諏訪大社御柱祭の上社山出しと山梨県の桜(17)
穴山の大曲り
いよいよ上社山出しの初日の超大目玉『穴山の大曲り』に差し掛かった。どうやって急角度の曲がり角を通すのか。皆、固唾を呑んで見守る。
前宮一之御柱の通過の様子
前宮一之御柱の大曲り通過は12:00丁度。実に見事なものだった。後方からなので、一応見たというに過ぎないのが残念なほどだった。次に来る本宮二之御柱通過への作戦をたてなくてはいけないが、警備が厳しくて撮影に好適な場所の確保は殆ど絶望的に思えた。
後方からやっと写したに過ぎない
本宮二之御柱通過
事前に昼食をとった本宮二之御柱通過が始まる。此処がまず第一の腕の見せ所だ。
旗が先頭に立ったのは12:50
一帯が緊張に包まれる。観衆は固唾を呑んで見守る。
まず旗が行く
先に継ぎ足された細い綱を曳く一行
喇叭隊も始動を待つ
曳き子たちが大曲りを大きく回り始める。御柱をOut-In-Outで進めるための決まり事なのだろうか。
揃いの装束の親衛隊が
目の前を御柱が
前のメドデコがうまく通過したようだ
見えはしないが梃子棒で御柱そのものをずらしながら最適コースを取るのだろう