散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

星薬科大学(3)

薬用植物園の温室。商業施設の温室はお客様に見てもらうことを前提としているので、見易く写真が撮り易く設計されているだろうが、ここはそういう気遣いはしていない。飽くまでも研究用である。
ということで、こちらも気になったもので写真が比較的撮り易い位置にあるものを中心に撮ってみた。


バニラ
細いインゲン豆のような形状のものが、なんとも言えず甘い香りを放っていた。ランの一種であるとかで、言われてみればなかなかの美形だ。
バニラ_1
バニラ_2
バニラ_3
ピナンガクーリー
幹の上部から葉柄にかけてアイボリー色なのが特徴の珍しいヤシ
ピナンガクーリー
カカオ
果実は約6か月で熟し、長さ15-30センチメートル、直径8-10センチメートルで幹から直接ぶら下がる幹生果で、カカオポッドと呼ばれる。形は卵型が多いが、品種によって長楕円形、偏卵型、三角形などで、外皮の色も赤・黄・緑など多様である。中に20から60個ほどの種子を持ち、これがカカオ豆 (cacao beans)となる。種子は40-50%の脂肪分を含む。果肉はパルプと呼ばれる。
収穫期は産地によって異なるが、概ね年2回で乾期と雨期に行われ、収穫された果実は果皮を除いて一週間ほど発酵させ、取り出されたカカオ豆は、ココアやチョコレートの原料とされる。

カカオ_1
カカオ_2
カカオ_3
ゴレンシ
果樹を水平にカットすると星形になるそうで、スターフルーツと呼ばれるとのこと。かなり派手な外観だ。美味しいかどうかは、かじってみたわけではないので断定はできないが、美味しそうに見えた
スターフルーツ( star fruit、carambola 、学名: Averrhoa carambola )は、カタバミ科ゴレンシ属の常緑の木本。和名は五歛子(ごれんし)。
ゴレンシ
キセロサイキオス
クセロシオキスと表示されているものもあるが、同じものだろう。何だかよくわからないが、金のなる木よりもまん丸い多肉の葉っぱをつけていた。
キセロサイキオス

サンジャクバナナ
三尺バナナだから通常のバナナよりは小ぶりなのだろうが、それでも堂々とした『体格』を誇っていた
サンジャクバナナ_1
サンジャクバナナ_2
カエンボク
和名ではカエンボクだが、African Tulipの名前の方がぴったりの花木だそうだ。残念ながら花を見ることはできなかった。世界3大花木の一つ。他の2種はジャカランダ、ホウオウボク。
カエンボク
ショウベンノキ
枝を切るとくさい樹液が出てくるのでこの名が付けられたそうだ。
ショウベンノキ

 

星薬科大学(2)

露地植栽のものはまだまだこれからなので、今の時期に見られるものは殆ど無い。予めご承知おき頂きたい。

オオアラセイトウ
星薬科大学の校花に指定されている品種だそうだ。校花指定の経緯は標識記載の通り。
オオアラセイトウ_1
オオアラセイトウ_2
ラベンダー
こんなふうに標識が付けられている
ラベンダー_1
ラベンダー_2
イソギク
まだかすかに花が残っていた
イソギク
杜仲
樹皮も葉も、今の私の身体には必要不可欠の薬になる。もらって帰りたいほどの有用な樹木だ。
トチュウの樹皮は「杜仲」という生薬名があり、医薬品として扱われる。これは腰痛、足腰の倦怠感解消、頻尿、肝機能・腎機能の強化、高血圧に効果があるとされる。
葉を煎じた杜仲茶は、血圧の降下や肝機能の機能向上に効果があるとされる(なお、葉は効能を謳わない限り食品扱い)。

杜仲
アーティチョーク
何だかアザミに似ていると思ったが、その通りだった。和名は朝鮮アザミ
アーティチョーク
サフラン
花が咲いているところを見たかった
サフラン
イヌサフラン
葉も何も見えていなかった。標識だけ。花はサフランに似、葉は行者にんにくに似ているようだ。後者の葉を行者にんにくと誤認して中毒症状を起こす事例があるようだ。
イヌサフラン

『自然毒のリスクプロファイル:高等植物:イヌサフラン』へjump

シナマオウ
風邪などのときに効き目がありそうだが、…
シナマオウ

カイソウ(海葱)
ごく普通にさり気なく『有毒植物』の表示がある。
流石に園内に猛毒のトリカブトは植えられていないと思ったのだが、調べてみると、ハナトリカブトが植えられているそうだ。紫の美しい花だ。ただし、不心得者が悪用するのを避けるために、表示を外してあるとのこと。ヒメウズ(姫烏頭)も植えてあるとのことだ。
カイソウ(海葱)_1
カイソウ(海葱)_2

薬用植物園の概要
薬用植物は人類誕生の太古から人々の病気や健康維持に利用されてきました。現在でもその重要性は変わらず、医療に直接用いられたり、医薬品の製造原料として盛んに利用されています。また新しい医薬品を開発する資源としても欠かせません。薬用植物園はこうした植物を収集・栽培し、薬学的研究や啓蒙活動を行う施設で、一般には薬草園といい慣わされています。
本学薬用植物園は品川区荏原(えばら)にある大学キャンパス内に付設されており、約3000平方メートルの広さに薬用を中心とした有用植物約800種が栽培されています。大学構内に設置されているところから、本校学生が直接生きた教材で学べるだけでなく、都心には他にこのような施設が見られないところから、学外の方々にも広く利用されています。
園内はおおまかに樹木園、水生植物園、標本園、野草園、温室などに区分けされ、よく知られた民間薬や漢方薬、あるいは医薬品の原料となる重要な植物が見学できます。なかには有毒植物や染料、繊維、油糧、食用などに供する植物も栽培されています。温室内には熱帯産の薬用植物が集められていますが、時にはスパイス原料やトロピカルフルーツをつけた植物を目にすることもあるでしょう。これらの植物にはいずれもラベルがつけられており、植物名や薬効・成分などが紹介されています。
薬用植物は人類の永い歴史の中から見出されたもので、いわば人類共通の貴重な文化遺産ともいえます。本園でも、こうした先人たちの知恵と植物からの恩恵を大切に受け止めていきたいと考えています。

 

星薬科大学(1)

星薬科大の薬草植物園を見せて貰いたいと思って行った。しかし、今の時期、特に露地のものは殆ど見るべきものがなかった。そちらは次回以降取り上げることにして、今回は本館やその中にある大壁画などを中心に取り上げることにする。

創立者星一先生
創立者星一先生
星薬科大の創立者星一先生は、我が郷里いわきが誇る偉人だ。
福島県には野口英世もいたが、野口はお金と女性とにだらしがなかったといわれ、破滅型の人生を歩んでいたようだ。その彼を米国時代の星一が支えていたらしい。帰国後、星製薬を設立し星薬科大学を創立した。
SF作家の星新一は彼の息子だ。『明治・父・アメリカ』という著作に父親のことが詳しく書かれている。


本館
階段が一切ないつくりに驚いた。著名な設計家アントニン・レイモンドの手になるものだ。もうちょっと丁寧に見学し記録しておくべきだった。
星製薬商業学校大講堂(現本館)の設計者は、アントニン・レイモンド(Antonin Raymond)である。レイモンドはチェコ生まれで、米国に帰化し、フランク・L・ライトに師事して来日し帝国ホテル建設に当たった。以来、戦前と戦後に計44年間日本で暮らし、関東大震災も経験している。アメリカでも有名な建築家である。
    :
星一は若き日に米国ニューヨークのコロンビア大学に留学したが、コロンビア大学ローホールに似せて設計を依頼した。そのため八角形の星型アーチなど全体のおおまかな姿は似ている。

レイモンドが設計した本館_1
レイモンドが設計した本館_2
レイモンドが設計した本館_3
アール・デコ様式の館内
アール・デコ様式の館内_1
アール・デコ様式の館内_2
アール・デコ様式の館内_3
アール・デコ様式の館内_4
アール・デコ様式の館内_5

大壁画
星薬科大学の本館正面玄関両側スロープの壁画4幅は、星薬学専門学校設立3周年記念として制作された。創立者星一の提案による。完成は戦時中の1943(昭和18)年5月であった。当時の星製薬株式会社おかかえの6人の画伯(関口隆嗣、清原重以知、服部亮英、内藤隶、笹岡了一、笹鹿彪)による時代考証研究ののち、推古時代における「薬狩」「鹿茸狩」を如実に表現し、心血を注いで描かれた大作である。
大壁画_1
大壁画_2
大壁画_3
大壁画_4

 

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