散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

みさきまぐろきっぷを試してみた(8)

チャッキラコ/三崎昭和館(2)
この元商家は、前回示したゾーンの隣に店蔵があり、その奥に二間続きの和室がある。説明の都合上、二間続きの和室の展示を先に取り上げる。
二間続きの和室
前回記載した通り、『花嫁衣裳の今昔』という特別展示があり、もう一つ、常設の企画である『チャッキラコ』の資料を展示してあった。
『花嫁衣裳の今昔』
このスペースで案外考えた展示内容だった
こちらは、結納の変遷
旧憲法の時代には、娘を嫁がせた父家長への結納だったのか。昭和9年の目録の冒頭には、帯代として150円と記載されていた。昭和10年(1935)の物価で、大卒初任給が90円(20万円)とかだそうだ。換算すれば、150円は33万円程度の金額になる。そんなものだったのかなあ。
こちらは、結納の変遷_1
新憲法の下では、花婿から花嫁へのものにと性格を変えたようだ。そこには、帯代のような項目はもはや存在しない(筈だ)。
こちらは、結納の変遷_2
衣装の変遷
以前の花嫁衣裳は、前回示した衣装だ。昔の主流がこういうものという意味合いだろう。
いきなり奥に通された_3
現在の花嫁衣裳は、こういうものを着用するケースが多いという例だろう。何を着用するのも自由な時代であるから。
現在の花嫁衣裳
『チャッキラコ』
三崎の下町、花暮と仲崎地区に伝わる女性だけの小正月の行事。国指定重要無形民俗文化財であり、なおかつ、ユネスコ無形文化遺産に登録されてもいる。時間があれば、見に行くべき行事のようだ。
四、五才から一二才までの踊り手の少女達と、母親や祖母による唄い手から成り、昔は少女から娘になると踊り手をやめたと云われているそうだ。楽器を使わず、素唄に合わせて、揃いの着物を着た少女達が、扇やチャッキラコを持って舞う。昔はそれぞれの正月の晴れ着で踊ったそうだ。
左の衣装が、チャッキラコに使用される衣装。ケースの中に舞いに使用される扇とチャッキラコとがある。ガラスケースの上にあるものもチャッキラコだが、かなり小さいもの。もしかしたら、幼女用のものかもしれない。

『チャッキラコ』_1
『チャッキラコ』_2
記念の写真等が飾られてあった
『チャッキラコ』_3
その他
三崎では目につく吊るし飾り
確か、伊豆の稲取地区に遊びに行った際に、吊るし飾りがにぎにぎしく飾られていて、びっくりした記憶がある。あちらの始まりは江戸時代だそうだ。もしかしたら、三浦三崎も駿河湾を挟んで向かい合っている漁港同士。文化の伝播があったのかもしれないなどと勝手に思った。
三崎では目につく吊るし飾り_1
三崎では目につく吊るし飾り_2
床の間はやや寂しげに
展示物に押されてこの部屋の中心であるはずの床の間は、ちょっと寂しそうに見えた
床の間はやや寂しげに
店蔵
内部はこんな風。展示スペースになっていた。
店蔵_1
店蔵_2
蔵の防火扉はがっしりしたものだった
店蔵_3
蔵には中二階があった
店蔵_4
店口には珍しいものが
これが銭函か。来場者のお気持ちを入れてもらう入れ物として利用されているようだ。
店口には珍しいものが

 

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