散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

兵庫~滋賀~京都(12)

栂尾山高山寺(3)
石水院 国宝(3)
玄関前にて
吊り苔玉
色々丁寧に説明してもらった。そのときはなるほどなあと思ったのだ。だが、さっぱり思い出せない。年はとりたくないものだ。
吊り苔玉_1
吊り苔玉_2
吊り苔玉_3
吊り苔玉_4
宿り木
薄緑のものは非常に珍しいものだという説明を受けた記憶だけは残っている。何がどう珍しいのか、こちらも一切忘れてしまった。
宿り木_1
宿り木_2
宿り木_3
宿り木_4
『遺香庵』の東屋かな
『遺香庵』の東屋かな
これは庫裡かな
これは庫裡かな
茶室『遺香庵』と庭園
特別公開時にしか入ることができないようだ。う~~ん、残念。作庭をあの小川治兵衛が手がけた庭なのに。石段の上まで行って、撮れる限りの写真を撮っておくべきだったかなあ。
茶室『遺香庵』と庭園_1
PDF画像を借用
茶室『遺香庵』と庭園_2
明恵上人700年遠忌に際し、当時の住職土宜覚了は境内の整備に力を尽した。その一環として、昭和6年(1931)に建立されたのが茶室遺香庵である。
茶祖明恵上人の茶恩に酬い、その遺香を後世に伝えることを主旨として、高橋箒庵(そうあん)ら全国の茶道家100人の篤志によって完成した。数寄屋大工は3代目木村清兵衛、作庭は小川治兵衛である。
庭の最上部に位置する腰掛には香取秀真(ほずま)銘の梵鐘が掛かる。遺香庵庭園は平成7年(1995)に京都市指定名勝とされた。平時は非公開である。

開山堂
明恵上人が晩年を過ごし、入寂した禅堂院の跡地に建つ開山堂。石水院以外は皆焼失したというのだから、戦国時代に突入したときの迷惑は非常に大きいものがあったんだ。
開山堂_1
開山堂_2
開山堂_3
開山堂_4
重要文化財指定は受けていないはずだが???
開山堂_5
明恵(1173〜1232)が晩年を過ごし、入寂した禅堂院の跡地に立つ。明恵上人坐像が安置され、御影堂信仰の対象となった。建物は室町時代に兵火をうけて焼亡し、江戸時代に再建されたものである。現在、法要はこの開山堂で営まれることが多い。1月8日に明恵上人生誕会、1月19日に明恵上人命日忌法要、11月8日に献茶式が行われる。
霊廟
明恵上人の墓所。簡素ではあるが、心のこもったもののように感じられた。
霊廟_1
霊廟_2
高さ320cmの宝篋印塔(手前の不思議な形状のもの?)と高さ140cmの如法経塔(そのすぐ奥のもの?)とがある。いずれも鎌倉時代のもので、国指定の重要文化財のようだ。下記URLにある写真と位置を若干変えたのかな?
霊廟_3
如法経塔を取り上げたページへjump
宝篋印塔を取り上げたページへjump
手前に立つ細長い石碑が『阿留辺幾夜宇和』碑。私にはチンプンカンプンなので、興味のある方は、下記URLを参照されたい。
霊廟_4
石碑「阿留辺幾夜宇和(あるべきやうわ)」を解説したページへjump
霊廟_5
霊廟_6
開山堂上の御廟は明恵上人の墓所である。覆屋の中に古い五輪塔を収める。廟の手前左手の一段高くなった所に古色を留めた塔が立つ。左端が宝篋印塔。高山寺型と呼ばれる古式の塔で、上人に帰依した富小路盛兼の寄進と伝える。その右が如法経塔である。廟近くには歴代住持たる土宜法龍、土宜覚了、小川義章、葉上照澄の墓もある。墓域の入口に明恵の遺訓を記した小川義章筆の石碑「阿留辺幾夜宇和(あるべきやうわ)」が立つ。
仏足石
境内には「仏足石参道」の石碑が2基あって、信仰を集めたことが知られるというのか。まさに信じる者は救われる世界だなあ。
仏足石_1
仏足石_2
御廟を右手に見て、左の細道に入ると簡素な覆いの下に仏足石がある。釈の足跡をかたどり礼拝の対象としたもので、千輻輪宝(せんぷくりんぽう)、金剛杵(こんごうしょ)、双魚紋(そうぎょもん)などの紋様をもつ。近世の模刻ながら、釈尊に愛慕の情をよせた明恵を偲ぶことができる。そこから木の根道をあがると金堂に至る。境内には「仏足石参道」の石碑が2基あり、信仰を集めたことが知られる。
金堂
本堂が兵火で焼失し、代わりに金堂が移築されてきているのか。本堂と金堂の違いって何だろうか?
金堂_1
金堂_2
かつての本堂の位置に立つ。桁行3間、梁間3間の一重入母屋造、銅板葺。承久元年(1219)に完成した本堂は、東西に阿弥陀堂、羅漢(らかん)堂、経蔵、塔、鐘楼、鎮守を従えた檜皮葺(ひわだぶき)5間4面の堂宇で、運慶作の丈六盧舍那仏(るしゃなぶつ)などが置かれたという。その本堂は室町時代に焼失し、現在の金堂は江戸時代寛永年間(1624〜44)に御室仁和寺真光院から古御堂を移築したものである。釈如来像を本尊とする。
金堂への石段
段差が大きく、かつ、石が不揃いなため非情に歩きづらい。これは上り下りともに足腰にダメージがくる。まあ、そういう文句ばかり言っていては罰当たり者と怒鳴られてしまうかもしれないなあ。
金堂への石段
高山寺では、清滝川から楞伽山(りょうがせん)へいたる斜面に堂宇が造営されている。金堂は境内の最も奥まった場所にある。その左右にひろがる平坦地にかつては堂宇が建ち並び、創建時の高山寺の中心をなした。表参道から金堂へは、亭々たる杉木立の中、やや勾配の急な石段を踏んであがる。

次は仁和寺へ向かう

Comments

おはようございます 
吊り苔玉を今迄に見た事があるのかも知れませんが、意識したのはこれが初めてです。枝の位置のコントロールに使うものなのでしょうか、それとも飾り?新しい気付きをありがとうございます。
雰囲気 
規模は、全く違いますが、我が町内にある、朝比奈の切通しの途中にある、熊野神社に、雰囲気が似ております。廻りが杉で囲まれている所なんか、まさに、そのまんまです。
 
相変わらず、バチッと決まった写真と解説、お見事です。
少し調べてみると、金堂はご存じの通り、仏様をお祀りするところで、
法堂という住職が説法をするところとあわせて本堂と呼ぶようです。
勉強になりました、感謝しますm(_ _)m
仏足石 
あのォ~~~初心者の質問ですが・・。仏様を拝まないで 足跡を拝むのですか? もしそうだったら 凄い発想ですね。
 
こんにちは。
吊り苔玉と言うよりは吊りシノブのような感じがしますね。
昔は風鈴付きの吊りシノブが夏の風物誌の一つでしたが
風鈴売りも全然見かけなくなりました。
苔むした遺香庵の侘び寂びある庭園も素敵です。

ryu
おはようございます 
コメントありがとうございます!明日からのコメント、非公開コメントチェック入れないで普通に、コメして下さい。
また、引っ越すかもしれません。
AzTakさん 
こんばんは
このような深閑とした場所の良さと歴史の長さを異教徒の方々に見て頂き、同様にその方々を理解する、そして未来を見る。
熊の初夢のようです。
チョット遅いかな
こんばんは 
歴史ある建物は良いですね~~
古びた階段、登るのは嫌いですが
撮るのは僕も好きですよw
Re: おはようございます 
MTさん、こんばんは。

> 吊り苔玉を今迄に見た事があるのかも知れませんが、意識したのはこれが初めてです。枝の位置のコントロールに使うものなのでしょうか、それとも飾り?新しい気付きをありがとうございます。

飾りというか、冷涼感を感じてもらうための観賞用のものでしょうかね。丁寧に説明してもらったのですが、全部忘れてしまいました。石水院のことをどう記事にできるのかなと言うことに気が行っていて、上の空でした。お恥ずかしい限りです。
Re: 雰囲気 
senri32さん、こんばんは。

> 規模は、全く違いますが、我が町内にある、朝比奈の切通しの途中にある、熊野神社に、雰囲気が似ております。廻りが杉で囲まれている所なんか、まさに、そのまんまです。

石水院以外は、ちょっと暗い感じですよね。紅葉の時期とはまるで違う印象かもしれません。
Re: タイトルなし 
八咫烏さん、こんばんは。

> 相変わらず、バチッと決まった写真と解説、お見事です。

有難うございます。ですが、実際は大違い。神護寺で相当消耗したのかもしれません。高山寺では撮らなきゃいけないところの取り漏らしが多く、どうやって気づかれないように暈すか、そんな状況でした。
もう一度行くことがあれば、もう少しまともな記事になるかもしれませんが、たらればは言いっこ無しですよね。

> 少し調べてみると、金堂はご存じの通り、仏様をお祀りするところで、
> 法堂という住職が説法をするところとあわせて本堂と呼ぶようです。
> 勉強になりました、感謝しますm(_ _)m

こちらさんは、イベントごとに石水院だったり、開山堂だったり、いろいろなところで行っているようです。本堂がない辛さでしょうかね。鳥獣戯画の続編で、お寺が焼かれてしまった悔しさを表現すればよかったのにと思いました。
Re: 仏足石 
tugumi365さん、こんばんは。

> あのォ~~~初心者の質問ですが・・。仏様を拝まないで 足跡を拝むのですか? もしそうだったら 凄い発想ですね。

古代インドの習慣が伝わったらしいですよ。古代インドでは、像を造る習慣がなかったため、このような仏足石や菩提樹などを用いて、釈迦やブッダを表現した…とWikipediaには書かれています。
結構いろいろなところで見ます。
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 吊り苔玉と言うよりは吊りシノブのような感じがしますね。
> 昔は風鈴付きの吊りシノブが夏の風物誌の一つでしたが
> 風鈴売りも全然見かけなくなりました。

その辺に生えている苔だったか羊歯だったか、記憶がはっきりしないのですが、それを採取してきて巻きつけたのもだと言っていました。それに依って、吊り苔玉か吊りシノブかはっきりするのでしょうね。
用途は涼しさを感じてもらうという点では一緒だと思います。

> 苔むした遺香庵の侘び寂びある庭園も素敵です。
>
> ryu

小川治兵衛の作庭なので、見逃してしまったのは残念です。立ち入ることはできなくても、写真を撮ることは十分に可能だったと思います。(^_^;)
Re: おはようございます 
kazさん、こんばんは。

> コメントありがとうございます!明日からのコメント、非公開コメントチェック入れないで普通に、コメして下さい。
> また、引っ越すかもしれません。

承知しました。
あれから、もう少しと鳥撮りに励んでみようと思いだして、一昨日に多摩川の河原に行き、今日は自然教育園に行きました。
前者ではツグミを近くで撮れたことやコサギ、アオサギ、川鵜の飛翔シーンが撮れたことくらいでおしまいでした。
今日は、カワセミとジョウビタキのいずれもメスを撮ることができましたが、カワセミのオス、メジロ、エナガはちらっと目の端で見ただけで、撮るには至りませんでした。
今の状況では、名人の弟子にもなれないレベルです。
Re: AzTakさん 
のんびり熊さん、こんばんは。

> こんばんは
> このような深閑とした場所の良さと歴史の長さを異教徒の方々に見て頂き、同様にその方々を理解する、そして未来を見る。
> 熊の初夢のようです。
> チョット遅いかな

明恵上人と聖フランシスコとを同格とみなすということなんですから、皆さん驚いたことでしょうね。夢を見るのに遅すぎるなんてことはないと思いますよ。

1965年高山寺は、教皇ヨハネ・パウロ2世の祝福を受け、アッシジの聖フランシスコ教会とブラザーチャーチ(兄弟教会)の約束を結びます。明恵上人と聖フランシスコは、同じ12世紀に誕生し、清貧一途の生涯を送ったことで知られています。その縁により、世界で初めて異宗教間のブラザーチャーチ(兄弟教会)の約束が交わされ、両聖人の遺徳を広く顕彰することとなりました。
Re: こんばんは 
> 歴史ある建物は良いですね~~
> 古びた階段、登るのは嫌いですが
> 撮るのは僕も好きですよw

あの石水院は、絶対に写真にとっておきたい被写体だと思いました。
生きていて、行く機会に恵まれれば、ぜひ撮り直しに挑戦したいものです。

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