散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

またも出かけた日本民家園(7)

(9)野原家住宅《信越の村》
今回は、見て回ったところをすべて取り上げるのではなく、印象に残った建物をとりあげている。それでも床上公開の建物は漏らしていないつもり。
外観
外観_1
外観_2
室内
間取り
間取り
おえ
広間天井の太い梁を『牛梁』、ここから前後に渡してある曲がった梁を『チョウナ梁』という。チョウナ梁には名前通り根元が鋭く曲がった木材を使用している。が、比較的素直な木材の組み方がなされていた。私の単細胞の頭でも十分理解できる範囲だ。この先に、こんなものではすまない梁が出てくるので、とりあえず、行儀のよい様を記憶にとどめ置かれたい。
室内_1
室内_2
火棚
室内_3
大戸口から入ったすぐのあたり
谷から谷へ人間を渡すカゴで『渡し籠』と称する。こんな恐ろしげなものは私には到底利用できそうにない。庄川支流域の利賀(とが)谷にあった家屋なので、好むと好まざるとにかかわらず、こうした装置が必要だったのだろう。
室内_4
ざしきとぶつま
どこも来客用とご先祖様には特別な部屋をあてがったようだ。失礼ながら、この辺境の地に畳を運び込むのは大変な労苦があったのではないかと思う。どうしたのだろうか?
室内_5
室内_6
にわ
石の水舟がここでも使われていた。五箇山にはそういう風習があったのだろうか。
室内_7

(10)山下家住宅《信越の村》
こちらは、大々的に取り上げるつもりはなく、外観のみを見ていただく。
川崎市立日本民家園で唯一の、白川郷の合掌造民家だ。この合掌造は、川崎駅前で観光料亭に利用されていたものを、民家園に再移築したものだそうだ。外観は切妻造、平入り(現状は妻入り)、庇部分の屋根を石置き板葺きとするなど、典型的な白川系の合掌造。

山下家住宅_1
山下家住宅_2

Comments

 
おはようございます。
建て床面積はけして広くはないかもしれませんが
柱や梁、茅葺の厚さなどがとても立派ですね。
小作が多い時代を鑑みるとかなりの豪農だったのでしょうね。
『チョウナ梁』も自然の造形をたくみに利用していますね。

ryu
http://blog.goo.ne.jp/sonophoto0903 
おはようございます
いいですね~ 民話に出てきそうな建物です 趣があっていい感じです
水船って見たことないです 人の手で掘った石・・すごいなあ 素敵なスポットをいつもありがとうございます(^^♪
AzTakさん 
こんにちは
五箇山に行ったことが無いので分かりませんが大変急な道を行くようですね。
谷を渡るのに渡し籠で渡るとは、自分でヨイショヨイショと籠を動かすのかしら、熊にはとても無理!!
襖あり、畳あり、かなりな贅沢だったんでしょうね。
 
日本民家シリーズとても面白くて
興味しんしんです。
AzTakさんのブログは写真に丁寧な説明があって
興味のあるものはとても楽しく読ませていただいてます。
行った気分になれます。
こんばんは 
立派な古民家ですね^^
いつも丁寧な説明をありがとうございます!
良く解ります^^
Re: タイトルなし 
> おはようございます。

tgryuさん、こんばんは。

> 建て床面積はけして広くはないかもしれませんが
> 柱や梁、茅葺の厚さなどがとても立派ですね。
> 小作が多い時代を鑑みるとかなりの豪農だったのでしょうね。
> 『チョウナ梁』も自然の造形をたくみに利用していますね。
>
> ryu


今は南砺市の一部になっている利賀村。ここをおいて、日本の他の地域で秘境と呼べるところがあっただろうかというようなところのようです。これほどの辺鄙なところに、どういう人たちが入り込んだのでしょうね。おそらく平家の残党が逃げ込んだのでしょう。
人目につかないところでも、主従が一致協力して、切り開き、合掌造りの家を建てたのでしょうね。想像を絶するような過酷な自然の中で。
Re: http://blog.goo.ne.jp/sonophoto0903 
> おはようございます

SONOPHOTOさん、こんばんは。

> いいですね~ 民話に出てきそうな建物です 趣があっていい感じです

かつての平家の落ち武者の終の棲家だったように思います。きれいにして大事に大事に使っていたように感じました。

> 水船って見たことないです 人の手で掘った石・・すごいなあ 素敵なスポットをいつもありがとうございます(^^♪

水船・水舟って、いくつかの意味がありますが、ここでは水槽のことです。街道筋の水飲み用には、木で作った比較的大きな水槽を置いた場合があるようです。
家庭の台所には、たいていは水に強い丸太をくりぬいて洗い桶(シンクというんでしょうかね)などに使ったようです。それが古民家ではスタンダードで、まれに、石をくりぬいた『水舟』が存在したようです。
Re: AzTakさん 
> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 五箇山に行ったことが無いので分かりませんが大変急な道を行くようですね。

(ФωФ)フフフ・・・、今はそれなりの自動車道が整備されていると思いますが、その昔の道は大変なものだったのでしょうね。
庄川流域は大変な場所のようです。

> 谷を渡るのに渡し籠で渡るとは、自分でヨイショヨイショと籠を動かすのかしら、熊にはとても無理!!

今のレインジャーの最新鋭の装備でも怖くてどうしようもないところでしょう。そこを安全装置など有らばこそです。覚悟を決めなければわたることができるものではなかったことでしょうね。

> 襖あり、畳あり、かなりな贅沢だったんでしょうね。

かつての主筋の家だったのでしょうか。といっても所詮は落人だったでしょうから、心の中に錦をまとっただけだったのでしょう。
Re: タイトルなし 
きらりさん、こんばんは。

> 日本民家シリーズとても面白くて
> 興味しんしんです。
> AzTakさんのブログは写真に丁寧な説明があって
> 興味のあるものはとても楽しく読ませていただいてます。
> 行った気分になれます。

愛犬コリンくんが天に召されるその日までは、遠出はできませんよね。何もコメントもできずにいますが、心の中でひそかに応援させてもらっています。

正しい記述があれば、そこは公式記録などからの受け売りで、間違っているところがあるとすれば、私の解釈の至らなさからです。なるべくいい加減な記述にならないように隅から隅まで見るようにしてはいるのですが、思うようにはいかないものですね。
Re: こんばんは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 立派な古民家ですね^^
> いつも丁寧な説明をありがとうございます!
> 良く解ります^^

飛騨まで入ったことがあるのですが、白川郷も五箇山地方も共に行ったことがありません。
足腰がそれほど悪化しないうちに、行ってみたいものですが。

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