散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

出羽三山を尋ねる一泊バス旅行(2)

羽黒山(2)
出羽三山神社(1)
手水舎
立派な作りだ。ここに至るまでに見た天宥社、末社、蜂子皇子の墓で早くも圧倒された状態だったが、それはこれから続く驚きの序章に過ぎなかった。
手水舎_1
手水舎_2
両部鳥居
出羽三山神社の鳥居なので、『出羽神社(右側一段下がり)、月山神社(中央)、湯殿山(左側一段下がり)』と並んで表示されてある。月山神社が中央にあり、一段高い。格式の差なのだろうか?月山神社は官幣大社でその他の2社は国幣小社だから、そういう風に考えて間違いがなかろう。なお、羽黒山の神社は出羽神社というようだ。読み方も『でわ』ではなく『いでは』なんだ。
駐車場側
両部鳥居_駐車場側_1
両部鳥居_駐車場側_2
山頂石段側
本当はこの先をもっと歩きたかったが、ツアーのスケジュール上、断念せざるを得なかった。歩いたら、大後悔すること間違いなしの厳しさなのだそうだ。皆が口をそろえて言うのだから間違いがないことなのだろう。
両部鳥居_山頂石段側
両部鳥居は、本体の鳥居の柱を支える形で稚児柱(稚児鳥居)があり、その笠木の上に屋根がある鳥居。名称にある両部とは密教の金胎両部(金剛・胎蔵)をいい、神仏習合を示す名残。四脚鳥居、稚児柱鳥居、権現鳥居、枠指鳥居などの別名がある。
境内の様子
当然、こういう人たちの姿が目立つ
境内の様子_1
引いてみたほうがロケーションがよく分かるのかもしれない。茅葺屋根の揃い踏みだ。
境内の様子_2
境内の様子_3
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)
寺院にあることが普通だろう。しかし、この地は江戸時代までは神仏習合の聖域だったので、こういうのは別に不思議な事ではなかろう。鐘楼は歴史を感じさせる堂々たるものだ。また、大鐘も古く且つ大きい。その後方にある建物は、出羽三山神社参集殿。
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)_1
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)_2
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)_3
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)_4
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)_5
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)_6
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)_7
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)_8
鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)_9
堂は鏡池の東にあり、切妻造りの萱葺きで、小さいが豪壮な建物である。最上家信の寄進で元和4年再建した。山内では国宝五重塔に次ぐ古い建物である。鐘は建治元年の銘があり、古鐘では、東大寺・金剛峰寺に次いで古く且つ大きい。鐘の口径1.68m(5尺5寸5分)、唇の厚み22cm(7寸1分)、また鐘身の高さ2.05m(6尺7寸5分)、笠形の高さ13cm(4寸4分)、龍頭の高さ68cm(2尺2寸3分)あり、総高2.86m(9尺4寸2分)である。
上帯の飛雲丈は頗る見事な手法で、よく当代の趣味を発揮し、池の間は、雲中飛行の天人や、池注連華を鋳現しているのは、羽黒の鐘にのみ見る所で、全く希有である。また天人の図は宇治鳳凰堂の藤原時代の鐘に見るほか、絶えてその例を見ないという。この鐘は文永・弘安の蒙古襲来の際、羽黒の龍神(九頭龍王)の働きによって、敵の艦船を全部海中に覆滅したので、鎌倉幕府は、羽黒山の霊威をいたく感じて、鎌倉から鐘大工を送り、羽黒で鐘を鋳て、羽黒山に奉ったのであるという。

出羽三山神社参集殿
写真は、上掲の『鐘楼と建治の大鐘』の写真を参照されたい。
地上2階、地下1階総床面積2,179平方メートル入母屋造り銅板一文字段葺、従来の直務所の機能に参拝者の受入施設、神職養成所機能さらに儀式殿をも附設多目的な出羽三山に相応しい立派な参集殿が昭和63年7月2日に見事完工された。

Comments

 
こんにちは。
福島県にも茅葺屋根の鐘楼はけっこうありますが
これほど大きく立派なものはありません。
格式、権勢、財力、信者数などどれもが抜きん出ていたんでしょうね。

ryu
出羽三山 
先日の、ご旅行ですね。随分楽しまれたことでしょう。バス一泊とは、結構、ハードに攻めますね。お体は、お大事に。
今日は! 
出羽三山へのバス旅行ですか、良いですね~~~
私は5年前に京都へバス旅行したのが最後です。
3年前に妻が脳梗塞になってからは旅行に出かける機会がなくなりました。
色々なところへ出かけてブログを更新しているので凄いですね。
AzTakさん,今晩は。 
立派な建造物が有りますね。
日本の建造物の見本ですね。
大事にしたい物ですね。
 
こんばんは
茅葺の鐘楼と鐘、いいですねえ
素晴らしいですよ!!!
こんばんは 
出羽三山、僕も助手も聞いたことがあるだけで
行ったことが無いんです。
こうして見せていただけて、嬉しいです^^
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 福島県にも茅葺屋根の鐘楼はけっこうありますが
> これほど大きく立派なものはありません。
> 格式、権勢、財力、信者数などどれもが抜きん出ていたんでしょうね。
>
> ryu

確かにそうだとは思います。ですが、内情は、そんなに安定したものではなかったのではないでしょうか。戦国時代の争乱や兵火により衰微し、各登山口が別個の勢力として統一性を欠き、往時の勢いは失せた状況だったようです。
そんな時に、25歳で第50代羽黒山別当に就任した天宥法印は幕府の実力者である天海大僧正の力を借りて、三山全体の改革を進めたようです。そのことに関して、彼を陥れようとする反対派が暗躍し、庄内藩主との関係が悪化し、三山の足並みが乱れ、…などのきしみが生じ、遂には新島に流刑となってしまったくらいです。
そうは言うものの、神社としての素晴らしさがあったのでしょう。今なお、みちのくに出羽三山が光り輝いているようです。
Re: 出羽三山 
senri32さん、こんばんは。

> 先日の、ご旅行ですね。随分楽しまれたことでしょう。バス一泊とは、結構、ハードに攻めますね。お体は、お大事に。

楽しんだというより、大汗をかいてきたという感じでしょうか。山の上ですから登れば降りるし、降りれば登らなくてはいけません。昔からの道ですから、非常に歩きづらいんです。
私の場合、トラブルの根源が膝の靭帯の部分断裂ですから、膝が震えてきて、非常によろよろした歩き方になってしまいます。
まあ、そんなことで苦しみましたが、精神的には満足できたのではないかと思っています。
Re: 今日は! 
hiro(yosaku03)さん、こんばんは。

> 出羽三山へのバス旅行ですか、良いですね~~~

老人でも普通程度の負荷で済むように計画されたツアーでした。コース内容は完全な初級レベルでした。
ということで、私も何とか最後まで脱落せずについていくことが出来ました。

> 私は5年前に京都へバス旅行したのが最後です。
> 3年前に妻が脳梗塞になってからは旅行に出かける機会がなくなりました。
> 色々なところへ出かけてブログを更新しているので凄いですね。

hiro(yosaku03)さんの苦しみ方を考えると、こちらがこんなにテレテレとした生活を送っていて構わないのか、そんな思いが脳裏をよぎります。なんとか、ご夫婦の状況が少しでも改善するといいのですが。
Re: AzTakさん,今晩は。 
yatyou1116さん、こんばんは。

> 立派な建造物が有りますね。
> 日本の建造物の見本ですね。
> 大事にしたい物ですね。

もう既に見たかもしれませんが、次回取り上げる三神合祭殿の凄さは腰をぬかさんばかりです。あんな凄い茅葺屋根があるんですね。合掌造りが最大級かと思っていましたが、そういうのが褌担ぎくらいにしか見えません。

鐘楼は、茅を燻す仕掛けがないので、傷みが早そうですね。それがかなり心配です。三神合祭殿は建物内部からいくらでも煙が立ち上るでしょうから、その種の心配は少ないのかもしれません。
Re: タイトルなし 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 茅葺の鐘楼と鐘、いいですねえ
> 素晴らしいですよ!!!

もう少し小さいのは横浜のお寺さんで見たことがありますが、こちらは、巨大ですねえ。
でも、その先に三神合祭殿の巨大な茅葺きの社殿が見えています。殆どの人の関心はそちらに行っていると思います。
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 出羽三山、僕も助手も聞いたことがあるだけで
> 行ったことが無いんです。
> こうして見せていただけて、嬉しいです^^

非常にいい行き先なんですが、東京からはかなり遠いです。これで往復の運転もするとなると、かなりのオーバーワークになりそうです。どこかでレンタカーを借りる旅がお勧めかもしれません。
修験者がたくさんいました。魅力あるコースが用意されていて、1週間ほどのコースはすぐに希望者で埋まってしまうようです。ですが、足腰の不調を抱える私の体力では修験道はちょいと無理そうです。(^_^;)

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