散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

北鎌倉の寺院を見て歩く(2)

円覚寺(2)
大方丈(2)
大方丈裏の心字の池
禅宗の庭園にはつきものの心字池。『心』の字を崩したような形と言われる。大方丈の廊下から見るのが一番高い位置のようだが、どうにも然と見届けた感じがしない。
大方丈(2)_1
大方丈(2)_2
大方丈(2)_3
また、外から見る
大方丈(2)_4
大方丈(2)_5
中庭の石碑など
以下の3点は、線画だがよく見えない。器用な人はRAWで撮影してきて、線を浮き上がらせることができるのだろうが、そういうことが不得手な私には如何ともし難い。
大方丈(2)_6
大方丈(2)_7
大方丈(2)_8
大方丈(2)_9
大方丈(2)_10
大方丈(2)_11
当たり前だが、ミツウロコの紋になっている。間違うんじゃないよ、LPGの会社のそれとは違うんだよ。あちらがあやかっただけだから。
大方丈(2)_12
大方丈(2)_13
大方丈(2)_14

舎利殿(国宝)と正続院
神奈川県に残る唯一の国宝建造物。この建物が、国宝に値する建物だということには異論がない。本当かなあと思うのは、お釈迦様の歯が祀られているということだ。一人の遺骨をどんなに細分したとしても、舎利殿だとか仏塔だとかに、本当に本物が存在するものだろうか?そこはいつも疑問に思っている。
公開時でなければ撮影位置から先には進めないので、手前の唐門が邪魔になり、茅葺屋根が見えるだけだ。見る機会は11月始めの風入れのときと正月3が日のみか。う~~ん、日が限られてしまうんだなあ。
舎利殿(国宝)と正続院_1
右側に見えているのが、座禅道場かなあ。いつ拝見しても端正な佇まいだ。
舎利殿(国宝)と正続院_2
舎利殿(国宝)と正続院_3
舎利殿(国宝)と正続院_4
以下の2点はPDF画像を借用
舎利殿(国宝)と正続院_5
舎利殿(国宝)と正続院_6
舎利殿には、源実朝公が宋の能仁寺から請来した「佛牙舎利(ぶつげしゃり)」というお釈迦様の歯が祀られています。鎌倉時代に中国から伝えられた様式を代表する、最も美しい建物として国宝に指定されています。
屋根の勾配や軒の反りの美しさが特徴で、特に屋根の軒下から出ている上の段の垂木たるきは、扇子の骨のように広がっており、「扇垂木」とよばれています。これが屋根を一層大きく、建物全体を小さいながらも壮大に見せています。
江戸時代の花頭窓は下部が広がっていくのに対し、この外枠は縦の線が真っ直ぐで、その質素な形は鎌倉時代後期の花頭窓の特徴です。

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舎利殿は入母屋造、杮葺き。一見2階建てに見えるが一重裳階付きである。堂内中央には源実朝が南宋から請来したと伝える仏舎利(釈尊の遺骨)を安置した厨子があり、その左右には地蔵菩薩像と観音菩薩像が立つ。この建物は、組物(屋根の出を支える構造材)を密に配した形式(「詰組」という)、軒裏の垂木を平行でなく扇形に配する形式(扇垂木という)、柱・梁などの形状、花頭窓(上部がアーチ状にカーブした窓)や桟唐戸(さんからど、縦横に桟をはめた扉)の使用など、細部は典型的な禅宗様になる。元から円覚寺にあったものではなく鎌倉市西御門にあった尼寺太平寺(廃寺)の仏殿を移築したもので、15世紀(室町時代中期)の建築と推定されている。
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正続院(しょうぞくいん)は、円覚寺の開山無学祖元(仏光国師)の塔所(開山塔)。山号は万年山。本尊は文殊菩薩。無学祖元は弘安9(1286)年、建長寺で没した。祖元の遺骨は建長寺に葬られ、墓塔ははじめ建長寺に建立され、正続庵と称した。その後建武2(1335)年、円覚寺15世で祖元の法孫にあたる夢窓疎石は、後醍醐天皇の勅命を奉じて、正続庵を円覚寺に移して正続院とし、祖元の墓塔も円覚寺の裏山に強制的に移された。天明元(1781)年には円覚寺中興と称される誠拙周樗によって正続院内に坐禅道場が開かれ、今日に至っている。境内奥には無学祖元の木像を安置する開山堂があり、その手前に建つ舎利殿(昭堂)は鎌倉時代の禅宗様建築の代表例として国宝に指定されている。舎利殿は鎌倉市西御門にあった尼寺・太平寺(廃寺)から移築したものである。
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円覚寺のもうひとつの唐門は舎利殿の前にある正続院唐門です。正面の柱の間は2.1メートルとさらに小ぶりです。天保十(1839)年の建立です。
装飾の細部は幕末期の特色を示しながら、全体はあっさりし、幕末期の鎌倉の佳作と目されるとのことです。

Comments

http://blog.goo.ne.jp/sonophoto0903 
久しぶりのコメントになってしまってごめんなさい
見せていただいた厳かな風景にすっかりと癒されました
日本の木造建築はすごいですね まだ植物が緑!
秋はこれからでしょうか  また伺います 素敵な祝日を☆彡
ミツウロコ 
シナネンとは、全く関係ありませんね。
AzTakさん 
こんにちは
そうか、お釈迦様のは歯が祀られているのか
知らない事ばっかりです
熊はいまだに歯医者さんにお世話のなったことが有りません
粗食のなせることと、有り難く思っております
 
こんにちは。
国宝舎利殿の中まで入らせろとは言いませんが
せめて唐門前まで入らせてくれてもいいのではと思います。
もちろんあんな狭い間口では観光客が捌き切れないとか理由はあるのでしょうが、策は色々あるような気がします。
一部の寺院は秘仏なので門徒にさえ見せない仏像とか、30年に一度しか御開帳しないとか、本来の釈迦の開かれた教えとは違う方向を向いている気がします。

ryu
こんにちは 
鎌倉にも沢山のお寺がありますよね^^
古都鎌倉、行ってみたい場所です!
AzTakさん,今晩は。 
日本の造形美学の奥深さを感じさせられますね。
其処に目を向け画像に捉える磨くセンス恐れ入ります。
想像美学の奥深さを尊敬しながら日本の伝統美学として考える人材を育成したいですね。
建築建造物の文化、伝統、建築社風を近代的設計思想に残したいですね。
ずぶの素人より。
Re: http://blog.goo.ne.jp/sonophoto0903 
SONOPHOTOさん、こんばんは。

> 久しぶりのコメントになってしまってごめんなさい
> 見せていただいた厳かな風景にすっかりと癒されました

次回分から勝手なことをほざいています。地が現れてしまったかもしれません。

> 日本の木造建築はすごいですね まだ植物が緑!
> 秋はこれからでしょうか  また伺います 素敵な祝日を☆彡

木造建築で優雅にイケるのは、今じゃ、宗教法人くらいですよね。個人は、どんなに金持ちでも3代相続すれば、…ですから。
三浦半島はかなり温暖の地ですから、なかなか紅葉が始まらないんです。12月になっても青々としていたりします。それでも北鎌倉は比較的紅葉が早いかもしれません。
Re: ミツウロコ 
senri32さん、こんばんは。

> シナネンとは、全く関係ありませんね。

シナネンさんとミツウロコさんとは、全くの別会社です。どちらも燃料の大手会社であるのは間違いがありませんが。
ちびまる子ちゃんを見て育った世代は、ミツウロコを見て、LPGの会社のマークだって思うかもしれませんね。
Re: AzTakさん 
> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> そうか、お釈迦様の歯が祀られているのか
> 知らない事ばっかりです

そうらしいですよ。『本当かいな』なんていい出すと罰が当たりますから。

> 熊はいまだに歯医者さんにお世話のなったことが有りません
> 粗食のなせることと、有り難く思っております

私はインプラントにしているので、見た目は100%自歯のように見えます。これ以上悪くなると、レンズ購入に響きますから、慎重に磨かないといけません。
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 国宝舎利殿の中まで入らせろとは言いませんが
> せめて唐門前まで入らせてくれてもいいのではと思います。
> もちろんあんな狭い間口では観光客が捌き切れないとか理由はあるのでしょうが、策は色々あるような気がします。
> 一部の寺院は秘仏なので門徒にさえ見せない仏像とか、30年に一度しか御開帳しないとか、本来の釈迦の開かれた教えとは違う方向を向いている気がします。
>
> ryu

多分、違うと思います。国宝舎利殿がある正続院は、実は熱心な禅の専門道場なんです。それが誠に都合が悪いというか、唐門より手前にあります。そのあたりで観光客が嬌声を上げたりしたら、道場運営上、非常に困るんだと思います。
それでも来訪者の不満に関しては、気にしているのでしょう、11月3日前後の3日間の風入れのときと、正月3が日は、公開しているようです。多分、そのときは唐門の内側まで進入できるんだと思います。
そんなわけですので、事情を汲んで赦してやって下さい。

円覚寺自体は、割りとオープンです。撮影もかなり自由にさせてくれます。このことに関しては、建長寺も同様です。
Re: こんにちは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 鎌倉にも沢山のお寺がありますよね^^
> 古都鎌倉、行ってみたい場所です!

割りと自由に写真を撮らせてくれるお寺さんが多く、カメラマンには有難い扱いですよ。11月3日の前後の3日間の風入れと、正月3が日は、普段公開していないものが見ることが出来ます。都合が付けば、ぜひとおすすめしたいところです。
Re: AzTakさん,今晩は。 
yatyou1116さん、こんばんは。

> 日本の造形美学の奥深さを感じさせられますね。
> 其処に目を向け画像に捉える磨くセンス恐れ入ります。
> 想像美学の奥深さを尊敬しながら日本の伝統美学として考える人材を育成したいですね。
> 建築建造物の文化、伝統、建築社風を近代的設計思想に残したいですね。
> ずぶの素人より。

円覚寺にしても、建長寺にしても、写真撮影不可のところは殆どありません。
そして、いい被写体が揃っています。
一方で、こちらは、『どうせ写真撮影不可だろう』って思って、『撮影可だったらこう撮ろう』って、取り組みはしてこなかった嫌いがあります。まさか仏像にフラッシュを浴びせたりはしちゃいけないよね、くらいは思いますが、そうすると、どのくらいのパラメータのセットで行くべきなのか、全く見当がつきません。オタオタしちゃう自分がいました。

将来この分野でもプロが育っていけばいいですね。

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