散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

次大夫堀公園民家園~岡本公園民家園~岡本静嘉堂文庫(1)

世田谷区の民家園を続けて回った。岡本公園民家園に隣接するように岡本静嘉堂文庫があったので、ついでにこちらをも回ってみた。

次大夫堀公園民家園(1)
入場料無料との事だったので、失礼ながら展示内容にはそれほど期待せずに出かけた。ところが行ってみると、意外に充実していた。個人的には大満足だった。
昭和63年11月に開園した次大夫堀公園民家園は名主屋敷(主屋1棟、土蔵2棟)、民家2棟、表門、消防小屋などを復元し、公園内の次大夫堀や水田とあわせて、江戸時代後期から明治時代初期にかけての農村風景を再現しています。
「生きている古民家」をテーマに、囲炉裏には毎日火が焚かれ、家の中や軒下には民具が置かれています。主屋内にも自由に入ることができ、民具などに触れることもできます。また、農村に伝わる行事等も行っており、昔ながらの生活や風習を体験することができます。

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園内には公園の名の由来になっている「次大夫堀」という用水が流れており(後年復元されたもの)、これは稲毛・川崎領(現在の神奈川県川崎市)の代官であった小泉次大夫の指揮により、慶長2年から15年の歳月をかけて開発された農業用水の一部である。この用水は正式には六郷用水といい、昭和初期までは周辺農地などに使われていたが、現在大半は埋められたか雨水用の下水に転用されている。世田谷区内では次大夫堀公園内に復元された約600mの流路と、丸子川として一部分のみ残っているのみである。

次大夫堀公園民家園に向かう
二子玉川駅から成城学園前駅行きのバスに乗車する
垢抜けない小規模の遊園地があったのははるか昔。来るたびに大きく変わっている。本当にびっくりするほどだ。『金妻』の憧れの地か。
二子玉川駅から成城学園前駅行きのバスに乗車する_1
二子玉川駅から成城学園前駅行きのバスに乗車する_2
二子玉川駅から成城学園前駅行きのバスに乗車する_3
次大夫堀公園に到着
最初は往路も歩くつもりでいた。だけど、少し遠そうだったし、道もよくわからない。取敢えず、バスで向かい、その後の行き方の参考にすることにした。結果的には、バスに乗っておいてよかったと思うくらいの距離だった。
次大夫堀公園に到着_1
次大夫堀公園に到着_2
次大夫堀公園に到着_3
多摩川の支流である野川のすぐ近くなんだ
多摩川の支流である野川のすぐ近くなんだ
手前は農園になっていた
ズッキーニなどが植えてあった。どれも美味しそう。
手前は農園になっていた_1
手前は農園になっていた_2
復元された次大夫堀
元々の次大夫堀は暗渠の下水になっているとのこと。この清流部分は、新たに多摩川の支流である野川から引いた復元の水路。野川にはコサギがたくさんいるそうだ。見に行けば良かった。
復元された次大夫堀_1
復元された次大夫堀_2
正面入口付近
正面入口付近_1
正面入口付近_2
正面入口付近_3
正面入口付近_4

中に入ってみる。この民家園にある主要な建物は、すべて世田谷区指定有形民俗文化財ばかりだ。なかなか風情があっていいなと思った。

旧谷岡家表門
深沢にあった家屋のようだ。今は小沢一郎らが住む超高級住宅地も昔は純農村だったようだ。終戦直前の空襲で焼け出され、この門で15年間も仮住まいしていたのか。相当に窮屈な生活を耐え忍んだようだ。
元々は納屋と穀倉とが別棟だったのを天保九年(1838年)に再建した時に、門をつけ、長屋門にしたのか。囲炉裏がない造りなので、茅葺の屋根は傷みが早かったのかもしれない。
旧谷岡家表門_1
旧谷岡家表門_2
旧谷岡家表門_3
旧谷岡家表門_4
旧谷岡家表門_5
旧谷岡家表門_6
旧谷岡家表門_7
旧谷岡家表門_8
旧谷岡家表門_9
旧谷岡家表門_10
旧谷岡家表門_11
旧谷岡家表門_12
世田谷区指定有形文化財(建造物)
平成3年1月24日指定
江戸時代
桁行6.7間(12.1m)、梁間2間(3.6m)、寄棟造、茅葺
この門は深沢にある谷岡家屋敷から移築しました。長屋門形式の表門で、門の両側には2間四方の部屋が配され、一方が土間の納屋、一方が床板張りの穀倉です。
当初は長屋門ではなく、両脇の部屋は2棟の別々の建物であったと推定しています。天保9年(1838)に、2棟の建物をあわせ、中央に門を付けて長屋門にしたと考えられています。
民家園では正門の脇に配置され、農具などの展示室として活用しています。

Comments

 
最後の1枚前の写真の、石臼とその後ろにある、確かモミを飛ばす農機具と思いますが、子供のころ見たことがあります。
おもちゃにして遊んで怒られたものです。懐かしいな~
Re: タイトルなし 
cobo-feさん、おはようございます。

> 最後の1枚前の写真の、石臼とその後ろにある、確かモミを飛ばす農機具と思いますが、子供のころ見たことがあります。
> おもちゃにして遊んで怒られたものです。懐かしいな~

千歯こき、足踏み式脱穀機、唐箕(とうみ)と並んでいますね。私の故郷では、既に千歯こきは使われておらず、足踏み式脱穀機、唐箕のみがありました。今は、それすらもないんでしょうね。
非常に懐かしい農機具サンたちですね。
世田谷も昔は純農村だったんですね。渋谷も『春の小川』の世界だったし。この一帯は、田舎感満載だったようです。

石臼は一つ手頃なものを譲ってもらいたいくらいです。
六郷用水 
六郷用水は東京側の四ケ領用水と、川崎側の二ケ領用水とがあり、四ケ領用水の方は記事の通りだと思いますが、二ケ領用水の方は下流部分が暗きょになっているとはいうものの現存しております。念のため。
AzTakさん 
こんにちは
明治初期の茅葺の家と農具も触って見れる、農地もちゃんと作物を作っていて現役、一般の文化財はほとんどが見るだけです。
木造の扇風機、面白いものが有りますね、しかも機械式(手動)!?
足踏み式脱穀機はウチの何処かにありゃせんかいな。
鎌や鋸、鉈などすぐにでも使えそう。
こんにちは 
僕も助手もこう言う古民家が大好きです^^
昔使われていた農機具に目を引かれます!
何だか、懐かしい気持ちになります^^
Re: 六郷用水 
たんめん老人さん、こんばんは。

> 六郷用水は東京側の四ケ領用水と、川崎側の二ケ領用水とがあり、四ケ領用水の方は記事の通りだと思いますが、二ケ領用水の方は下流部分が暗きょになっているとはいうものの現存しております。念のため。

ご指摘ありがとうございます。まだ歩いたことがないのですが、いずれ歩いてみたいなと思っています。そして、久地円筒分水をも見てみたいなと。建物ばかりでなく、構築物にも関心があるものですから。
Re: AzTakさん 
> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 明治初期の茅葺の家と農具も触って見れる、農地もちゃんと作物を作っていて現役、一般の文化財はほとんどが見るだけです。

まあ、文化財といっても世田谷区指定のレベルですから。国指定などのレベルでも、そこまでさせるのかですね。

> 木造の扇風機、面白いものが有りますね、しかも機械式(手動)!?

『農用扇風機』って書いてありましたが、何に使ったのでしょうね。

> 足踏み式脱穀機はウチの何処かにありゃせんかいな。
> 鎌や鋸、鉈などすぐにでも使えそう。

(ΦωΦ)フフフ…、足踏式脱穀機がありましたか。私は誤解をしていて、あれを千歯こきというんだと長いこと思っていました。
Re: こんにちは 
土佐けんさん、こんばんは。

> 僕も助手もこう言う古民家が大好きです^^

世田谷には結構残っていたような記憶があるんですが、さすがに今は殆ど見かけなくなってしまいました。

> 昔使われていた農機具に目を引かれます!
> 何だか、懐かしい気持ちになります^^

ヌンチャクの出来損ないみたいなものがありました。何をするのかと思いました。小豆とか大豆とか、叩いてサヤと豆とを分けやすくするときに使ったもののようです。田舎育ちなのに、恥ずかしながら見たことがありませんでした。

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