散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

名越切通しを歩く(7)

法性寺
境内の様子
奥の院の更に山の上にある仏教施設
真下の奥の院まで行ったが、これは怖そうなので、確かめずにパス。後で調べたら、『山王権現祠』のようだ。怖いはずだ、周辺一帯を岩石採掘のために削ってしまったのだから。塔みたいに岩が残っているだけなのだ。
日蓮避難の法窟がある岩山頂上にある法性寺鎮守。法窟手前、日朗廟所正面に鳥居と参道石段があり、頂上に小祠と、左右に題目石碑、五重塔が置かれている。比叡山麓の日吉大社を本社とし、山王信仰に基づき日本全国に祀られた末社のひとつ。伝承によれば法性寺建立前よりこの地に山王社が祀られており、日蓮も名越路を通り鎌倉に入る際には必ずその社を拝んだとされる。古来、山王神の神使は猿とされている。この岩山はもともと尾根筋と連続していたものが、間が人工的に掘り下げられた結果、取り残されたものと考えられる。岩山の尾根側の崖面下にもやぐらが掘られている。
奥の院の更に山の上に_1
奥の院の更に山の上に_2
奥の院の更に山の上に_3
大切岸の下になるところ
墓地から見た。此処も石切り場だったのだろう。
大切岸の下になるところ
奥の院
祖師堂
境内山上にある。現祖師堂は大正13年1923年建立。法華経勧持品第十三を読経する日蓮の等身大坐像が安置されている。
祖師堂_1
祖師堂_2
日朗菩薩御廟所
祖師堂前、向かって右手にある四面堂で、堂内に石塔を納める。
日朗菩薩御廟所
御避難の法窟
祖師堂向かって左側の岩山に、祖師堂に面して開いた石窟(やぐら)があり、これが、松葉ヶ谷法難の際に日蓮が避難した場所であると伝えられている。法窟内には、題目が刻まれた石塔(五輪塔)が安置されている。この五輪塔には、観応3年(1352年)の日朗三十三回忌に、九老僧の一人、日輪が諷誦文を手向けたと伝えられる。なお、山を越えた松葉ヶ谷の安国論寺境内にも、同法難時に避難したとする「南面窟」と呼ばれる小洞窟がある。
御避難の法窟
境内の様子の続き
本堂に下る急坂
本堂に下る急坂
もしくはこちらの少しゆるやかな坂
曲がって長さが長い分、若干勾配は緩やかだった。山号にちなんだ白猿の石像もあった。
少しゆるやかな坂_1
少しゆるやかな坂_2
少しゆるやかな坂_3
本堂
扁額には『日朗菩薩墳墓霊場』と書かれてあるようだ。
本堂
本堂前
逗子の街
逗子の街
水仙も
水仙も
山門
横須賀線が名越のトンネルに入る直前に車窓から右手に見える山門だ。一度よく見ておきたいものだと思っていたが、念願がかなった。
山門
日蓮が鎌倉の松葉ヶ谷で焼き討ちに遭った際(松葉ヶ谷法難)、3匹の白猿が日蓮を助けこの寺にある岩窟に案内したという。
日蓮は弟子の日朗に寺を建てるようにいったが、日朗はその前に亡くなってしまったという。
奥の院前のお堂には、日朗の墓がある。


横須賀線のトンネル
ちょっとつらい思いをして通ってきた名越切通し。今はその真下を横須賀線のトンネルが走る。並行するように名越トンネル群の小坪隧道が走る。おばけがでるという話が昔から有るようだ。
「トンネルの真上に火葬場があってね、それでときどき車の脇を、おばあさんの生首が飛ぶんだって」(浅田次郎『夕暮れ隧道』より抜粋)
横須賀線のトンネル
こちらは道路の小坪隧道…Free画像を借用
小坪隧道

ここを線路伝いに歩けば、まもなく逗子駅に到着する。
以上で、『名越切通しを歩く』シリーズはおしまいです。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

名越切通しを歩く(6)

大切岸(おおきりぎし)
こんな感じだが、カメラワークが良くなかったのか迫力が出なかった。残念。
大切岸_1
大切岸_2
大切岸_3
大切岸_4
大切岸_5
大切岸の前面広場には
春を思わせる花が咲いていた。此処は暖かい逗子なのだ。
大切岸の前面広場には_1
大切岸の前面広場には_2
その先は、無常にも通行禁止
工事関係者がいるのに無視して進入する訳にはいかない。衣張山を経て釈迦堂口切通しへ歩いて行く遠大な計画はご破算となってしまった。途中に工事中の予告表示などがなかったから、がけ崩れなどの緊急の工事だったのかもしれない。
無常にも通行禁止_1
無常にも通行禁止_2
仕方なく引き返す
仕方なく引き返す
断崖絶壁が
ほぼ垂直に切り取られているのが、お分かりいただけるだろうか。うーーん、怖い。更に奥にある瀟洒な洋館は、どうやって建てたのだろうか。決して小さくはない家屋だ。それより何より、あそこに行くには急峻な崖を徒歩で行くしか無いと思われる。何故あそこに建てたのだろうか。
断崖絶壁が_1
断崖絶壁が_2
大切岸の評価をめぐって(逗子市教育委員会HP)
大切岸は、長さ800m以上にわたって高さ3〜10mにもなる切り立った崖が尾根に沿って連続する遺構で、従来から、鎌倉幕府が三浦一族からの攻撃に備えるために、切通の整備と一体のものとして築いた、鎌倉時代前期の防衛遺構だと言われてきました。
しかし、平成14年度に発掘調査したところ、大切岸は、板状の石を切り出す作業(=石切り)の結果、最終的に城壁のような形で掘り残されたもの、つまり石切り場の跡だということが確認されました。
石切りが行われた時期ははっきりわかりませんが、堆積している土砂の上層に、江戸時代、宝永4年(1707年)の富士山噴火による火山灰が含まれていますので、それより古い時代であることは確実です。
14〜15世紀の鎌倉では、建物基礎や溝の護岸、井戸枠などに切石が盛んに用いられていますので、名越の山中で大規模に石切りが行われたのも、その頃が中心ではないかと考えられます。
ただ、この結果のみをもって、大切岸に防御的な目的は一切なかったと即断することはできません。『吾妻鏡』の記事に見られるように、鎌倉は敵の攻撃を防ぐのに適した地形=要害と認識されていました。あくまでも推測ですが、このように大々的な石切りを行なっても、鎌倉の街を取り囲む尾根を安易に掘り割ることはせず、あえて城壁のような崖を残したのかも知れません。


法性寺方面へ下る
途中の絶壁
先ほどの大切岸と法性寺との分岐点まで戻り、法性寺の寺域につながる急坂を下ることにした。怖くて腰が引けているのか、構図など考える余裕など無し。何だかよくわからない画になってしまった。そんなこんなで、やっとの思いで降りて来た。
今考えれば、曲がりなりにも簡易の階段があるのだし、そう怖がる必要もなかったのだが。

途中の絶壁_1
途中の絶壁_2
途中の絶壁_3
途中の絶壁_4
途中の絶壁_5
途中の絶壁_6
途中の絶壁_7

 

名越切通しを歩く(5)

再び、名越切通しのてっぺんと思しき分岐点まで戻った。ここから大切岸を目指す。下りだけかと思ったら、暫く上るのだった。

大切岸に向かう
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに
とは言うもののスレほど長い上り道ではない予感が。道はこの辺りだけ最近になって付け替えたようだ。名越切通しのメインルートでは全く他の人と出会わなかったのに、この道に入った途端、何人かの人と出会う。不思議なものだ。
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに_1
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに_2
この辺は道を付け替えたのかなあ
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに_3
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに_4
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに_5
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに_6
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに_7
金網の右下は『まんだら堂やぐら群』だったかもしれない。怖かったので、覗く勇気が出なかった。(^_^;)
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに_8
分岐すると平場があり、ちょっと上っていく感じに_9
この辺から下る
この辺から下る_1
路傍の石を見ると、名越切通しのメインルートのてっぺん辺りにあった置き石は、長い期間人の足て踏まれたために地表に露出した山の一部なのかもしれないと思った。
この辺から下る_2
再び分岐点の標識が
此処で法性寺に下りるか、大切岸方面に進むかだ。迷うことなく後者を選択。
再び分岐点の標識が_1
再び分岐点の標識が_2
チラと見えた法性寺の墓地
落ちたら死んじゃうぞ
落ちたら死んじゃうぞ
イキナリ迂回路か
迂回しないと相当に怖いところだ。手摺も何も無いのだ。ここから落ちたら助からないだろう。右端のヒョロ長い樹木は崖下から伸びてきているもの。
イキナリ迂回路か_1
イキナリ迂回路か_2
迂回路にあった鎌倉市指定の石像建造物石廟2基(逗子市との境界辺りになる)
鎌倉市指定の石像建造物石廟2基_1
鎌倉市指定の石像建造物石廟2基_2
鎌倉市指定の石像建造物石廟2基_3
ごく短い迂回路は終わり
逗子の街が見える
逗子の街が見える
やっぱり、あの絶壁は怖い
やっぱり、あの絶壁は怖い。垂直に切り立っている。
見晴らし台が整備されていた
そうなのだが、安全を考慮して内側のロープが張ってあるので、見晴らしは正直っていよくない。せめて、踏み台のようなものを要ししてくれたら言うことはないのだが。
見晴らし台が整備されていた
大切岸が見えてきた
大切岸が見えてきた

 

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