散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

鎌倉の紅葉を愛でる(5)

海蔵寺(2)
仏殿
味のある佇まいの仏殿だと思う。仏殿のあり方は、鎌倉五山の第四位である浄智寺のそれと似た感じ。それもその筈。海蔵寺の仏殿は、安永5(1776)年に浄智寺から移築されたものなのだから。それからでも240年が経つのか。
以下3点は、10月14日往訪時に撮影したもの
仏殿_1
仏殿_2
仏殿_3
はっきり見えないと不満があると思う。そのため、以下の2点はPDF画像を借用した。随分できが違うなあ。
仏殿_4
仏殿_5
薬師堂の中央には、本尊の薬師如来坐像と両脇に、向かって右手に日光菩薩、左手に月光菩薩像が祀られています。本尊は、啼薬師とも呼ばれていますが、胸のところに扉がついており、その中には、境内で見つかった仏様の頭部が納められています。
それには次のような話が伝えられています。
心昭空外和尚の時のこと、毎夜、赤子の鳴き声が聞こえてくるのを不思議に思い、その場所を掘ったところ、薬師如来の頭部が出てきました。そこで、これを納めるための、現在の本尊である薬師如来を新に造り、体内に納めたということです。
さらに、左右に、六体ずつ十二神将が配置されています。 
左手には、1.8メートルほどの大きな位牌があり、それぞれ、応永三十年(1423)、永正十二年右手には、伽藍神や達磨大師、弘法大師像などが祀られています。
 
やぐら
鎌倉の寺院にはつきもののやぐら。内部を見ると、此処にも丸いものがある。十六ノ井と同様のものなのだろうか?
やぐら_1
やぐら_2
やぐら_3
フラッシュを使用しないとかなり薄暗い。宇賀神ではなく、本物のマムシでも出てきそうで怖かった。
やぐら_4
やぐら_5
やぐら_6
やぐら_7
本堂の左手の崖には「やぐら」が4つあり、3番目は雨宝殿(うほうでん)と呼ばれるもので、ここには宇賀神の像が祀られています。翁の体に蛇が巻きついた姿をしています。
庭園
本堂の裏手にある通常は未公開の庭園。この日も公開されていたわけではないが、スペースから手を伸ばして撮らせてもらった。そのため、中途半端な構図になっている。
庭園_1
庭園_2
庭園_3
庭園_4
庭園_5
底脱ノ井
十六ノ井と並んで有名な井戸。「千代能がいだく桶の底抜けて水たまらねば月もやどらじ」と詠んだという言い伝えと、「賤の女がいただく桶の底ぬけてひた身にかかる有明の月」と詠んだという言い伝えとがあるようだ。
底脱ノ井_1
底脱ノ井_2

Comments

おはようございます 
顔と手の一部が金箔の仏像ですが、全身に金箔を張り替えている最中なのでしょうか?こういう仏様もとても珍しいですね。
 
こんにちは。
海蔵寺のやぐらには石塔や宝塔の他にもリンガのような石塔もあるんですね。
さらに宇賀神まで祀られているということは
蛇とは切っても切れない弁財天信仰もあったのかもしれませんね。
当時の人がそれがヒンドゥー教からきていると知っていたかは別として
さすが八百万神の国だけあって様々な神様仏様が混在し、融合し
独特の宗教世界を形成していてとても興味深い境内です。

ryu
こんにちは。 
いつもありがとうございます!
鎌倉には仏教寺院は随分と多いんでしょうね。
建長寺、円覚寺、長谷寺くらいしか浮かんできません、検討も付かないくらいあるのでしょうね。
かつて幕府が置かれた歴史あるところですから多いのでしょうか?
AzTakさんは随分と訪れているのでしょうね。
いつも、AzTakの”旺盛な探究心の高さと行動力”を少しでも見習わなくてはと思っております!
Re: おはようございます 
MTさん、こんばんは。

> 顔と手の一部が金箔の仏像ですが、全身に金箔を張り替えている最中なのでしょうか?こういう仏様もとても珍しいですね。

薄暗い仏殿におられる仏像なので、実際にはPDF画像のようにくっきりはっきりとは見えません。よくよくみると、お顔と左手は金箔が貼られてありますね。修復作業中なんでしょうかねえ。
気にもしていなかったので、その辺の事情は全く知りません。m(_ _)m
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 海蔵寺のやぐらには石塔や宝塔の他にもリンガのような石塔もあるんですね。

リンガですかね。鎌倉では結構よく見るような気がしますが、よくわかりません。

> さらに宇賀神まで祀られているということは
> 蛇とは切っても切れない弁財天信仰もあったのかもしれませんね。

そうかもしれませんね。神仏混淆は当たり前の世界だったでしょうから。

> 当時の人がそれがヒンドゥー教からきていると知っていたかは別として
> さすが八百万神の国だけあって様々な神様仏様が混在し、融合し
> 独特の宗教世界を形成していてとても興味深い境内です。
>
> ryu

(ΦωΦ)フフフ…、よくわからない日本人の懐の深さなんでしょうか。

それにしても、皆さん、境内に何があるのかよくご存知のようでした。迷うこと無くやぐらや裏の庭園がチラ見できるところに行き、写真を撮っておられました。
Re: こんにちは。 
> いつもありがとうございます!

ノースさん、こんばんは。

> 鎌倉には仏教寺院は随分と多いんでしょうね。
> 建長寺、円覚寺、長谷寺くらいしか浮かんできません、見当も付かないくらいあるのでしょうね。
> かつて幕府が置かれた歴史あるところですから多いのでしょうか?

その昔は、結構あったようですよ。鎌倉時代の武士は、新興勢力もいいところで、足らない所だらけだったと思います。色々苦慮することも少なくなかったと思います。最後は熱心に祈ることで生きる力を得ていたのではないでしょうか。
室町くらいまではそれでもかなりの数の寺院が残っていたのでしょうが、…。
いまは、数えられる程度しか残っていません。

> AzTakさんは随分と訪れているのでしょうね。
> いつも、AzTakの”旺盛な探究心の高さと行動力”を少しでも見習わなくてはと思っております!

たまには行く程度です。行くとついでに調べたくなってしまいます。
こんばんは 
神社仏閣は良いですね~~
いつも僕達が中々行けないところを
紹介していただき、ありがとうございます^^
AzTakさん 
こんばんは
鎌倉の寺院にはやぐらが付き物?
良く分かりませんが、幕府を寺院が囲んで守っているのかしら?
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 神社仏閣は良いですね~~
> いつも僕達が中々行けないところを
> 紹介していただき、ありがとうございます^^

あまりメジャーなお寺さんではないかもしれませんね。鎌倉としてはそれなりに重要なお寺さんですが、…。
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 鎌倉の寺院にはやぐらが付き物?

寺院がなくてもやぐらがあるくらいです。

> 良く分かりませんが、幕府を寺院が囲んで守っているのかしら?

武士が権力を握った初めての例で、いざ、権力を握ってはみたものの、アチラコチラ問題だらけで、一生懸命職責を果たそうとはするものの、足らないところは神仏にすがるという側面があったのだと思います。有力者は『称名寺殿』などというように法名で呼ばれていたようです。少なくとも持仏堂を所有していたのでしょう。

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