散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

またもや日本民家園に行ってきた(7)

(9)野原家住宅(県重文)
この日は床上げ公開でないところは見なかった古民家もいくつかあるが、この野原家は見逃す訳にはいかない。まずは、怖いもの見たさがある。そんな人里からは隔絶された土地であるにもかかわらず、座敷がきちんと用意されている。これは何故かと。
間取り
間取り
外観
妻側からの様子
全体の様子が撮り難いところに建っているので、仕方なく妻側から撮った。まさか、家屋の裏側から撮るのも、…。
外観_1
その反対側からも
外観_2
トオリ
外便所に行くための通路が妻側に用意されていた。外便所はカメラの位置辺りだっただろうか。これだと大雪が降った時でも何とかなったのかもしれない。
外観_3
建物内部
ニワ
まず目を引くものがある。庄川支流域の利賀(とが)谷にいくには、本当に命懸けだったようだ。私には、到底できることではない。時々はこの仕掛けの維持管理をもしなくてはいけないことだろう。目が眩むようなところでの作業は、大変な作業だったことだろう。
ニワ_1
ニワ_2
渡し籠のイラスト
材木の使い方に注目したい。良くもこんなに使いづらそうなものを組み合わせたものだ。決して、レンズが歪んでいるのではない。
ニワ_3
雪に閉じ込められてしまうためか、室内で炊事がしやすい感じになっていた
ニワ_4
ニワ_5
オエ
囲炉裏が2つ並ぶ。冷え込みの厳しさが窺い知れる。
オエ_1
機織り機は高機だろうか地機だろうか。いずれにしても、後述のとおりに平家の落人たちの住まいであれば、相応の機織りが必要だったのかもしれない。
オエ_2
ザシキとブツマ
このアクセスが困難なところに、何故にこのような立派なザシキが存在したのだろうか。平家の落人たちが住んでいたのだろうか?そう考えるくらいしか、私の頭ではその理由が思い浮かばなかった。
ザシキとブツマ_1
仏間も凄い。先祖に平家の相当に身分が高い人が居たのだろうか?
ザシキとブツマ_2

「越中五箇山」とは、庄川本・支流域の五つの谷(赤尾谷、上梨谷、下梨谷、小谷、利賀谷)を中心とした地域の総称です。野原家は庄川支流域の利賀(とが)谷にあった合掌造で、庄川本流域の合掌造とは間取りや構造に違いがあります。
まず間取りですが、庄川本流系が四間取りを基本とするのに対して、広間型三間取りとなっています。大戸口を入ると、土間前半はウマヤ、後半は台所と作業場を兼ねたニワです。ウマヤ前方の細い通路は外便所に通じていました。オエは日常生活の中心となる場で、囲炉裏を二つ設けています。
中央の巨大な梁を「牛梁」、ここから前後に架け渡した曲がりの鋭い梁を「チョウナ」といいます。迫力あるその様子は合掌造民家の大きな見どころです。

Comments

おはようございます! 
AzTakさん、おはようございます!
野原家住宅はやはり越中五箇山の合掌造りでしたか!
豪雪で陸の孤島となる家屋に先人の知恵が凝縮されえいますね!
今の時代に新しく住むとしたら、安易な方法でのコンクリート家屋でしょうね!
私もできません 
さすがに、あの絵を見ると、私にも、あの谷渡りはできませんよ。普通のつり橋でもダメなくらいですから。
http://blog.goo.ne.jp/sonophoto0903 
最初の見取り図で オエ って何かなと わかりませんでした
なるほどです  大きなお屋敷! きちんと保存されていて素晴らしいですね(*'▽')
 
こんいちは。
越中五箇山や白川郷は財政的にそう豊かな地域には見えませんが
みな立派な家屋にお住まいですよね。
当地の一般的な農家はみな貧しく粗家でしよ。

ryu
AzTakさん 
こんばんは
隣りの集落に行くにも命懸け・・・
熊は、やっぱり山道をのんびりと行くことにします。
Re: おはようございます! 
> AzTakさん、おはようございます!

こんばんは。

> 野原家住宅はやはり越中五箇山の合掌造りでしたか!
> 豪雪で陸の孤島となる家屋に先人の知恵が凝縮されていますね!

今では、嘗ての利賀村には立派な道が作られ、芸術村としても有名なようですね。昔の住民がきいたら卒倒するような話かもしれません。

> 今の時代に新しく住むとしたら、安易な方法でのコンクリート家屋でしょうね!

まあ、そうなのでしょうね。ただし、ここで生活が成り立つのかは、かなり微妙かなとは思います。
Re: 私もできません 
senri32さん、こんばんは。

> さすがに、あの絵を見ると、私にも、あの谷渡りはできませんよ。普通のつり橋でもダメなくらいですから。

私は、地区にあった火の見櫓でさえも上がることが出来なかったくらいですから、…。昨日、東京ドームに行き、絶叫マシンの絶叫を聞き、肝を冷やしました。
Re: http://blog.goo.ne.jp/sonophoto0903 
sonophotoさん、こんばんは。

> 最初の見取り図で オエ って何かなと わかりませんでした
> なるほどです  大きなお屋敷! きちんと保存されていて素晴らしいですね(*'▽')

今で言えば、LDKというところでしょうかね。まあ、囲炉裏で最低限でも味噌汁くらいは提供されることでしょうから、下ごしらえは別として、確かに、料理の場でもあったのでしょう。
家族全員が揃っての食事だったのでしょうね。その雰囲気がどうだったかまでは、知りようもありませんが。
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 越中五箇山や白川郷は財政的にそう豊かな地域には見えませんが
> みな立派な家屋にお住まいですよね。
> 当地の一般的な農家はみな貧しく粗家でしよ。
>
> ryu

今の社会経済とはだいぶ様相が異なっていたと思います。
あばら屋で済ませたくても、そうも出来ない厳しい気象条件があり、大きな家に大家族で住む必然性があったのでしょう。
その点、いわきあたりだと、掘っ立て小屋でも十分暮らしていける恵まれた状況があったのかもしれませんね。
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 隣りの集落に行くにも命懸け・・・
> 熊は、やっぱり山道をのんびりと行くことにします。

おそらく、平家の落人だったのかもしれません。道無き道を逃げて住み着いたのでしょう。
のんびりいけるような山道などなかったのでしょう。鉈などで進路を確保する必要があったのでしょうね。それでもお出かけになりますか?

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