散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

旧朝倉家住宅(国指定重要文化財)(1)

以前に百年建築というBSのTV番組で取り上げられたこともある国指定重要文化財の旧朝倉家住宅。代官山駅から徒歩5分ほどのところにある。代官山の辺りから中目黒にかけては、かなりの急傾斜になっている。その崖線を庭にうまく取り入れたこれ以上なさそうな極上の近代和風建築。田舎のお大尽の建物ではなく、東京のお大尽の粋な建物だ。これならば、1919(大正8)年の建築であっても、国指定重要文化財となるのは当然かも知れない。

門から入った辺り
なかなか落ち着いた感じだ
門から入った辺り_1
門から入った辺り_2
大きな灯籠も
門から入った辺り_3
玄関付近の外観
破風は1階と2階とで微妙にずれている。その当時の和風建築の特徴だったようだ。鬼瓦や懸魚(げぎょ)も立派だったはずだが、生憎の雨で確認せずに済ませてしまった。
玄関付近の外観_1
玄関付近の外観_2
2014年9月の写真を使用
玄関付近の外観_3
玄関付近の外観_4
玄関
そこから奥がズズズいーっと見えるというわけではない。奥には確かに部屋があるのだが、順路としては左に進む。
玄関
応接間へ至る廊下
応接間は廊下の右手だ。最初のショットはピンぼけのように思われるかもしれないが、欄間の彫刻にピントを置いたものだ。
応接間へ至る廊下_1
廊下の板戸
応接間に至るには、玄関から左右右と曲がって進む。その途中にある板戸。できることなら2面とも撮ってみたかったが、国指定の重要文化財に手をかけるなどというだいそれたことはできなかった。
応接間へ至る廊下_2
瀟洒な手洗い設備
玄関から左右右と曲がって進むのが順路だが、左右左に進むと、旧朝倉家が使用していた瀟洒な手洗い設備が見える
応接間へ至る廊下_3
右が応接間
ここまでで何歩ほど歩いただろうか。下々の者の住居と違うのは承知のうえだが、やけに肩がこる。
応接間へ至る廊下_4
応接間
素晴らしい部屋だ
応接間_1
先ほど廊下からちら見した欄間の彫刻はこんなものだった
応接間_2

順路指示に従って2階に上がる

階段付近の様子
階段
階段付近の様子_1
広間裏の廊下
通用路として使用していたと思しき立入り禁止の廊下がある。此処に板戸が無造作においてある。どうした理由か写真を撮り難い角度に置いてあった。残念。
階段付近の様子_2
2014年9月の写真を使用
階段付近の様子_3
階段付近の様子_4
小部屋
階段を挟んで広間の反対側にあった小部屋。誰が使用した部屋だったのだろうか。
階段付近の様子_5
2階廊下
右手に進み、2間続きの広間を見る
2階廊下_1
庭に面した廊下
大変見晴らしが良い。その昔はここから富士山が眺められたそうだ。ガラス戸の外にあるカットを見てほしい。富士山型にカットしてあるのだ。
そして撮り忘れたが、ガラス戸のレールは鉄ではなく、硬い材質の木が使われている。

2階廊下_2
2014年9月の写真を使用
2階廊下_3
2階廊下_4
廊下からの眺め
庭は一見すると、狭いように見えるかもしれない。が、実は急激な崖線になっていて、奥の木立が視野を遮らないようになっている。ということで、昔は富士山がよく見えたらしい。
2階廊下_5
2階廊下_6
2階廊下_7
2階から見た杉の間の破風の様子
2014年9月の写真を使用
2階廊下_8
広間
2間続きの広間になっている。気の置けない仲間との懇親に多用された広間のようだ。手前側の部屋の様子だ。次の間的な位置づけだろうか。もう一方の正式な広間と思しき部屋はピンぼけになってしまった。
広間_1
2014年9月の写真を使用
広間_2
広間_3
広間_4
広間_5
広間_6
広間_7

Comments

 
おはようございます。瀟洒なお屋敷ですね。手洗い所はスッキリして当時はモダンだったと思います。シャンデリアのお部屋は襖の花の絵から きっとお嬢様のお部屋かしら・・・と想像して写真を拝見しました。
雰囲気、 
雰囲気は、伊藤博文の別邸と変わらない。電灯はシャンデリアか?博文邸はかなりシンプルで、時代を感じさせる単体の電球一つの灯りです。。大きな違いは、山の中か海辺かではないか。何で、こんなに、最近、昔を思い出し、懐かしがるのだろう。親父が寂しいから私を呼んでいるのか。
 
こんにちは。
旧朝倉家住宅は行ったことはありませんが
目白台のお屋敷は何軒か拝見したことがあります。
(細川邸、田中角栄邸、山県有朋邸跡(現・椿山荘)
昔の豪邸は高台の斜面を上手く利用している場合が多いですね。

ryu
 
AzTakさん、こんばんは。
旧朝倉家住宅は代官山駅からわずか5分で、こんなに大きなお屋敷が
あるのですね。

駅近辺はかなり急斜面ですが、斜面を活かした建物ですか。

代官山を歩くと洋風の建物や、立派なお屋敷とお庭に気づかされます。

旧朝倉家住宅はお庭から屋根も風格があり、欄間の彫刻といい襖も美しく、
シャンデリアも下がっているのですね。
最後から2番目の明り取りの障子?でしょうか、これも素敵ですねf(^_^
AzTakさん 
こんばんは
現在でも代官山で
富士山を見られるんでしょうか?
霧ケ峰近くにも富士山を見られる別荘地が有ります。
富士山撮りには隠れたスポットです。
冬は難儀すると思いますが、結構定住しているようですよ。
天候さえ良ければ毎朝富士を見られるんですからね。
Re: タイトルなし 
tugumi365さん、こんばんは。

> おはようございます。瀟洒なお屋敷ですね。手洗い所はスッキリして当時はモダンだったと思います。シャンデリアのお部屋は襖の花の絵から きっとお嬢様のお部屋かしら・・・と想像して写真を拝見しました。

屋敷の2/3くらいが公開されていますが、その他は公開されていません。今は、そこにスタッフの事務スペースなどがあるようです。以前は、家族の部屋だったり、女中さんの部屋だったりしたようです。
2階の2間続きの広間は、当主が気のおけない仲間たちと歓談する際にもっぱら使用した部屋のようです。仲間は、此処に来るのが楽しみだったのかもしれませんね。
Re: 雰囲気、 
senri32さん、こんばんは。

> 雰囲気は、伊藤博文の別邸と変わらない。電灯はシャンデリアか?博文邸はかなりシンプルで、時代を感じさせる単体の電球一つの灯りです。大きな違いは、山の中か海辺かではないか。何で、こんなに、最近、昔を思い出し、懐かしがるのだろう。親父が寂しいから私を呼んでいるのか。

伊藤博文の別邸はお近くでしたよね。私も近くを何度かぶらぶらしたものの、あのお屋敷は見たことがありません。一度、見に行きたいものです。
明治と大正との違いがあるでしょうし、それに、飾り立てることが在野の人の密かな自慢の種でもあったのかもしれません。
こちらも渋谷区と目黒区との区境の瀟洒な一等地です。決して山の中ではありません。というものの、100年ほど前は、渋谷は東京の端っこだったようです。
Re: タイトルなし 
> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 旧朝倉家住宅は行ったことはありませんが
> 目白台のお屋敷は何軒か拝見したことがあります。
> (細川邸、田中角栄邸、山県有朋邸跡(現・椿山荘)
> 昔の豪邸は高台の斜面を上手く利用している場合が多いですね。
>
> ryu

山県有朋は別として、あとのお2人は私自身はあまり好きな人物ではなく、目白あたりを歩くことがあっても見ないようにしてきました。多分、相当に豪勢なお宅なんでしょうね。
長者になると高台に住みたがるようです。なんといっても見晴らしが良いでしょうから。こちらも渋谷区と目黒区の区境は、相当な崖線が続きます。富士山も容易に眺めることができたんだと思います。

話が出たついでに、目黒、目白とありますが、江戸の昔には五色不動というものがあったそうです。他に目赤、目青、目黄があったとか。
目青は三軒茶屋にありますが、大したところではありません。目赤、目黄は不勉強でどこにあるのかもしりません。
Re: タイトルなし 
> AzTakさん、こんばんは。

みすてぃむーんさん、こんばんは。

> 旧朝倉家住宅は代官山駅からわずか5分で、こんなに大きなお屋敷が
> あるのですね。

そうなんですよ。その坂を上っていけば、大使館がずらり、蔦屋書店も瀟洒な店舗を構えていますし、すごいレストランも有ります。掛け値なしの超一等地です。

> 駅近辺はかなり急斜面ですが、斜面を活かした建物ですか。

そのとおりです。なかなか考えてあるお屋敷だと思います。

> 代官山を歩くと洋風の建物や、立派なお屋敷とお庭に気づかされます。

そうですね。女性のあこがれの街ですもんね。

> 旧朝倉家住宅はお庭から屋根も風格があり、欄間の彫刻といい襖も美しく、
> シャンデリアも下がっているのですね。
> 最後から2番目の明り取りの障子?でしょうか、これも素敵ですねf(^_^

入場料100円(私めはシニアなので無料です)で楽しめます。一度足を運ばれる価値が有ると思います。
Re: AzTakさん 
> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 現在でも代官山で
> 富士山を見られるんでしょうか?

どうでしょうね。高層ビルが眺望を遮るところが少なくないので、自信を持ってはいえません。
見えるところでも、新宿の超高層ビルからは、この時期は殆どダメなんですよ。空気が冷えてくる時期にならないと難しいようです。

> 霧ケ峰近くにも富士山を見られる別荘地が有ります。
> 富士山撮りには隠れたスポットです。
> 冬は難儀すると思いますが、結構定住しているようですよ。
> 天候さえ良ければ毎朝富士を見られるんですからね。

霧ヶ峰は私には鬼門の方角のようで、霧に包まれる時ばかりで、…。見えるときは綺麗なのでしょうね。
御柱に行ったのに、体力がなくて、近くの景勝地を愛でるファイトがわかなかったのは、痛恨の極みです。
しかし、あの地に住みたいとまでは思いません。やっぱり寒さが厳しすぎます。
こんばんは 
お庭が綺麗で、建物も立派ですね~~
内装も美しく、日本建築の美を感じます!
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> お庭が綺麗で、建物も立派ですね~~
> 内装も美しく、日本建築の美を感じます!

大正時代にごく普通の人が建てた和風建築が、早くも国の重要文化財に指定されたと言うんですから、その凄さのほどがわかるというものなんでしょうね。朝倉虎次郎氏は、入婿する前に材木屋さんで働いていて、材木を見る目があったようです。そのことが、素晴らしい家屋建築につながったのでしょうか。

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