散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

北鎌倉の寺院を見て歩く(8)

建長寺(3)
唐門
前回久しぶりに訪問したとき、腰を抜かしそうになった。移築当時の姿はこんなに美しかったのかと。唐門・仏殿・西来庵中門が徳川将軍家からお下がりとしていただけるという話だったのだろう。これを『いや私どもは要りません』と拒む勇気は誰にもなかったと思われる。
錺金具の壮麗さに誰もが一様に息を呑む。ド派手だが、否定できない和風の美しさだ。
唐門_1
唐門_2
唐門_3
唐門_4
唐門_5
唐門_6
唐門_7
重要文化財で方丈入口の門。仏殿と同じく、芝の徳川秀忠夫人崇源院霊屋から移築したもの。関東大震災以来の大修理が2011年5月に終了し、移築当時の姿が再現された。
方丈
『竜王殿』とも称する。総門と同じく、京都の般舟三昧院から移築したもの。禅修行に疲れたら、裏手の庭園を眺めて心を落ち着かせることもできる。素晴らしいロケーションだと思う。なお、今回撮影することができなかったが、龍王殿襖絵が完成したそうだ。関心のある向きは、下記URLへジャンプされたい。サムネイルをクリックすると、大きな画像になる。
方丈_1
方丈_2
方丈_3
方丈_4
寺院であることが確認できた。禅寺であるからにはこういう姿が一番かと思うのだ。その意味で、嬉しく思った。
方丈_5
方丈_6
方丈_7
方丈_8
唐門・大庫裡・法堂が見える。更にその先も。
方丈_9
方丈_10
達筆すぎて読むことができない
方丈_11
建長寺の方丈は、「龍王殿」と呼ばれ、過去には度重なる罹災と復興が繰り返された。
1641年(寛永18年)にも再建されているが、1923年(大正12年)の関東大震災により倒潰したため、現在の建物は、総門と同じく1940年(昭和15年)に京都の般舟三昧院から移築されたもの(1732年(享保17年)建立)。
本来、方丈は住職の居間であるが、現在では、11月の宝物風入や各種儀式、コンサートなどの催しなどに使用されている。
本尊は、宝冠釈迦如来。

龍王殿襖絵の頁へjump
大庫裡
平成3年落慶。本派宗務本院の看板がかかっていた。よく見なくても雰囲気のある新しい建物だ。
大庫裡_1
大庫裡_2
大庫裡_3
得月楼と方丈背後の庭園
得月楼は新しく建てられた建物で用途は客殿。相当に贅沢な建物のようだ。
方丈背後の庭園は、蘭渓道隆の作庭とされていたが、現在の庭園は、江戸時代の作庭といわれているそうだ。発掘調査では、現在よりも大規模な庭園であったことが裏付けられているという。

得月楼と方丈背後の庭園_1
得月楼と方丈背後の庭園_2
得月楼と方丈背後の庭園_3
得月楼と方丈背後の庭園_4
得月楼と方丈背後の庭園_5

Comments

 
建長寺1.2.3と見させていただいてますが、これは是非見に行きたいと思いました。
AzTakさんの記事で、これは是非見に行ってみたいと思うもの多すぎです(笑
機会があったらブログを参考に見に行ってみたいと本気で思っています。
 
こんにちは。
建長寺唐門は第三者が見る分には絢爛豪華で美しいですが
禅寺としてはどうなかな?って感じがします。
権威の押し売りには名門古刹でもあらがえなかったのでしょうね。
方丈背後の庭園は江戸時代から緑の芝生だったんでしょうか。
キレイだけどなんか今風でゴルフ場のグリーンみたいです(^_^;)。

ryu
あと数年 
先に、AzTakさんに、やられちゃいましたけど、数年後に、私と嫁が、これをやるんです。私がやる分残しておいてください。
AzTakさん 
こんばんは
やはり、この唐門は断れなかったんでしょうね。
どこかに移築しても良いような・・・・
今さら無理かな?
権力者と言ううものはねえ・・・
これも好き好きかな?
こんばんは 
唐門は何処でも豪華絢爛ですね~~
京都の神社仏閣は内部は殆ど撮影禁止です。
こちらは撮影出来るんですか~
羨ましいです^^
Re: タイトルなし 
きらりさん、こんばんは。

> 建長寺1.2.3と見させていただいてますが、これは是非見に行きたいと思いました。

自信満々で帰宅し、PCに取り込んで確認すると、ひどい画像ばかり。何とか文章で目立たなくするしかないな、などと悪あがきをしています。
何をせずとも、また行きたくなるような記録写真を撮りたいんです。被写体の素晴らしさに完全に負けているような現状を打破したいと思います。

> AzTakさんの記事で、これは是非見に行ってみたいと思うもの多すぎです(笑
> 機会があったらブログを参考に見に行ってみたいと本気で思っています。

有難うございます。うまく紹介できるとは思いませんが、長寿寺とか海蔵寺とか、いい感じだなあと個人的には思っています。
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 建長寺唐門は第三者が見る分には絢爛豪華で美しいですが
> 禅寺としてはどうなかな?って感じがします。

一見すると、そういう感じに見えますよね。禅寺だと座禅を組む人の姿が確認できるのが一番いいなと思います。少なからずいらっしゃいます。葬式宗教に堕していないのが確認できるのは嬉しいことです。
美しい天台声明を聞いたり、元気のよい日蓮の読経を聞いたり、…。そういうのがないかといつも探していたりします。

> 権威の押し売りには名門古刹でもあらがえなかったのでしょうね。

しょっちゅう堂宇が焼損していますし、関東大震災以上の地震も何度か。いただけるものならなんでもほしい事情があったんだと思います。増上寺の祐天上人がうまく火を出さない組織をつくったのが、江戸の町火消しに進化していったようです。
増上寺の祐天上人は祐天寺の開基になられた方ですが、いわきの人で、じゃんがら念仏踊りをいわきに広めた方です。

> 方丈背後の庭園は江戸時代から緑の芝生だったんでしょうか。
> キレイだけどなんか今風でゴルフ場のグリーンみたいです(^_^;)。
>
> ryu

江戸時代に今で言う減築のようなことを庭園で行ったようです。江戸中期以降は、鎌倉も単なる漁村に成り下がっていて、浄智寺の高僧に建長寺の荒れ様を嘆かれたという話があるくらいです。苔むした庭園から、雑草だらけの庭になってしまったのでしょう。今は、芝の庭にしているようですね。
観光収入があり、税法上も優遇措置を受けているんですから、今こそ何とかしたいものですねえ。
Re: あと数年 
senri32さん、こんばんは。

> 先に、AzTakさんに、やられちゃいましたけど、数年後に、私と嫁が、これをやるんです。私がやる分残しておいてください。

数年後だとかなり状況も変わっているかもしれません。数年前に記事にしたことなど誰も覚えていないことでしょう。
第2日目は少しマイナーな長寿寺とか海蔵寺とかを廻りました。
もう少し寒くなったら、第3-4日目も続けたいものです。どこへ行こうか考えているところです。
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> やはり、この唐門は断れなかったんでしょうね。
> どこかに移築しても良いような・・・・
> 今さら無理かな?
> 権力者と言ううものはねえ・・・
> これも好き好きかな?

その頃の鎌倉のお寺さんの経済状況を考えれば、断るなどという選択肢はありませんよ。短い間隔で大火に見舞われ、大地震も複数回起きています。鎌倉幕府が瓦解して久しく、街は元の漁村に戻ってしまった体たらく。贅沢など言っていられる場合じゃなかったんです。
少々派手ですが、もらえてよかったのでは。唐破風の門は私の好きなスタイルです。
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 唐門は何処でも豪華絢爛ですね~~

ピンからキリまででしょう。故郷の神社の唐門も国指定の重要文化財になっていますが、『あれどこにあるの?』って言うくらいのささやかさです。関西の唐門は、唐破風の門というだけでなく、勅使門だったりもするので、必然的に立派なものにせざるを得なかったのでしょう。

> 京都の神社仏閣は内部は殆ど撮影禁止です。
> こちらは撮影出来るんですか~
> 羨ましいです^^

二極分化でしょうかね。結構、おおらかなところも少なくないですよ。それだけは有難いことです。
写真を撮られるくらいで魂が抜かれるなんてケチな了見は捨ててほしいものです。

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