散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

またもや日本民家園に行ってきた(16)

(23)菅原家住宅(県重文)
日本民家園の中で、私が一番好きな家屋。グシグラという屋根棟があったり、屋根に高窓(ハッポウ)を設けて採光の工夫をしたりと、何度見ても見飽きることがない。実に素敵な形状だ。
たまたま、記事掲載直後に1泊のバスの旅で、移築前にあった辺りに行く。どんなところだったのか十分に見ておきたい。

ガイドブックとニラメッコのうら若き外国人女性
ガイドブックとニラメッコのうら若き外国人女性
間取り
間取り
外観
冒頭にも書いたとおり渋い外観だ。豪雪地帯にあった住宅とは言っても、対処の方法は合掌造りとはかなり異なるものだ。
外観_1
外観_2
外観_3
外観_4
清宮家越しに見た様子。清宮家の屋根はかなり傷んでいるけど、菅原家の屋根はすっきりしている。この違いはどこから来るんだろうか?
外観_5
屋内の様子
アマヤ
濡れたものを、これより先に持ち込まないための空間
アマヤ_1
アマヤ_2
ニワ
内部を以下のように区切って使用していた
ナヤ&モノオキ
ナヤ&モノオキ_1
ナヤ&モノオキ_2
イナベヤ
イナベヤ_1
イナベヤ_2
モノオキ&ナガシ
モノオキ&ナガシ
オメ
奥の部屋はウヘヤ。暗くてよくわからない。この間が居間に相当する間だろう。何分にも流しと隣接していて、何かと便利だ。近いこまれた素晴らしい間だ。
オメ_1
オメ_2
シモデ(デイ)
奥に見えるのはカミデ。後でじっくり見る。この間は用談をしたり、機織りをしたりする専用の場所だったのかもしれない。南部曲屋の工藤家が囲炉裏が一つだったのに対し、こちらは2つ用意されていた。寒さの度合いが違ったのだろうか。とは言うものの、火棚が用意されておらず、あくまでも予備の囲炉裏の色彩が強かったのかもしれない。
シモデ(デイ)_1
シモデ(デイ)_2
カミデ(アミダサマ&トコノマ)
重要なお客様をもてなす間であり、神事仏事を行う間でもあった。奥に見えるのがウヘヤ。
カミデ(アミダサマ&トコノマ)_1
カミデ(アミダサマ&トコノマ)_2
カミデ(アミダサマ&トコノマ)_3
カミデ(アミダサマ&トコノマ)_4

屋根に高窓のある豪雪地帯の家
湯殿山麓の田麦俣(たむぎまた)集落やその周辺には、ハッポウ造と呼ばれる独特の民家が分布しています。養蚕のために二層三層をつくり、屋根に高窓(ハッポウ)を設けて採光の工夫をしたその姿は、非常に特徴的です。
菅原家住宅もこのハッポウ造の民家で、高い軒や板壁で囲った外観などに豪雪地域の家づくりがうかがえます。
豪雪は間取りにも影響しています。大戸口前のアマヤ(前室)をはじめ、ニワ(土間)に物置やイナベヤ(板敷)を設ける点などは、雪の多い冬場の暮らしを考慮した工夫です。

Comments

 
こんにちは。
福島県の南会津町(旧・舘岩村)にある前沢集落も高窓のある
曲家様式で現在でも十数軒の茅葺家屋があり
何年か前に伝統的歴史建造物保存地区に指定されました。
大内宿のように観光観光しておらず住民の生活の場なので
ある意味生きた伝統的歴史建造物保存地区です。

ryu
http://blog.goo.ne.jp/sonophoto0903 
古民家 日本人の生活の流れを見せてくれてますね
ヨーロッパの石で作った家と違って木や紙でできてて繊細ですね
 
カミデにある 神棚に吊るしてある ローソクみたいなものは何でしょう?以前青森県黒石市に行ったときに 神社に不思議な物が下がっていました。ソレゾレ意味があるのでしょうね。興味シンシンです。
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 福島県の南会津町(旧・舘岩村)にある前沢集落も高窓のある
> 曲家様式で現在でも十数軒の茅葺家屋があり
> 何年か前に伝統的歴史建造物保存地区に指定されました。
> 大内宿のように観光観光しておらず住民の生活の場なので
> ある意味生きた伝統的歴史建造物保存地区です。
>
> ryu

そのようですねえ。観光地化していないのは嬉しいような嬉しくないような。車を持っていないと絶対に行けないところなんですね。
どういうふうにアクセスすればいいのか、考えてみましょう。
 
AzTakさん、こんばんは。
屋根いいですね、高窓は外の明るさを取り込めそうです。
黒光りする床に畳のお部屋にその向こうにお庭も見える広がりが、
豊かさを感じます。
囲炉裏の上もなにかぶら下がって、お櫃などは今では貴重な物と
なって、いい道具が保存されていますね。
Re: http://blog.goo.ne.jp/sonophoto0903 
sonophotoさん、こんばんは。

> 古民家 日本人の生活の流れを見せてくれてますね

そうですね。こんなふうにして現在の暮らしにつながってきているのだろうな、などと思えることがたくさんあって、興味が尽きない感じです。

> ヨーロッパの石で作った家と違って木や紙でできてて繊細ですね

スペインに巡礼に行くと、最後の辺りは鉄平石のような石の家が多いんです。あれはあれで興味がありました。
放置すると屋根を支えている木組みが朽ち、結局は屋根が落ちてしまいます。ですが、外壁などはしっかりしたもの。大したものだと思いました。
こんばんは! 
AzTakさん、こんばんは!
今日も暑い一日でしたね!
1枚目、goodです 笑)
こういう息抜きの写真も必要ですね♪
古民家も奥が深いですね!
今後は各地の古民家までも制覇の予定とのこと!
お住まいの周りにも意外とあるものですよ♪
私の住んでる草加市にはないようですが、
となりの越谷市には旧中村家住宅等が保存されています。
http://www.city.koshigaya.saitama.jp/shisetsu/dentobunka/kyuuhigasikatamuranakamurake.html

http://www.city.koshigaya.saitama.jp/shisetsu/dentobunka/oomanocyounakamurake.html

近隣の市町村の古民家から攻められてはいかがでしょうか?
チョット僭越でしたね 汗)笑)
Re: タイトルなし 
tugumi365さん、こんばんは。

> カミデにある 神棚に吊るしてある ローソクみたいなものは何でしょう?以前青森県黒石市に行ったときに 神社に不思議な物が下がっていました。ソレゾレ意味があるのでしょうね。興味シンシンです。

ワタを詰めた感じの房状のものですね。画像を拡大してみたら、『奉納』という文字が見えました。下記のとおり、百万遍念仏を行ったということから、宗教は浄土宗でしょうかね?お寺さんに一度奉納して、もらい下げてきたありがたいものなのかな、などと推察しています。ちがったら、ごめんなさいです。
床の間に、大きな数珠が置いてあります。地区の人が集まって、念仏を唱えていたのでしょう。

カミデイは唯一の畳敷の部屋で、床の間の隣りにアミダサマが設けられるのもこの家の特色である。村の人々がここに集まって、大きな数珠をみんなで繰回しながら念仏を唱える、いわゆる百万遍念仏を行ったというから、肝煎という家柄ならではの施設であったのだろう。
AzTakさん 
こんばんは
日本の家屋は何処でも寒さには弱かったようですね
暑さは脱げばいいけれど、寒さは我慢したんでしょうね
熊にはとても無理・・・
Re: タイトルなし 
> AzTakさん、こんばんは。

みすてぃむーんさん、こんばんは。

> 屋根いいですね、高窓は外の明るさを取り込めそうです。

豪雪地帯で、外側は薦で巻きつけるようです。そんなこんなで明かり取りの手段になることなのでしょうね。
たまたま、次の日月と1泊のバス旅行で、出羽三山のさわりを回ってきます。その麓がこの住宅があった辺りです。
運が良ければ、通り過ぎるときに似た建物を見ることが出来ないものかと、少しだけ期待しています。

> 黒光りする床に畳のお部屋にその向こうにお庭も見える広がりが、
> 豊かさを感じます。
> 囲炉裏の上もなにかぶら下がって、お櫃などは今では貴重な物と
> なって、いい道具が保存されていますね。

お櫃ですか。田舎に住んでいたとき、竈でご飯を炊くのは私の仕事でした。羽釜炊飯は結構上手だと自負しています。そして蒸らした後、お櫃に移す。そんな生活をしていました。
Re: こんばんは! 
> AzTakさん、こんばんは!

makiraさん、こんばんは。

> 今日も暑い一日でしたね!
> 1枚目、goodです 笑)
> こういう息抜きの写真も必要ですね♪

(ΦωΦ)フフフ…、ちょうどその直前に、『こういうところにも欧米からのお客さんが来るんですよ』などと係員が行っていた、次の瞬間でした。証拠写真に撮りました。

> 古民家も奥が深いですね!
> 今後は各地の古民家までも制覇の予定とのこと!

ははは、制覇とは大げさな。気になるものがあれば、何とかして行ってみたいと考えているだけです。

> お住まいの周りにも意外とあるものですよ♪
> 私の住んでる草加市にはないようですが、
> となりの越谷市には旧中村家住宅等が保存されています。
> http://www.city.koshigaya.saitama.jp/shisetsu/dentobunka/kyuuhigasikatamuranakamurake.html
>
> http://www.city.koshigaya.saitama.jp/shisetsu/dentobunka/oomanocyounakamurake.html
>
> 近隣の市町村の古民家から攻められてはいかがでしょうか?
> チョット僭越でしたね 汗)笑)

いちおう、目黒区と世田谷区とは行きました。大田区のは1棟江戸東京たてもの園で見たような記憶が。あと、昭和記念公園でも。そこから先が、なかなか増えません。何せ、基本は出不精なもので。
後は酒蔵巡りばかりです。そちらは、何故、回数を重ねているのか、自分でも不思議です。
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 日本の家屋は何処でも寒さには弱かったようですね
> 暑さは脱げばいいけれど、寒さは我慢したんでしょうね
> 熊にはとても無理・・・

中学3年の時に、高校受験の補習授業とやらをやらされました。全く、低レベルで、付き合うだけ無駄だとは思いましたが、仕方なく参加しました。いわきも東北地方なのに、教室には暖房は一切無し。冷えてくると、手がかじかんでしまう始末でした。
大学のとき、仲間で一番の寒がりは釧路出身のやつでした。『北海道は、温かくしないと生活できないんだ。ケチな東京のやつとは生活環境が全く違うんだ』とかほざいていました。多分、そうなのでしょうね。
こんばんは 
外国人女性の後姿、良いですね~
外国の方にとって日本の建物って
興味があるでしょうね。
あちらは石造りが多いですからね。
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 外国人女性の後姿、良いですね~

後ろ姿ばかりでなく、前から拝見した感じも素敵でしたよ。

> 外国の方にとって日本の建物って
> 興味があるでしょうね。
> あちらは石造りが多いですからね。

どちらかと言うと、欧米のまちなかの住宅はコンクリートや石造りの集合住宅で、住宅地や農村などに多い一戸建て住宅は、やはり木造住宅が多いような気がします。ですが、スペインの巡礼の道の最終盤辺りの農村は、鉄平石のような外壁の住宅ばかりで、屋根も其れで葺いてある住宅を多く見かけました。
無住になった粗末な家は、棟を支える柱組が朽ち果てて、屋根が抜けているのを結構見ました。ところが外壁は一向に壊れないんです。屋根さえしっかりさせておけば、何百年でも軽く持ちそうです。
而、日本の茅葺屋根。もたせるのは並大抵の努力では如何ともし難い感じです。こんな住宅が、何故何百年ももったのか欧米人には不思議でならないのかもしれませんね。

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