散歩三昧

散歩や旅行の合間に撮った写真に簡単な説明を加えました

 

兵庫~滋賀~京都(19)

仁和寺(6)
ずっと続けて取り上げてきた仁和寺も今回が最後。しかし、よくもこんなに国宝や重要文化財が揃ったものだ。
金堂 国宝
応仁の乱で堂塔伽藍がことごとく焼失した後始末。重要文化財指定のものは徳川幕府の寄進によるもの。で、金堂は、慶長18年(1613年)に建立された旧皇居の正殿・紫宸殿を寛永年間(1624年-1644年)に移建改築したものだ。建てたばかりの正殿・紫宸殿を移築したのだ。おそらく箔をつけるべく徳川幕府が気遣いをしたのだと思う。
移築の際、宮殿から仏堂への用途変更があった。そのために、屋根を檜皮葺きから瓦葺きに変えるなどの改造が行われているそうだ。当然内部は改造が必要だったと思うが、檜皮葺きから瓦葺きに変える必然性はあったのだろうか?
金堂 国宝_1
何やらぶら下がっているものは、蔀戸を吊るための金具だろうか?
金堂 国宝_2
金堂 国宝_3
金堂 国宝_4
金堂 国宝_5
金堂 国宝_6
金堂 国宝_7
金堂 国宝_8
向拝の軒先には何やら髭の爺様が乗っている。どうやら孔子をイメージしたものらしいと書いているブログがあった。孔子にしてはちょっとひねた爺さん像だなと思い調べたら、黄安(こうあん)という仙人だそうだ。仁和寺の説明では、亀は3000~4000年に一度、水面に顔出すといわれ、黄安はその亀を3~4回見たそうだ。永遠の象徴として安置されているとのことだ。ここで言う亀とは、贔屓(ひいき・びし、拼音:Bìxì、正字体:贔屭)のことを指すようで、中国における伝説上の生物だ。リアル亀での話ならば、私もあの上に像をつくってもらってもおかしくないのだが、…。
金堂 国宝_9
金堂 国宝_10
慶長18年(1613年)に建立された旧皇居の正殿・紫宸殿を寛永年間(1624年-1644年)に移建改築したもので、近世の寝殿造遺構として重要。宮殿から仏堂への用途変更に伴い、屋根を檜皮葺きから瓦葺きに変えるなどの改造が行われているが、宮殿建築の雰囲気をよく残している。
観音堂 国指定重要文化財
修復工事中だった。覆いが掛けられているので、様子を伺うこともできない。PDF画像で見ていただこう。
観音堂 国指定重要文化財
1641-1645年建立。入母屋造、本瓦葺で前後に向拝が付き、たち(軒までの高さ)の高い建物です。本尊は千手観音菩薩で、脇侍として不動明王・降三世明王、その周りには二十八部衆が安置され、須弥壇の背後や壁面、柱などには、白衣観音をはじめ仏・高僧などが極彩色で描かれています。内部は通常非公開とされ、現在も仁和寺に伝わる法流の相承などに使用されています。
修復工事の様子を取り上げた頁にjump

御影堂 国指定重要文化財
1641-1645年建立。旧皇居の清涼殿の用材を用いて建設したもの。宗祖空海を祀る。この堂宇は大事に扱われているんだと思った。旧皇居の清涼殿そのものを移設したのではなくとも、相応の風格があった。
御影堂 国指定重要文化財_1
御影堂 国指定重要文化財_2
御影堂 国指定重要文化財_3
御影堂 国指定重要文化財_4
御影堂 国指定重要文化財_5
御影堂中門 国指定重要文化財
1641-1645年建立。単なる門だと思い、うっかり撮るのを失念してしまった。国指定重要文化財だったんだ。
経蔵 国指定重要文化財
1641-1645年建立の禅宗様建築。五重塔よりも一段高い敷地に、金堂や御影堂などとともに建っている。
経蔵 国指定重要文化財_1
経蔵 国指定重要文化財_2
壮麗な建物であるが、この花頭窓の色合いはちょっと似合わないのではと思った。時間がたった今になってみれば、生で見たときの奇異感は薄らいだのだが。
経蔵 国指定重要文化財_3
経蔵 国指定重要文化財_4
鐘楼 国指定重要文化財
1644年建立。格式を誇る袴腰の鐘楼で保存状態は非常に良さそうだ。非常に立派だが、流石に東照宮の鐘楼・鼓楼ほどには造らなかったんだ。当たり前かな。
鐘楼 国指定重要文化財_1
鐘楼 国指定重要文化財_2

次回は、今回の旅の最後に訪れた妙心寺を取り上げる

 

兵庫~滋賀~京都(18)

仁和寺(5)
勅使門 登録有形文化財
勅使門に関しては前回までは内側のみをを見ていただいていた。遅ればせながら、表側を見ていただく。こちらが表側だ。勅使参向のとき、勅使がこのあたりに立ったのか。
勅使とは、天皇・皇帝・王など国の元首が出す使者のこと。勅使は天皇の代理としての資格を以って宣旨を伝達することから、勅使を迎える者が、たとえ官位において勅使よりも上位であったとしても、天皇への臣礼同様、敬意を払うこととされたとのことだ。そのため、このような豪華な門が用意されたのか。
壮麗さは並み居る国指定重要文化財を遥かに凌駕するものだと思う。

勅使門 登録有形文化財
大正2年(1913年)竣工。設計は京都府技師であった亀岡末吉。檜皮葺屋根の四脚唐門で前後を唐破風、左右の屋根を入母屋造としています。また、鳳凰の尾羽根や牡丹唐草、宝相華唐草文様や幾何学紋様など、細部にまで見られる彫刻装飾は、伝統的和様に亀岡独自の意匠を取り入れたもので、斬新かつ見応えがあります。
中門 国指定重要文化財
1641-1645年建立。寛永年間に徳川幕府の寄進で建てられた一連の建造物の一つ。見た感じ、しっかりは造られているが、是非とも国指定重要文化財として扱うほどの感じには見えない。一連の建造物の一つとして、おまけで指定された感じがしてしまう。
ある方のブログに、左側に多聞天像、右側に持国天像が納められていると書かれてあった。下記、仁和寺の説明では、左側に西方広目天像と右側に東方持国天像と言うことになる。左側は多聞天像のように見えるが、間違っているのかなあ。
中門 国指定重要文化財_1
中門 国指定重要文化財_2
中門 国指定重要文化財_3
中門 国指定重要文化財_4
中門 国指定重要文化財_5
中門 国指定重要文化財_6
中門 国指定重要文化財_7
二王門と金堂の中間に位置し、五重塔や観音堂といった伽藍中心部に向かう入口ともいえる門。切妻造・本瓦葺・柱間三間の八脚門で、側面の妻部には二重虹梁蟇股が飾られています。また、向かって左側に西方天、右側に東方天を安置します。
五重塔 国指定重要文化財
1644年建立。寛永年間に徳川幕府の寄進で建てられた一連の建造物の一つ。その内で、徳川家光が威信を見せるべく注力したのは、二王門と五重塔ではないかと私は思っている。
五重塔 国指定重要文化財_1
五重塔 国指定重要文化財_2
初重西側には、大日如来を示す梵字の額が懸けられている
五重塔 国指定重要文化財_3
五重塔 国指定重要文化財_4
寛永21年(1644年)建立。塔身32.7m、総高36.18m。東寺の五重塔と同様に、上層から下層にかけて各層の幅にあまり差が見られない姿が特徴的です。初重西側には、大日如来を示す梵字の額が懸けられます。
塔内部には大日如来、その周りに無量寿如来など四方仏が安置されます。中央に心柱、心柱を囲むように四本の天柱が塔を支え、その柱や壁面には真言八祖や仏をはじめ、菊花文様などが細部にまで描かれています。

御室桜
ここが御室桜の林。遅咲きで、背丈の低い桜だ。が、開花した画像がなければイメージしにくいことだろう。
御室桜_1
御室桜_2
PDF画像によれば、このように咲くようだ。
御室桜_3
毎年春、仁和寺は満開の桜で飾られます。金堂前の染井吉野、鐘楼前のしだれ桜などが競って咲き誇ります。その中でも中門内の西側一帯に「御室桜」と呼ばれる遅咲きで有名な桜の林があります。古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われております。
九所明神本殿 国指定重要文化財
1641-1645年建立。仁和寺の解説文によれば、九所明神は本殿・左殿・右殿の三棟からなる。本殿が国指定の重要文化財であると記されてある。そうすると、左殿・右殿の2棟はその扱いを受けていないように解釈できないこともない。
国指定文化財等データベースでは、紛らわしい書き方であるが、解説文には、仁和寺全体としての中に、『九所明神本殿は三殿からなり、中殿が一間社流造、左右殿は四間社流見世棚造である』とある。三殿ともに含まれているようだ。国の書き方では、中殿・左殿・右殿の三殿で構成される『本殿』という認識なのだろう。
ところが仁和寺の呼び方では、本殿・左殿・右殿の三棟からなる。国指定の重要文化財の名称は『九所明神本殿』とあるから、真ん中の棟のみが重要文化財のように見えなくもない。実に紛らわしいのだ。
九所明神本殿 国指定重要文化財_1
九所明神本殿 国指定重要文化財_2
九所明神本殿 国指定重要文化財_3
この説明板では、九所明神の全体が国指定重要文化財になっているように読める。この表記が一番素直に読むことができる。このような表記に統一したほうが良いように思った。
九所明神本殿 国指定重要文化財_4
九所明神本殿 国指定重要文化財_5
九所明神拝殿
九所明神拝殿
仁和寺の伽藍を守る社。社殿は本殿・左殿・右殿の三棟あり、八幡三神を本殿に、東側の左殿には賀茂上下・日吉・武答・稲荷を、西側の右殿には松尾・平野・小日吉・木野嶋の計九座の明神を祀ります。
九所明神の最古の記録は『御室相承記』に、建暦2年(1212年)に境内南にあったものを東に遷宮した事が書かれています。現在の建物は寛永年間に建立されたものです。

 

鳥撮りの練習(3)

どうも思ったほどの成果が出ない。またまた場所を変えた。今回は城南地区の公園だ。
城南地区の公園(1月11日)
ヒヨドリ、ムクドリ、ハクセキレイばかり現れる。あまり好きな鳥さんでないので、撮影練習程度に撮った。が、取り上げる気にはならない。諦めて帰ろうと思ったときに、思っていた鳥さんたちがいてくれた。
ツグミ
漸く好きな鳥さんたちが現れた。トップバッターはツグミ(だと思う)。
ツグミ_1
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ツグミ_18
シジュウカラ
田舎に住んでいた頃からよく見ていた鳥さんだ。よく見るとおしゃれなカラーリングだ。
シジュウカラ_1
シジュウカラ_2
シジュウカラ_3
シジュウカラ_4
シジュウカラ_5
シジュウカラ_6
メジロ
漸く久しぶりにカメラに収めることができた。大好きな鳥さんだ。
メジロ_1
白い縁取りに黒い目だと思っていた。よく見ると、違うようだ。
メジロ_2
メジロ_3
メジロ_4
メジロ_5
メジロ_6
メジロ_7
メジロ_8
メジロ_9
何を漁っているのだろうか
メジロ_10
メジロ_11
きれいな鶯色だなあ
メジロ_12
メジロ_13
メジロ_14

エガラは何度も挑戦したが、うまく撮れなかった。残念。もう暫く練習してからでないと、どこへ行っても対応できそうにない。
以上で、『鳥撮りの練習』のミニシリーズは終了です。最後までご覧いただき有難うございました。

 

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12月18日(日)深夜から21日(水)朝まで、関西方面旅行中です。その間の私からのアクセスはできません。m(_ _)m

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