県吉野町)、金剛三昧院(和歌山県高野町)、遍明院(岡山県瀬戸内市)などにあるが、当院の五智如来像はこれらと異なり5体とも立像であり、大日如来像を菩薩形でなく通常の如来形に表すなど、図像的に珍しいものである。
五重塔
文化財の指定説明にも「實ニ東北地方第一ノ美塔ナリ」とあるそうだ。確かに美しい五重塔だ。明治41年4月23日に国から重要文化財の指定を受けた。方三間、総高31.2m、銅板葺き、江戸時代の建造。附指定は、旧伏鉢1箇分と旧露盤1箇。
五重塔_1
五重塔_2

Comments

おはようございます 
像の白い鼻がどうしても気になります。
私も調べてみるのですが、それらしき事実もわからず・・・。
ああ、夜も眠れません!?(暑さにやられてしっかり寝ています^^;)
東北一の五重塔、こちらはしっかり木造なのですよね~。
五重塔 
AzTakさんの写真で 約40年前にも夫と行ったことを 思い出しました。
最勝院のお坊さんに説明を受けました。
「猫と嫁は遠くから貰え」津軽藩にお嫁に来るお姫様は たやすく帰ることができない 遠くから来たそうです。五重塔もしっかり覚えていますが 鼻先が白い像の
記憶がありません。
おはようございます♪ 
自転車での周遊はいいアイデアですね~今度ぼくもあったら真似しよう^^
タイムリーなことに昨晩ちょうどNHK「ブラタモリ」が弘前で、ダブルの楽しみです!
まず最勝院の境内は清掃が行き届いて清々しいですね、その境内の五重塔は格別に美しいですし三十三観音も見事ですし、見ごたえがあります!
三十三がいくつかあるんですね。これから禅林街三十三ヶ寺にも行かれるのですね。
楽しませていただきま~す!^^
AzTakさん 
こんにちは
鳥居と仁王門と五重塔、こんなに近くで初めて見ました!
五重塔、立ち姿が素晴らしいです。
こんにちは 
若い頃は京都、奈良の神社仏閣に行きましたけど、
最近はほとんど行く機会がありません。
歩くなら、人の少ない空気のきれいなところ、
それのみです。
若いとき沢山連れて行ってもらったので、思い出はばっちり!
体力もあったので、その頃でよかったと思います。
映像や写真を見れば、「あっ、ここ行ったね」なんてことが多いです。
 
AzTakさま こんにちは
弘前の方は空梅雨で、台風の影響もなく楽しい旅行ができたようですね。
レンタル自転車で市内を駆け回る、AzTakさまの様子が目に浮かぶようです。
日本最北に位置する最勝院の五重塔は、「實ニ東北地方第一ノ美塔ナリ」といわれるだけに立派な佇まいです。
瑠璃光寺「山口市」、国宝の五重塔も立派ですが、いずれ劣らぬ姿形です。
最勝院境内の三十三観音も見事ですね。
観音様に付けられた白いものはなぞですね!
今日は! 
今回の旅はお一人で行かれた様ですね。
私一人では100%億劫になり行かないと思います。
AzTakさんの行動力には脱帽です。

こんにちは 
最北に位置する五重塔ですか!
僕達は簡単にいけそうにないので
貴重なものを見せていただき、
ありがとうございます^^
 
こんにちは。
いまでこそ県庁をはじめ青森県の顔だと自負するのは青森市でしょうけど
津軽藩の歴史や顔と言えばこちらが本家だと弘前市は自負するでしょう。
街の大きさや行政に関しては今では青森市に歯が立たないかも知れませんが
燦然たる歴史からして弘前としては新興の青森市など歯牙にもかけないでしょうね。

ryu
 
今晩は
俺も像の鼻が白いのは??なんででしょうか

阿吽像!少しユーモラスな感じもしますが
やっぱ~迫力を感じますね^^
Re: おはようございます 
MTさん、こんばんは。

> 像の白い鼻がどうしても気になります。
> 私も調べてみるのですが、それらしき事実もわからず・・・。
> ああ、夜も眠れません!?(暑さにやられてしっかり寝ています^^;)

稚児行列などで白いお化粧を施すのと同じような理由なのでしょうか。あれは新党の世界だけど、昔は神仏混交の世界だから、…。などと勝手に考えを巡らせています。

> 東北一の五重塔、こちらはしっかり木造なのですよね~。

そうだと思います。江戸時代の建立だそうですが、古式を残し、軸部の逓減率が高く、バランスの取れた優美な塔なのだそうです。

Re: 五重塔 
tugumi365さん、こんばんは。

> AzTakさんの写真で 約40年前にも夫と行ったことを 思い出しました。
> 最勝院のお坊さんに説明を受けました。
> 「猫と嫁は遠くから貰え」津軽藩にお嫁に来るお姫様は たやすく帰ることができない 遠くから来たそうです。五重塔もしっかり覚えていますが 鼻先が白い像の
> 記憶がありません。

二代藩主の正室は本当は石田三成の娘の辰姫で、三代藩主の生母だとか。それが徳川に知れたら大変ということで、徳川の姫が正室になり、辰姫は側室になったとか。
いろいろあったものですね。
Re: おはようございます♪ 
ノースさん、こんばんは。

> 自転車での周遊はいいアイデアですね~今度ぼくもあったら真似しよう^^

本当は、原付のレンタルを考えていたのです。少しだけお高いですが、近郊まで足を延ばすときには、列車の時間を気にせずに済みます。案外あるんですねえ。頼もうと思っていて、忘れてしまいました。

> タイムリーなことに昨晩ちょうどNHK「ブラタモリ」が弘前で、ダブルの楽しみです!

そうですか。タモリさんが行けば、向こうから懇切丁寧な説明を受けるでしょうし、本来ならば、入れないところにも入っていけるのでしょうね。さらにさらに、撮影厳禁などのところでも、撮影許可が下りたり。ああいう大名旅行をしてみたいものです。

> まず最勝院の境内は清掃が行き届いて清々しいですね、その境内の五重塔は格別に美しいですし三十三観音も見事ですし、見ごたえがあります!
> 三十三がいくつかあるんですね。これから禅林街三十三ヶ寺にも行かれるのですね。
> 楽しませていただきま~す!^^

黒石市にも三十三観音がありました。それはついでで、中町通りの「こみせ」を見るためでした。
田舎館村には、田圃アートが。丹念に見て歩くと楽しいものですね。
Re: AzTakさん 
> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 鳥居と仁王門と五重塔、こんなに近くで初めて見ました!
> 五重塔、立ち姿が素晴らしいです。

五重塔の建造は江戸時代ですが、古式っぽく、形を美しく見せる工夫がなされているようです。細かい話は私にはできませんから、それ以上はご自身がきいてみてくださいね。(^_^;)
Re: こんにちは 
お千さん、こんばんは。

> 若い頃は京都、奈良の神社仏閣に行きましたけど、
> 最近はほとんど行く機会がありません。
> 歩くなら、人の少ない空気のきれいなところ、
> それのみです。
> 若いとき沢山連れて行ってもらったので、思い出はばっちり!
> 体力もあったので、その頃でよかったと思います。
> 映像や写真を見れば、「あっ、ここ行ったね」なんてことが多いです。

弘前も自動車は走っているものの、いわゆる工場のようなものはあまりないようです。周辺はリンゴやお米を作るのんびりした土地柄のように見えました。なんでかなあ、東北出身者だからでしょうか。気が付くと東北地方の行き先を探しています。探すだけで、なかなか実現はしませんが。
Re: タイトルなし 
> AzTakさま こんにちは

花さか爺サンさま、こんばんは。

> 弘前の方は空梅雨で、台風の影響もなく楽しい旅行ができたようですね。
> レンタル自転車で市内を駆け回る、AzTakさまの様子が目に浮かぶようです。

雨が降らなかっただけで、全体的には曇り空でした。現地の2日目の午後には少し晴れ間が目立ちましたが、もう疲れ果てて、津軽三味線のライブがあるお店が開店するまで、まったりしていました。

> 日本最北に位置する最勝院の五重塔は、「實ニ東北地方第一ノ美塔ナリ」といわれるだけに立派な佇まいです。
> 瑠璃光寺「山口市」、国宝の五重塔も立派ですが、いずれ劣らぬ姿形です。

山口市の瑠璃光寺の五重塔は私も見ました。若いころは今より元気溌剌で、どこへでも行っていた時期がありました。

> 最勝院境内の三十三観音も見事ですね。
> 観音様に付けられた白いものはなぞですね!

稚児さんのお化粧と同じものかなあなどと考えていますが、よくわかりません。
Re: 今日は! 
yosaku03さん、こんばんは。

> 今回の旅はお一人で行かれた様ですね。

公共交通機関利用の完全な個人旅行でした。交通機関も、宿も、津軽三味線のディナーショーもみな自分で予約しました。そして、どこをまわるかも全部自分で決めました。
自由気ままでしたが、さすがに最後は疲れ果て、誰かと一緒だったらよかったかなあなどと思いました。

> 私一人では100%億劫になり行かないと思います。
> AzTakさんの行動力には脱帽です。

行き先が関西方面以外では、めったに実現しない個人旅行です。
Re: こんにちは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 最北に位置する五重塔ですか!
> 僕達は簡単にいけそうにないので
> 貴重なものを見せていただき、
> ありがとうございます^^

今回は、田圃アートから、黒石のこみせまで、なかなか見ることができなそうなものまで思い切ってみてきました。正直言って、疲れ果てました。
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> いまでこそ県庁をはじめ青森県の顔だと自負するのは青森市でしょうけど
> 津軽藩の歴史や顔と言えばこちらが本家だと弘前市は自負するでしょう。
> 街の大きさや行政に関しては今では青森市に歯が立たないかも知れませんが
> 燦然たる歴史からして弘前としては新興の青森市など歯牙にもかけないでしょうね。
>
> ryu

長野市と松本市との関係に似ているかなあなどと思いました。松本城も信州大学も松本市ですよねえ。青森県の場合だと、弘前市です。
だからどうって話でもないのですが、歩いて回って、実に良い街だと思いました。
Re: タイトルなし 
> 今晩は

x都人xさん、こんばんは。

> 俺も像の鼻が白いのは??なんででしょうか

他でも、そういう風になっていました。意味合いまではわかりませんでしたが、津軽の伝統なんでしょうかね。

> 阿吽像!少しユーモラスな感じもしますが
> やっぱ~迫力を感じますね^^

阿吽の像は、金網やガラスに遮られて、なかなかうまく撮れませんね。簡単に撮れれば、そのあと、よく眺めたりするのですが、いつも尻尾を巻いて立ち去っている感じです。

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