散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

皇居周辺をぶらぶら(4)

大手三の門
ここが下乗門だった。ここからは如何に殿様といえども歩いて先に向かわねばならなかった。要は武装などを一切解いて先に進んだのだろう。本丸に至るのは、結構勾配の急な坂がある。それも決して楽なことではなかったことだろう。今はこの枡形の内部に同心番所があるが、その昔は違っていた。下記の事情からだ。
かなり大きめの枡形だ
大手三の門
同心番所
現在は大手三の門の枡形内にあるが、本丸下乗門図で確認すると、かつては三の丸側にあった。今で言えば、重要施設の出入り口で持ち物確認をするガードマン的な位置づけだったように思われる。三の丸側になければならないのは当然だった。
同心番所_1
同心番所_2
同心番所_3
本丸下乗門図を見る
振り返ってみるとこんな感じ
振り返ってみるとこんな感じ
下乗門ともいい、かつては門の前に堀があって三の丸と二の丸を分けていました。古写真の右端の建物は同心番所で、現在は門内に移設されています。江戸時代は、御三家以外の大名はここで駕籠を降りなければならなかったため、「下乗」の高札が立てられていました。家臣たちはここで待っている間、他家の家臣と情報交換をしていたため、「下馬評」という言葉が生まれたといわれます。

百人番所
江戸城に忍び込むのを困難にしていた4組の組織。交代勤務の走りだったようだ。下記4組の内、3組は忍びの組織の名前で実態が想像できようが、廿五騎組は想像がつかないかもしれない。後藤又兵衛(後藤基次)や母里太兵衛(母里友信)など、黒田官兵衛が家臣の中から選んだ精鋭軍団のこと。一般には「黒田二十四騎」と呼ばれることが多いが、嫡男の長政を含めて「二十五騎」とも呼ばれたとのことだ。
百人番所_1
百人番所_2
百人番所_3
百人番所_4
百人番所_5
百人番所_6
大手門から大手三の門を抜けたところの左手にあるのが、長さ50メートルを超える百人番所です。大手三の門を守衛した江戸城本丸御殿最大の検問所でした。鉄砲百人組と呼ばれた根来組、伊賀組、甲賀組、廿五騎組の4組が交代で詰めていました。各組とも与力20人、同心100人が配置され、昼夜を問わず警護に当たりました。
同心が常時100人詰めていたところから百人番所と呼ばれるようになったといわれています。


大番所
江戸城にはいくつの門があり、番所があっただろうか。門があり、当然そこから本丸に至る道があるところ、必ず番所が設けられていたものと思われる。復元された同心番所、百人番所とこの大番所の三つが残るのみであるが、他のルートもそれなりの番所があったはずだ。
而、この大番所は最高格の番所だった。最後の砦としてのお役目はどんなものだったのだろうか?

大番所_1
大番所_2
大番所_3
「番所」とは、警備の詰所のことです。現在、百人番所、同心番所とこの大番所の三つが残っています。大番所は大手中之門の内側に設けられ、他の番所よりも位の高い与力・同心によって警備されていたといわれています。江戸城本丸へは最後の番所であり、警備上の役割はきわめて重要であったと考えられています。
大番所は再建されたものですが、背後の15段の射撃用の石段も古く風格のある立派な建物です。

Comments

 
こんにちは。
下乗門の経緯がやがて「下馬評」の語源になったと
初めて知りました。
やたら古い古語ではないんですね。
流行語は時代とともに変化したり、消えてゆきますが
何百年たった今でも生きているってことは
これ以上に相応しい言葉がうまれなかったんでしょうね。

ryu
今日は! 
相変わらず詳細に記録されていますね。
私も何回も此の場所を通りましたが、パチパチと写真を撮って奥へ進んでしまいます。
AzTakさんの細かさや気配りには頭が下がります。
私とは可成りの差があります。
此処まで詳細に書かれているのはAzTakさん以外は誰もいないと思います。
凄いですね~~~~
AzTakさん 
こんばんは
なるほど、番所にもいろいろ有るんですね。
こんばんは 
皇居周辺はまだ行ったことがありません。足が遠のくのには江戸城跡はめちゃくちゃ広い印象もあります。一度、天皇誕生日などに行きたいものだと思っていますが、あの人混みもすごいので、尻込みしてしまいます。
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 下乗門の経緯がやがて「下馬評」の語源になったと
> 初めて知りました。
> やたら古い古語ではないんですね。

そのようですね。先日小田原城を見に行ったときも、ガイドの人がその話をしていました。
小田原城は将軍が逗留されることもあったので、下乗した跡、おつきの者たちが色々話に花を咲かせたのは、同じだったのかもしれませんね。

> 流行語は時代とともに変化したり、消えてゆきますが
> 何百年たった今でも生きているってことは
> これ以上に相応しい言葉がうまれなかったんでしょうね。
>
> ryu

そうなんでしょうね。男も意外におしゃべりが好きだということでしょうかね。
Re: 今日は! 
yosaku03さん、こんばんは。

> 相変わらず詳細に記録されていますね。
> 私も何回も此の場所を通りましたが、パチパチと写真を撮って奥へ進んでしまいます。
> AzTakさんの細かさや気配りには頭が下がります。
> 私とは可成りの差があります。
> 此処まで詳細に書かれているのはAzTakさん以外は誰もいないと思います。
> 凄いですね~~~~

今回の中では百人番所が気になっています。自分が、江戸城の様子をさぐれと言われたら、どうしただろうなあと考えてしまいます。多分、根来組、伊賀組、甲賀組が番のときはおとなしくして、廿五騎組の番のときに、思い切って忍び込んだかなあなどと想像してニヤニヤしています。
大番所も一体どういう吟味をするところなのか、かなり気になっています。
どこにも何も書物が残されていないようですが。
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> なるほど、番所にもいろいろ有るんですね。

表のルートからは入りにくかったんでしょうね。良からぬことをしでかしたら、命がいくつあってもたらなさそうです。何かしようとするのなら、小さな門などから忍びこむんでしょうかね。
Re: こんばんは 
MTさん、こんばんは。

> 皇居周辺はまだ行ったことがありません。足が遠のくのには江戸城跡はめちゃくちゃ広い印象もあります。一度、天皇誕生日などに行きたいものだと思っていますが、あの人混みもすごいので、尻込みしてしまいます。

今は、案外簡単に申し込みができて、簡単に許可がされるようです。私も皇居内部の参観をしに行ったことがあります。
やはり天皇陛下がおわすところなので、相応の風格がありました。写真に撮ったら良いなあと思うところがいっぱい。ぜひ行って見られたらと思います。
こんばんは 
皇居には一度も出かけたことが無い僕と助手です^^
こうして見せて頂けると嬉しいです。
いろんな建物があるんですね~~
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 皇居には一度も出かけたことが無い僕と助手です^^
> こうして見せて頂けると嬉しいです。
> いろんな建物があるんですね~~

どうせ見るならば、皇居のほうが良いかもしれませんね。インターネット申込みで比較的簡単に許可が降りるようです。写真も普通に撮れますし、内部に入らないと見ることができないものも少なくありません。
私が入ったのは、事前申し込み無しで入ることができる東御苑の方です。本来ならな、三の丸、二の丸、本丸と進むコースなので、見学の大本命でしょうが、悲しいかな天守閣や御殿が残っているわけではないので、…。
其れくらいなら、天皇陛下がおわす吹上御所の方に行きたくなるのが人情でしょうね。

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