散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

草津~軽井沢~追分~善光寺(10)

本堂…国宝
本堂は正面からアクセスし、お戒壇巡りをして、『はい、さようなら』という向きが多いと思うが、側面に廻って見ると、結構な奥行きがあることがわかる。間口の倍以上ある。最奥の瑠璃壇に御本尊・一光三尊阿弥陀如来様をお祀りするなどで、それだけの奥行きが必要なのだろう。
善光寺参りの真髄は毎朝行われるお朝事に参拝することのようだ。そのお朝事は、宿坊住職はじめ宿坊専属の公認案内人が案内する。宿坊に泊まるメリットはそこにあるようだ。戸帳が開いて限りなくご本尊に近づけるのは確かだが、直接参拝することが出来るわけではない。それを願うならば、前立本尊なるご本尊の分身の仏様が公開される御開帳時に拝むことが出来るだけ。
善光寺は、日本において仏教が諸宗派に分かれる以前からの寺院であることから、宗派の別なく宿願が可能な霊場と位置づけられているそうだ。そうはいっても善光寺という大寺院を護持・運営する必要があり、今は、山内にある天台宗の「大勧進」と25院、浄土宗の「大本願」と14坊によって、それがなされている。
本堂_1
本堂_2
本堂_3
本堂_4

本堂は創建以来十数回もの火災に遭いましたが、そのたびに善光寺を慕う全国の信徒によって復興されてきました。現在の本堂は宝永四年(1707年)の再建で、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されています。間口約24メートル、奥行き約54メートル、高さ約26メートルという国内有数の木造建築で、T字型の棟の形が鐘を叩く撞木(しゅもく)に似ていることから「撞木造り」と呼ばれています。屋根は総檜皮(ひわだ)葺きです。
最奥の瑠璃壇には、御本尊・一光三尊阿弥陀如来様をお祀りしています。


経蔵…重要文化財
陰になって確認しにくいだろうが、経蔵と灯籠との間に輪廻塔が写っている。輪廻塔には「南無阿弥陀仏」の文字が刻んだ石車がついていて、これを回すことで功徳を積むことができると言われているそうだ。ふーーん、そういうものなのか。
経蔵_1
経蔵_2

宝暦九年(1759年)に建立された宝形造りのお堂です。内部中央には八角の輪蔵があり、その中には仏教経典を網羅した『一切経』が収められています。輪蔵に付属している腕木を押し回すことでこの『一切経』を全て読んだことと同じ功徳が得られるといわれています。また、経蔵内には輪蔵を考案した傅大士、並びに伝教・慈覚の両大師像が祀られています。

鐘楼・梵鐘…重要美術品
本堂と山門とに目がいってしまうあまり、鐘楼・梵鐘は景色の一部としてしか見ていない方が多い。でも、なかなか立派なものだった。
鐘楼・梵鐘

 

草津~軽井沢~追分~善光寺(9)

いよいよ善光寺参拝

仁王門
最初に潜るのは仁王門。国宝や重文の指定は受けていないが、風格のある建造物だ。そして仁王像も凄い。
仁王門_1
仁王門_2
仁王門_3

仁王門は宝暦二年(1752年)に建立されましたが、善光寺大地震などにより二度焼失し、現在のものは大正七年(1918年)に再建されました。この門には善光寺の山号である「定額山」の額が掲げられています。
仁王像並びに仁王像背後の三宝荒神・三面大黒天は共に高村光雲・米原雲海の作であり、その原型は善光寺史料館に展示されています。


山門近くの参道の様子
山門近くの参道の様子_1
山門近くの参道の様子_2

山門(三門)…重要文化財
前にきたときは檜皮葺きだったが、前回からは栩葺き(とちぶき)に変わっていたようだ。屋根葺きの材料が、樹皮からかなり厚手の板に変わったのだから気付いてもおかしくないのに、まったく気付かなかった。私は何を見てたんだろう。たぶん、「鳩字の額」の鳩がどこにいるかばかり見ていたのだろう。
山門(三門)_1
山門(三門)_2
山門(三門)_3

寛延三年(1750年)に建立された二層入母屋造りの門です。屋根は大正年間の葺き替え時に檜皮葺きとなりましたが、平成十四年から十九年にかけて行われた平成大修理において、建立当時と同じサワラの板を用いた栩葺き(とちぶき)に復原されました。
楼上には輪王寺宮筆の「善光寺」と書かれた額が掲げられています。これは通称「鳩字の額」と呼ばれており、3文字の中に鳩が5羽隠されています。更に「善」の一字が牛の顔に見えると言われ、「牛に引かれて善光寺参り」の信仰を如実に物語っています。

 

草津~軽井沢~追分~善光寺(8)

再び参道に戻る

参道の右側に宿坊がずらりと並ぶ。なかなか個性的で、ずっと見ていても飽きない。39の宿坊があり、それぞれ御堂があり、住職がいるそうだ。

参道の下方から、善光寺に向かって宿坊を見ていこう。今回取り上げるのは、坊とつく宿坊ばかりで、浄土宗の系統であり、大本願が束ねている。このほか、院とつく宿坊があり、そちらは天台宗の系統であり、大勧進が束ねている。

常円坊(本尊:阿弥陀如来像)常円坊_1
常円坊_2
常円坊_4
常円坊_5

淵之坊(本尊:阿弥陀如来像、善光寺縁起掛軸)淵之坊_1
淵之坊_2

兄部坊(『このこんぼう』と読む。本尊:延命地蔵菩薩像)
兄部坊_2
兄部坊_3

正智坊(本尊:阿弥陀如来像)
正智坊_2
正智坊_3

白蓮坊(本尊:浄土教八祖大師像)白蓮坊_1
白蓮坊_2

堂明坊(本尊:弁才天像)
堂明坊_1
堂明坊_2
堂明坊_3

堂照坊(本尊:庚申青面金剛像)
親鸞上人が100日逗留した遺跡とされるが、残念ながら撮り損ねた。代替としてフリーフォト写真素材を貼り付ける。
堂照坊
http://www.ashinari.com/2011/07/14-348424.php?category=46

大本願と大勧進
宿坊の反対側には、大本願がある。この大本願と大勧進とがどういう存在なのかよくわからなかった。以下は帰宅後調べたもの。
大本願の唐門
大勧進の門前で

大本願
大本願の創建以来、尼公上人をもって住職とし、代々皇室関係の方々が入山されています。近世において、尼僧では伊勢・慶光院、熱田・誓願寺とともに日本三上人といわれていましたが、今日では大本願の上人様のみが法灯を継承されております。大勧進の貫主(かんす)と共に善光寺住職を兼ねており、毎朝善光寺本堂で行われるお朝事(お勤め)に出仕されます。
大本願には、本誓殿・奥書殿・明照殿・表書院・光明閣・寿光殿・宝物館などがあります。

大勧進
大勧進の住職は貫主(かんす)と呼ばれ、大本願の上人(しょうにん)と共に善光寺住職を兼ねています。
貫主は代々比叡山延暦寺より推挙される慣習になっており、毎朝善光寺本堂で行われるお朝事(お勤め)に出仕されます。
大勧進には本堂の万善堂の他、無量寿殿・不動堂・地蔵八角円堂・紫雲閣・宝物殿・僧侶が修行をする聖天堂などがあります。また、奥書院は明治天皇御巡幸以来、大正天皇、昭和天皇両陛下の御駐泊により、昭和八年に行在所に指定されました。

 

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