散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

清澄庭園・深川江戸資料館など(9)

深川江戸資料館(3)
長屋の住民たち
【木場の木挽職人】
昔は、製材するって言っても、便利な製材用の機械など無く、鋸で切り出すしかなかったんだろう。そういう職人は少なからずいた事なんだろう。無茶苦茶ガテン系の仕事だったのだろう。佐賀と木場とはそれほどの距離ではなかったから、木場の木挽職人がこの町にも居たのだろう。
衝立が部屋の隅においてある。あとに登場する三味線師匠や船頭、舂米屋の職人のところにもある。着替えが必要な職業のエチケットだったのだろうか。
畳は江戸間で4畳か。かなり狭いなあ。何だかんだで6畳程度か。でも、他では余り見られない畳敷きだぞ。狭いけれどもちょっぴり贅沢だったんだ。う~~ん。

木場で働く職人らしく、大鋸や鳶口、大工道具が置かれています。箱膳は夫婦二人分、女房の化粧道具もあります。
木場の木挽職人_1
確かに箱膳は夫婦二人分、夫婦暮らしだったんだ。女性も多少はお化粧をしたのかな。
木場の木挽職人_2
木場の木挽職人_3
【読み書き、手習い、裁縫、三味線師匠】
於し津さんか。小股の切れ上がった良い女を連想してしまうが、そんな人物だったのだろうか。障子に書いてあるデザインは何を意味したのだろうか。
読み書き、手習いなども教えていたのか。どうせ簡単なものだろうと言うなかれ。くずし字など今の人には殆ど読めないはずだから。

読み書き、手習い、裁縫、三味線を教える師匠の長屋。室内はもとお店のおかみさんだった人らしいたたずまいです。
読み書き、手習い、裁縫、三味線師匠_1
読み書き、手習い、裁縫、三味線師匠_2
読み書き、手習い、裁縫、三味線師匠_3
読み書き、手習い、裁縫、三味線師匠_4
読み書き、手習い、裁縫、三味線師匠_5
読み書き、手習い、裁縫、三味線師匠_6
【船頭】
お客を送迎するだけでなく、機会があれば投網などもしていたのか。其れくらい出来ないと船頭とは呼べなかったのかなあ。
それにしても、投網は乾いたものを網繕いのために持ち込んでいるのだろうか。濡れたままでは畳が腐ってしまう。

船宿升田屋の船頭の住む長屋。室内には投網や手甲脚絆などが置いてあります。
船頭_1
船頭_2
船頭_3
【舂米屋の職人】
舂米屋の職人って、必要だったのだろうか。米俵を蔵に収納したり、店に出したりする、運搬作業が中心かな。最下級の職人だったのかもしれない。
舂米屋上総屋の通い職人とその女房、2歳の子供が住む。小さな子供の家らしく、入り口には風邪除けのお札や疱瘡除けの俵の蓋、裏の物干し竿にはおしめが干してあります。
舂米屋の職人_1
舂米屋の職人_2
舂米屋の職人_3
舂米屋の職人_4
【棒手振】
剥き身の政助さんか。剥いた貝は、深川丼用のあさりが中心かな。商売柄、板の間暮らしか。他の畳暮らしの住人たちが羨ましかったのではないだろうか。
そういえば、この辺で深川丼をいただくんだった。

アサリやシジミを天秤棒で担いで売り歩く棒手振の住む長屋。畳も敷かず質素な生活振りがうかがわれます。
棒手振_1
棒手振_2
棒手振_3
【長屋の井戸ほか】
井戸と便所とは至近距離にあって、お世辞にも清潔とは言いがたいが、昔はみんなこんなものだったのだろう。それで死んでしまうような人は、生命力のない人物として淘汰されたのだろう。
井戸と共同便所、ゴミ溜め、お稲荷さんがある長屋住民の共有スペースです。
長屋の井戸ほか_1
長屋の井戸ほか_2

以上で『清澄庭園・深川江戸資料館など』シリーズは終了です。最後までご覧頂き有難うございました。

 

清澄庭園・深川江戸資料館など(8)

深川江戸資料館(2)
船宿ほか
堀割と猪牙船
猪牙舟が浮かんでいる。如何にも船宿の前という設定になっているなあ。猪牙舟は如何にも猪牙という感じだ。
深川は小名木川をはじめ縦横に掘割がはりめぐらされる町でした。展示室の掘割は、木場と隅田川をつないでいた油堀。
猪牙船は、数人乗りで船頭は一人が通常。「江戸の足」として利用されました。

堀割と猪牙船_1
堀割と猪牙船_2
船宿
あれまあ、船宿ってそういうところだったのかなあ。もうちょっと男の楽しみの場だったようなイメージが私の中にはあったが、…。下衆の勘繰りだったかなあ。
船宿とは、もともとは船で遊びに行く客を送り迎えするところでした。展示室では、堅実な「升田屋」と派手な「相模屋」という設定です。
派手な船宿「相模屋」
派手なのかなあ。朴念仁の私にはよくわからない。
派手な船宿「相模屋」_1
派手な船宿「相模屋」_2
派手な船宿「相模屋」_3
舟が到着するまでの間にちょっと一杯やるようなふうになっていたのだろう。肴も少しは用意出来たのかな?
派手な船宿「相模屋」_4
竈が土を捏ねた安物ではなく、銅の板で出来ていた高級品なんだ。中に水を入れて、薬缶のように使っていたのかなあ。きれいなものだなあ。これは江戸時代のシステムキッチンといったところだろうか。
派手な船宿「相模屋」_5
派手な船宿「相模屋」_6
派手な船宿「相模屋」_7
派手な船宿「相模屋」_9
派手な船宿「相模屋」_10
唯一派手かなと思わせるのは、三味線を弾く用意がされていることくらいだろうか。
派手な船宿「相模屋」_11
派手な船宿「相模屋」_12
堅実な船宿「升田屋」
若干おとなしめに見えなくもないが、そうなのかなあ。
堅実な船宿「升田屋」_1
堅実な船宿「升田屋」_2
堅実な船宿「升田屋」_3
堅実な船宿「升田屋」_4
こちらも竈には銅の板が使われているぞ。並んで建っていれば、そんなにグレードを落とせないというところかな。
堅実な船宿「升田屋」_5
堅実な船宿「升田屋」_6
堅実な船宿「升田屋」_7
堅実な船宿「升田屋」_8
堅実な船宿「升田屋」_9
堅実な船宿「升田屋」_10
堅実な船宿「升田屋」_11
佐賀町のコミュニティスペース
火の見櫓
これは現存していたら人気を呼ぶだろうなあ。昔のものは、情緒があるなあ。川越の『時の鐘』を思い出してしまった。鉄製の火の見櫓の数倍いい感じだ。
火の見櫓
水茶屋
よしず張りの「水茶屋」は今の喫茶店に相当するものだそうだ。
水茶屋
床店
寿司や天ぷらは、その当時のファーストフードだったのかな。当時は何を揚げて提供していたのだろう。ハゼの天ぷらなどだろうか。
床店

 

清澄庭園・深川江戸資料館など(7)

深川江戸資料館(1)
階段を降りると見える展示物
入場料400円は高かったかなと一瞬思った。今更お金を返して欲しいというわけにもいかず、先に進む。大きさは実物大とのこと。なるほど、下にいる人達をみると納得。
階段を降りると見える展示物_1
街並みの説明図
街並みの説明図
米屋とその蔵などが見えてきた
夕方の感じにしているのだろうか。館内がかなり暗い。ISO感度を上限にセットしないと撮影は難しそうに思える。う~~ん、困ったぞ。
階段を降りると見える展示物_2
階段を降りると見える展示物_3
八百屋
店舗正面から
下に降りると、通りは思っていた以上に薄暗い。当時は蝋燭とか行灯とかの時代だろう。この時間にも商いをしていたのだろうか。手前右側は八百屋のようだ。
八百屋_店舗正面から_1
世界に冠たる日本の食品サンプルが近くで入手できるのだから、もう少し瑞々しい感じの野菜を並べておいてほしいものだ。これでは買う気が失せてしまうのでは。
八百屋_店舗正面から_2
八百屋_店舗正面から_3
八百屋_店舗正面から_4
この竈だと、熾火の始末などを入念にしないと、すぐ火事になりそうだ。江戸の家屋は相当に狭かったようだ。今に始まったことではないのだ。(苦笑)
八百屋_店舗正面から_5
建屋の裏手
八百屋_建屋の裏手_1
八百屋_建屋の裏手_2
【八百屋「八百新」】
亀戸大根や砂村茄子など江戸近郊の新鮮な野菜が並びました。展示でも季節により品物の種類をかえています。

舂米屋
舂米屋(つきまいや)だったのか。江戸に出れば、玄米ではなくて、あこがれの白米を口にできたのか。なるほど。
子供の頃の街のお米屋さんを思い出した。もちろん精米機が備えてあったが。

関連事項を説明してあるHPへjump
舂米屋「上総屋」
舂米屋は、玄米を注文に応じて精白して売る町の米屋です。展示室では、長屋の大家という設定です。

舂米屋_店舗正面から_1
舂米屋_店舗正面から_2
舂米屋_店舗正面から_3
舂米屋_店舗正面から_4
舂米屋_店舗正面から_5
精米の仕掛け
餅も搗いて販売していたのだろうかと考えたのだが、そうではないようだ。餅搗きではなく、玄米を精米していたようだ。
足踏み式の杵と臼の装置は当時の流行りのデバイスだったのかな。世田谷の民家園でも川崎の民家園でも会津の資料館でも見かけた。『唐臼』というようだ。

精米の仕掛け_1
精米の仕掛け_2
精米の仕掛け_3
建屋の裏手
舂米屋_建屋の裏_1
舂米屋_建屋の裏_2
舂米屋土蔵
近くでみると手を抜かずにつくってあるようだ。
壁面の折れ釘や入り口の鼠返しなど細かいところまで復元されています。
舂米屋土蔵_1
舂米屋土蔵_2
地下1階から地上2階、三層にわたる高い吹抜けの大空間に展開する江戸時代の深川の町。
深川江戸資料館は、江戸時代末期、天保年間頃の深川佐賀町の町並みを想定復元した「情景再現、生活再現展示」です。
町並みには、表通りの大店と白壁の土蔵、船宿のたたずまい、そして猪牙舟の浮かぶ掘割には火の見やぐらが影を落としています。一歩路地を入れば長屋が並び、そこには庶民の暮らしがあります。
時代や場所だけでなく、そこに住む人々の家族構成や職業、年齢までを細かく設定し、それぞれの暮らしぶりにあった生活用品を展示してあります。

 

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