散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

何度目かの川崎市立日本民家園(4)

(7)江向家住宅(えむかいけじゅうたく)《信越の村》
この日、囲炉裏に火を入れての床上公開を行っていた。江向家住宅の床上公開にあたったのは、今回が初めてだったかもしれない。超ラッキー。
全景はこの角度からしか撮れないようだ。贅沢は言うまい。
この日本民家園に来るまで、茅葺屋根は、すべからくフラットに葺くものだと思い込んでいた。此処で縞状の葺き方を見た時、本当に驚いた。

江向家住宅_1
江向家住宅_2
江向家住宅_3
江向家住宅_4
よそ見をしていたら、思い切ってこの茅にぶつかってしまった。国指定の重要文化財を壊さずに済んで、胸をなでおろした。
江向家住宅_5
江向家住宅_6
江向家住宅_7
江向家住宅_8
石をくりぬいた水舟だ。かなり贅沢なのでは。もしかしたら渓谷沿いなので、大きな石がいくらでもあるのだろうか。
江向家住宅_9
火棚は、爆ぜた火の粉が茅などまで飛んでいかないようにしたり、濡れたものを乾かしたり、燻製をつくったり、…。多目的に使われていたようだ。
江向家住宅_10
江向家住宅_11
この階段は急勾配だし、落ちそうだし、壊れそうだし、…。注意書きがなくてもトライする気にはなれそうにない。
江向家住宅_12
江向家住宅_13
江向家住宅_15
江向家住宅_16
江向家住宅_17
江向家住宅_18
江向家住宅_19
ブツマとその手前のオマエのみが畳敷き。後は畳の間などなかった。畳は相当に贅沢なものだったようだ。
江向家住宅_20
江向家住宅_21
国指定重要文化財
旧所在地:富山県南砺市上平細島
建物区分:農家(組頭の家)、合掌造
構造形式:切妻造、妻入、茅葺、一重三階、桁行19.6m、梁行8.5m
建築年代:18世紀初期

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田の字型の間取りを持つ合掌造りの家
富山県の五箇山地方は、岐阜県の白川地方とともに合掌造で知られています。しかし、それぞれ特徴があり、五箇山でも庄川本流と支流の利賀谷(とがだん)とでは違いが見られます。
この建物は庄川本流系で、「妻入(つまいり)」「正面に茅葺の庇を付けた入母屋造風」「田の字型の四間取り」といった特徴を持っています。床上には、下手に囲炉のあるデイとオエ、上手にオマエとヘヤが並んでいます。デイは接客用、オエは日常生活の場、ヘヤは寝室、オマエは正式な座敷です。 このオマエは畳敷きで、浄土真宗が盛んな地域のためブツマ(仏間)が設けられています。
見どころポイント!
急勾配の大屋根は、手を合わせた形から合掌造と呼ばれます。2階3階は養蚕などに使われました。
いろりの上の大きな棚は、火の粉が上がるのを防ぐとともに、濡れたものの乾燥などに使いました。

Comments

 
屋根の葺き方が変わっていますね。はじめてみました。
実演をなさっちるの葉関係者なんでしょうが、そういう技術を今もおもちなんですね。
こうした定位児施設はだんだん少なくなるようですが、たいせつに保管して後世に残さないといけませんね。
おはようございます 
先ず屋根がものすごく急こう配ですよね。この茅葺き屋根は葺き替えるのも大変そうで、最近では専門の職人さんも少なくなって費用もかなりかかるようですね。これは雪国の家かと目星を付ければ富山でしたか。囲炉裏があって煙でいぶされれば茅葺きも長持ちするのでしょうね。夏は涼しく冬は暖かい、そんな気がする屋根ですわ。
AzTakさん 
こんにちは
この様な茅葺も有るんですね、知りませんでした。
江戸時代後期でも畳はかなりな贅沢品のようですね。
昔、ウチの本家の囲炉裏の上には、魚の燻製やら、マムシまで燻製になっていて、風邪をひくとその粉を飲まされましたよ。
浄土真宗らしく仏壇はりっぱです。
信仰が厚く、ご先祖様を敬っていたことが良く分かります。
こんにちは 
茅葺き屋根って良いですよね~~
僕も助手も大好きです^^
ライトを浴びて織物をなさっておられる方は
実演なんでしょうか?
伝統の技術はずっと残していきたいものですね^^
 
AzTakさま こんにちは

合掌造りの屋根にもいろんな葺き方があるのでしょうね!
此方の屋根は縞状の葺き方で珍しいですね。
東北・北陸地方は浄土真宗が盛んな地方ですので、仏間には畳が敷かれ、立派な仏壇も据えられていたようですね。
さすが仰心の厚い土地柄ですね。
広島県も安芸門徒で有名ですが・・・・・・
養蚕が盛んで、機織りも盛んだったようですね。
当時のままで実演もされており珍しいですね。
Re: タイトルなし 
cobo-feさん、こんばんは。

> 屋根の葺き方が変わっていますね。はじめてみました。

私もここで初めてみました。

> 実演をなさっているのは関係者なんでしょうが、そういう技術を今もおもちなんですね。

世田谷区の施設の場合は、そういう教室も施設内で行われていましたが、こちらでは定期的に行われている感じではなく、そういう技能のあるボランティアの方が担当しているのでしょうか。大都市川崎市ですから、探せばそういうタレントをお持ちの方がいるんでしょうかね。

> こうした展示施設はだんだん少なくなるようですが、大切に保管して後世に残さないといけませんね。

隣接している生田緑地から打ち上げられたロケット花火で貴重な家屋がかなりの被害を受けたんです。
茅葺屋根が燃えたんです。鎮火したと思い、職員も帰った夜半に残っていた火の気が再燃し、全焼に近い半焼状態に。
そういう手痛い教訓があったので、火の気の管理にはシビアなようです。
Re: おはようございます 
めぐるさん、こんばんは。

> 先ず屋根がものすごく急こう配ですよね。この茅葺き屋根は葺き替えるのも大変そうで、最近では専門の職人さんも少なくなって費用もかなりかかるようですね。これは雪国の家かと目星を付ければ富山でしたか。囲炉裏があって煙でいぶされれば茅葺きも長持ちするのでしょうね。夏は涼しく冬は暖かい、そんな気がする屋根ですわ。

合掌造りですから、相当な急勾配ですね。葺き替えも大変なことでしょうね。江戸東京たてもの園では葺き替えは福島県会津地方の施工業者に依頼しているようです。相当に費用がかかるようで、頻繁に葺き替えをしたくても間隔が長くなってしまう傾向があると聞きました。
茅葺屋根だけの個数はこちらの日本民家園のほうが多いですから、さらにさらに大変なことでしょうね。
煙でいぶさなければ、あっという間に傷んでしまうものと思います。
たぶん、夏は涼しくて過ごしやすいと思います。冬は名にし負う日本有数の豪雪地帯ですから、どうなんでしょうね。
Re: AzTakさん 
> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> この様な茅葺も有るんですね、知りませんでした。

あるんですね。一つの茅葺きの流派なのでしょうかね。

> 江戸時代後期でも畳はかなりな贅沢品のようですね。

はい、これは間違いなくそうだったと思います。

> 昔、ウチの本家の囲炉裏の上には、魚の燻製やら、マムシまで燻製になっていて、風邪をひくとその粉を飲まされましたよ。

あはは、そうでしたか。我が家には囲炉裏などなかったので、親戚の家に行くと囲炉裏のそばにずっと居続けました。
たまに帰ってきたオヤジが、どうしたわけか這い出してきたマムシを見つけると、その辺の棒切れで瞬時にやっつけて、炙って、マムシ酒にして飲んでいました。なんて野蛮なオヤジかと思ったものでした。

> 浄土真宗らしく仏壇はりっぱです。
> 信仰が厚く、ご先祖様を敬っていたことが良く分かります。

如何に信仰があっても、私が死んだら、ろくでもない爺さんだったということで、大切にされないかもしれません。
頑張ったご先祖様がいたのでしょうか。
Re: こんにちは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 茅葺き屋根って良いですよね~~
> 僕も助手も大好きです^^

いいものですね。でも、貧乏人の私が住めるシロモノではありません。指を咥えながら見るだけです。

> ライトを浴びて織物をなさっておられる方は
> 実演なんでしょうか?
> 伝統の技術はずっと残していきたいものですね^^

なんですが、入れ替わり立ち代り、質問攻めで、実演している時間はほんの僅か。手練の技術を披露したいのだろうに、多少欲求不満になってしまうのかもしれませんね。
Re: タイトルなし 
> AzTakさま こんにちは

花さか爺サンさま、こんばんは。

> 合掌造りの屋根にもいろんな葺き方があるのでしょうね!

屋根も間取りもかなり違いがあるようです。

> 此方の屋根は縞状の葺き方で珍しいですね。

飛騨地方に行った時に見ましたが、そういうものがあったかどうか記憶がありません。ボーっとしているダメおやじなので、目に入っても見えていないのかも。(^_^;)

> 東北・北陸地方は浄土真宗が盛んな地方ですので、仏間には畳が敷かれ、立派な仏壇も据えられていたようですね。
> さすが信仰心の厚い土地柄ですね。
> 広島県も安芸門徒で有名ですが・・・・・・

仏壇は凄いようですね。びっくりするほどです。畳まで敷いてあるとは、またまた驚かされます。

> 養蚕が盛んで、機織りも盛んだったようですね。
> 当時のままで実演もされており珍しいですね。

雪深い土地でしょうから、養蚕くらいしか生きる道はなかったのかもしれません。機織りも、その他民芸品制作も、何でも挑戦したことなのでしょうね。生きていくために。

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