散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

兵庫~滋賀~京都(15) 2017.01.10 21:34追記

仁和寺(3)
渡り廊下を右折すると宸殿に入ることになる
渡り廊下を右折すると
宸殿 登録有形文化財(1)
寛永年間に御所から下賜された常御殿が二百数十年の長きに亘って宸殿の役割を果たしていたが、明治20年(1887年)に焼失してしまった。現在は大正3年(1914年)に竣工されたものが新しい宸殿となっている。実際に見てみればすぐに分かることだが、他のどこにも負けない立派な建物だ。
外観南側
白書院に向かう渡り廊下からの景観_2
右近の橘、左近の桜というのは、宸殿から見た位置関係を言うようだ
正面広縁からの景観_3
外観北側
外観北側_1
この位置から私も撮った。しかしながら、木が邪魔になりよく見えない。仕方がなく、PDF画像を借用する。
外観北側_2
残念な私の撮影分
外観北側_3
南側廊下と南庭越しの景観
南側廊下
その佇まいは見事なものだ。そして、ここから見える勅使門や二王門なども本当に素晴らしい眺めだ。というような感想は現代の我々の感想にすぎない。常御殿の時代は、門跡寺院の筆頭である仁和寺のご門跡がご座された上段の間の背後の広縁だ。いやしくもドタドタと音を立てて通行したり、立ち止まって景観を愛でるような心得違いは許されなかったのだろう。
南側廊下と南庭越しの景観_1
白書院
南側廊下と南庭越しの景観_2
南側廊下と南庭越しの景観_3
勅使門と二王門
南側廊下と南庭越しの景観_4
勅使門
南側廊下と南庭越しの景観_5
大正2年(1913年)竣工。設計は京都府技師であった亀岡末吉。檜皮葺屋根の四脚唐門で前後を唐破風、左右の屋根を入母屋造としています。また、鳳凰の尾羽根や牡丹唐草、宝相華唐草文様や幾何学紋様など、細部にまで見られる彫刻装飾は、伝統的和様に亀岡独自の意匠を取り入れたもので、斬新かつ見応えがあります。
北庭越しの景観
こちらも南庭越しの景観に負けていない。堂々たる景観だ。素晴らしいと思ったら、七代目小川治兵衛の作庭だったんだ。う~~ん。
飛濤亭と五重塔
素晴らしい景観だ。後ほど五重塔は近くで見る。
北庭越しの景観_1
北庭越しの景観_3
北庭越しの景観_4
北庭越しの景観_5
北庭越しの景観_6
飛濤亭(Hitotei) 国指定重要文化財
これよりクローズアップした画像は撮れなかった。このエリアには、こちらの茶室と遼廓亭というもう一つの茶室とがある。いずれも国指定重要文化財だが、特別公開のときのみ見学可の扱いとなるようで、普段は近づけないようだ。下の解説を読むと、躙口のかわりに貴人口が設けられているんだ。そういうものなんだなあ。
北庭越しの景観_7
第119代光格天皇(1771〜1840)遺愛の席と伝えられている茶室。仁和寺第28世 深仁法親王(1759〜1807)は光格天皇の異母兄にあたります。飛濤亭は宸殿北庭の築山にあり、入母屋造・茅葺の屋根で覆われています。内部は四畳半に台目がついた茶室と水屋の間、勝手の間で構成され、入口は躙口のかわりに貴人口が設けられています。また壁には長いすさが散らされ、落ち着いた雰囲気が漂います。

儀式や式典に使用される御殿の中心建物で、寛永年間に御所から下賜された常御殿がその役割を果たしていましたが、明治20年(1887年)に焼失。現在は大正3年(1914年)竣工されたもの。御所の紫宸殿と同様に檜皮葺、入母屋造。内部は三室からなり、襖絵や壁などの絵は全て原在泉(1849〜1916)の手によるもので、四季の風物をはじめ、牡丹・雁などが見事に描かれています。
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近世初期の皇居・常御殿を移築したものであったが、1887年(明治20年)に焼失。現在の建物は明治時代末-大正時代初期に亀岡末吉の設計により再建されたものであるが、宸殿の南北に配置された庭園とともにかつての宮殿の雰囲気を漂わせている。

Comments

小川治兵衛 
BS プレミアム1/9放送の 東京ディープをみていたら 小川治兵衛の名前が出てきました。”遺香庵”のお庭でAzTakさんが書いていましたね。今回は六本木でした。国際文化会館のお庭が七代目小川治兵衛が作ったそうです。元は大名屋敷からいろんな人の手を経て、岩崎小弥太に渡り 昭和5年に作られたそうです。AzTakさんならもうご存知かと思いますが・・。番組の中で青野総本舗のどら焼きが紹介していました。そちらの方が気になっていました(笑)。
 
こんにちは。
宸殿は大正時代の再建とは言えさすが御所の流れをくむだけあって
寺院建築にはない雅や優雅さを感じますね。
飛濤亭と五重塔を望む庭園も素晴らしいですね。
TV番組で京の庭職人が一押しの景観だと薦めていましたが
五重塔を借景に遠近法で実際以上の奥行きを感じさせてくれる
ほんと素晴らしい庭園ですね。

ryu
 
すごくあちこち廊下があって、特に最初の写真は外の景色もよく見えて気持ちがいいくらいです。しかし、この時期はやっぱり寒そうだし、足の先も冷たくなりそうです。当時の暖房は七輪程度のような気もして、ならば昔の人は寒さに強かったのでしょうね。細いレポートをいただいているおかげか、いつもつまらぬことばかり気がつきます。すみません。
AzTakさん 
こんばんは
素晴らしい庭です。
ただ、見ていたいです。
Re: 小川治兵衛 
tugumi365さん、こんばんは。

> BS プレミアム1/9放送の 東京ディープをみていたら 小川治兵衛の名前が出てきました。”遺香庵”のお庭でAzTakさんが書いていましたね。今回は六本木でした。国際文化会館のお庭が七代目小川治兵衛が作ったそうです。元は大名屋敷からいろんな人の手を経て、岩崎小弥太に渡り 昭和5年に作られたそうです。AzTakさんならもうご存知かと思いますが・・。番組の中で青野総本舗のどら焼きが紹介していました。そちらの方が気になっていました(笑)。

国際文化会館日本庭園は、旧岩崎家鳥居坂別邸の庭園だったようですね。
今回取り上げた仁和寺の北庭も七代目小川治兵衛の作庭だそうです。逆引きしてたどり着きました。本文にもその旨を追記しました。
国際文化会館なる建物が麻布十番駅近くにあるとは知りませんでした。(^_^;)
青野総本舗のどら焼きも知りませんでした。いま、糖尿のボーダーライン上を行ったり来たりで、主治医に厳しく監視されています。ちょっと暫くは、甘いものは控えないといけません。言った先々で甘いものを食べているのは、私に似た人物のようです。
こんばんは 
画を拝見して、僕達もここで撮ったな~と
思い出しています^^
五重塔とお庭の風景、格別ですよね!
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

ryuさん、こんばんは。

> 宸殿は大正時代の再建とは言えさすが御所の流れをくむだけあって
> 寺院建築にはない雅や優雅さを感じますね。

本当にそう思います。これから国宝や重要文化財がドンドンとでてきますが、全く負けていません。いずれかの日には、重要文化財以上に指定されていくのだと思います。

> 飛濤亭と五重塔を望む庭園も素晴らしいですね。
> TV番組で京の庭職人が一押しの景観だと薦めていましたが
> 五重塔を借景に遠近法で実際以上の奥行きを感じさせてくれる
> ほんと素晴らしい庭園ですね。
>
> ryu

来た庭は、本当に素晴らしい庭園だと思いました。しょぼいレンズと下手くそな腕前の撮影では申し訳ない限りです。
誰が作庭していたのか気になっていましたが、UP時にはわからなかったんです。ひょんなことから逆引きして、明治の火災の後に七代目小川治兵衛が作庭したんだと、漸くわかりました。
腑に落ちた感じです。
Re: タイトルなし 
MTさん、こんばんは。

> すごくあちこち廊下があって、特に最初の写真は外の景色もよく見えて気持ちがいいくらいです。しかし、この時期はやっぱり寒そうだし、足の先も冷たくなりそうです。当時の暖房は七輪程度のような気もして、ならば昔の人は寒さに強かったのでしょうね。細いレポートをいただいているおかげか、いつもつまらぬことばかり気がつきます。すみません。

(ΦωΦ)フフフ…、ここは紛れもなく『絶景』だと思います。MTさんの撮影したものをぜひとも見たいものです。時間ができたら、ぜひ遠征してみてください。
北庭の方は、あの七代目小川治兵衛の作庭なんだそうです。明治の火災の後に作庭したのでしょう。

PS.東北の最南端の町の太平洋沿いの中学校で中3のときに、高校進学補習授業というのが夕方からありました。老朽校舎で隙間風がビュービューと吹き込みました。おまけに暖房は一切なし。授業中に手がかじかんできました。
その時のことを思い出しながら、見て回っていました。
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 素晴らしい庭です。
> ただ、見ていたいです。

北庭は、七代目小川治兵衛の作庭だそうです。凄いわけですよねえ。私の持っているレンズで一番マシなレンズを持参するんだったと悔やんでいます。それでも、腕が悪くて、…。
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 画を拝見して、僕達もここで撮ったな~と
> 思い出しています^^
> 五重塔とお庭の風景、格別ですよね!

北庭は、七代目小川治兵衛の作庭なんだそうです。仁和寺関係の資料にはその名前が登場してこないのですが、小川治兵衛の手がけた庭から逆引きしたら、ありました。
今度おいでになる時は、そのことを踏まえていっぱい撮ってきてください。お願いします。

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