散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

またも出かけた日本民家園(16)

(21)菅の船頭小屋《神奈川の村》
園内の建物に含めるかどうかは微妙だが、この建物が一番新しく築後86年。あまりにくたびれているので少なくとも百年は経過しているのかと思ってみていたが、意外に新しいものだと知って驚かされた。そして、渡し場自体は昭和48年まで存続した様だ。
この船頭小屋は多摩川の「菅(すげ)の渡し場」にあったもので、船頭が客待ち・休憩・川の見張りをするのに用いていた。
屋根は杉皮葺きで、前後に傾斜させた「招き屋根」の形をしている。そして前後につけられている鉄環がわかるだろうか。これは反対側にもついている。これに棒を通し、いざというときに安全なところまで担いで非難したのだそうだ。4人で担いだのだろうか。重量的には力持ちならば1人でもイケそうな感じだが、非常時には4人も人が確保できないかもしれない。担ぎ方次第では2人でもイケたのかなあ。

菅の船頭小屋_1
担ぎ方はこんなふう
担ぎ方のイラスト
正面からの写真は昨年6月のもの。気づかなかったが、障子戸は開けると宙に浮く感じなんだ。
菅の船頭小屋_2
背面には小さな窓があり、対岸の客を見ることができるようになっていた。窓がついているのは承知していたが、そういう使い方をしたのか。気が付かなかった。
菅の船頭小屋_3

『多摩川の渡し』を説明したHPへjump

川崎市重要歴史記念物
旧所在地:神奈川県川崎市多摩区菅
建物区分:船頭小屋
構造形式:切妻造、杉皮葺、桁行1.8m、梁行1.8m
建築年代:昭和4年(1929)

Comments

 
こんにちは
菅の船頭小屋は昭和4年に建築され、渡し場として昭和48年まで存続したようですが、時代の流れで、高度経済成長の煽りで廃止することになったのでしょうね。
小屋は船頭が客待ち・休憩・川の見張りなどにつかったようですが、いざというと
きには担いで移動したのですね・・・・・良く考えられています。
こんにちは。 
持ち運び可能な小屋ですか?
現在のキャンピングカーのハシリですね。
囲炉裏まであって、漁後の身体をここで温めていたのでしょうね。
 
こんばんは。
持ち運べる船頭小屋なるものを初めてみました。
まるで時代劇のセットみたいですね。
民家園では新しいほうとのことです
逆に江戸時代はこのような素朴で質素な家屋が多かったのではないでしょうか。
強風が吹いたら転げそうですね(^_^;)。

ryu
Re: タイトルなし 
> こんにちは

花さか爺サンさま、こんばんは。

> 菅の船頭小屋は昭和4年に建築され、渡し場として昭和48年まで存続したようですが、時代の流れで、高度経済成長の煽りで廃止することになったのでしょうね。

とっくに廃止になっていたと思っていたのですが、河川敷のゴルフコースに行く人たちに重宝されたのでしょうか。
意外に長いこと使われていたようですね。

> 小屋は船頭が客待ち・休憩・川の見張りなどにつかったようですが、いざというと
> きには担いで移動したのですね・・・・・良く考えられています。

他の土地にお住まいの方には想像しにくいでしょうが、多摩川は結構な暴れ川でした。下流の巨人軍多摩川グランドなどもたびたびその被害にあったようで、今はよみうりランドに練習拠点を移しています。
ひとたび水が出たら小屋を担いですたこらさっさと逃げるのが一番だったと思います。
Re: こんにちは。 
S-masaさん、こんばんは。

> 持ち運び可能な小屋ですか?
> 現在のキャンピングカーのハシリですね。

そうかもしれませんね。

> 囲炉裏まであって、漁後の身体をここで温めていたのでしょうね。

渡しの船頭ですから、漁も少しはしていたかもしれませんが、普段は寒風に凍えながら、渡しの作業だったのでしょうね。客がない時の待ちは結構寒かったのではと思いました。その辺に転がっている流木などを燃やしていたのでしょうかね。
Re: タイトルなし 
> こんばんは。

tgryuさん、こんばんは。

> 持ち運べる船頭小屋なるものを初めてみました。
> まるで時代劇のセットみたいですね。

毎日持ち運ぶのではなく、水が出た時だけですから。大水が出ると暴れ川の多摩川は恐ろしかったでしょうから。

> 民家園では新しいほうとのことです
> 逆に江戸時代はこのような素朴で質素な家屋が多かったのではないでしょうか。

ここまで簡素だと、住む家としてはかなりひどかったかもしれません。
でも、低所得にあえぐ層は、こういう程度の家屋に住んでいたかもしれませんね。

> 強風が吹いたら転げそうですね(^_^;)。
>
> ryu

そうですね。私が蹴とばしても動きそうですから、傾ぐくらいは日常茶飯事だったようです。
古い写真を見ると太い角材を重しにしていたようでした。
こんばんは 
船頭小屋の移動方法・・・
以前にも見せていただきましたが、再度見ても
不思議ですね~~
昔の人の知恵なんですね^^
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 船頭小屋の移動方法・・・
> 以前にも見せていただきましたが、再度見ても
> 不思議ですね~~
> 昔の人の知恵なんですね^^

まあ、知恵というか、何というか。
今は暴れ川というイメージはないかと思いますが、ちょっと前まではかなりの暴れ川だった記憶があります。
普通の建物のように基礎を打って本格的に据え付けた時もあったと思いますが、そんなのは無駄だと知らされたんだと思います。
それですたこらさっさと持って逃げたようです。
元の位置の目印は右手前にある石の柱。あちらは重いので流されることもなかったようです。
水が引いた後、元に戻す際に使ったようです。

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